【ライブレポート】MM祭・2019/4/6・渋谷ロフトヘブン(Ba.恵美直也) | ちゃげえみ(かお2015/東城薫のブログ)

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ベーシストじゃないただのベース好きがライブレポートやコラムでベース愛を発信するブログ。ライター兼ボーカル。推し:Chageさん 惠美直也/恵美直也さん

4月6日、渋谷LOFT HEAVENで行われた第二回MULTIMAX祭へ行ってきました♪

事前に用意した紙飛行機☆

 

第2回MM祭

https://twitter.com/m_keiske/status/1113050966792650752

村上啓介

恵美直也

関淳二郎

佐藤邦治

安倍元彰

藤田宇海

村上通

 

これは啓介さんのツイートですが、もちろん私のスコープは…グイーン(←寄る音)

こうですね。

…こ、これは!

つい先日書いたばかりですが、マルチでプレベだけなんて…オキドキツアーをイメージしてしまう…!

DVD・Oki doki!の感想

※この画像のプレベは恵美さんのウィキペディアに使われている画像のベースだと思われます

 

というわけで、オキドキツアーの演奏とか、初対面のプレベとか、ワクワクしながら当日を迎えました。

で、入場直後のツイートがこちら。

吉祥寺曼荼羅のライブレポで語りつくしましたが、私が一番好きなベースだったんです…!

見た瞬間、予想が外れたことよりサプライズ感が上回って笑っちゃうぐらい幸せでした♪

 

いつもの、セットリストと何か(別名:謎の表)。

※使用ベース:プレシジョンベース(ピンク※フェスタレッド
※左手:軍手(白※手首のゴム青

 

さて、今回は恵美さんのブログに書かれていた「円熟」という言葉について語りたいことがありますので、いきなりライブレポに入りますよ!(それが普…ry)

 

1.MOFU

啓介さんが「生音MOFU」ってツイートされていて、カウントからドラムとギターで始まったような。

いつベースが入ってもいいように恵美さんの右手を凝視してるので(常)、その後は覚えていませんが。


2.MULTI MAXのテーマ

前回のMM祭と視野がぜんぜん違うことに改めて感動。

世界一好きなベーシストの演奏をライブで聴けるというだけでも幸せなのに、ベースアンプ前方2列目で、人の頭にも譜面台にもカブらず恵美さんの両手が見られるという。

もう「肩から腕の角度で指かピックか見分ける」という、どうかしてる見方しなくてもいいんだ~!(歓喜)

…こういう感じで浮かれてフッワフワしてたので、前半のベースラインの記憶があまりないという。

あっ、でもフィンガーレストが3個って数えられたので、少なくとも今年の1月(吉祥寺曼荼羅)よりは落ち着いているってことですよね…進歩進歩。

ハッと平常心(でもないけど)に戻ったのが、間奏から指弾きになったところ。

間奏っていうのかな、この動画で言うと0:55あたりから。

2019年4月6日第2回MM祭開催!(マルチマックスのテーマ)

前回はずっとピックだったんで油断してた…

指弾きのリズムが力強くてカッコ良くて、メロメロになりました~!

ブレイク後はまたピックに戻って、ベースラインもゆっくり深く動く感じが濃くて好き~!


3.RAINY DAY

冒頭の「デデデーン!」って感じのところがもうカッコイイ…。

プレベの音圧で押されるような迫力ある指弾きで、ニヤニヤさせられっぱなしでした。

音圧っていうのかどうか分からないけど、風圧の音バージョンみたいな意味で使ってます。

録音しても再現できない、実際に胸骨が振動する感じ。

アンプそんなに大きくなかったんだけど、迫力あったなー。

そう、迫力。

プレベの音圧だけじゃなくて、演奏がグイグイ来る感じですっごく迫力あったんです。


4.どうだい

左手を見ながら「トゥーントゥトゥン」を楽しむ曲です。(違…わない!)

で、この曲だけじゃないけど、最後のキメ?あたりが指弾きで、こう…バーン!って。

あの…言葉を選ばず書くと「ドヤァ!」って感じで。

表情とかパフォーマンスじゃなくて、音がね。

おぉぉぉ…カッコいい…ってのけぞるぐらいカッコ良かったです。

 

5.Mr.Liverpool
6.LOVE

この2曲なんて、軽快とか爽やかとか可愛いイメージすらあったのに、すっごくカッコ良かったもんなぁ。

特にLOVEのイントロから歌い出しの間にグリスが入ってて、曲中も曲終わりも男っぽさがあって、なんか今日は違う~!って。


7.いいんじゃあないのォ

弾かないから分からないんですけど、1音1音スライドさせてるっていうんでしょうか。

音が重くて、(不良っぽいという意味の)ワルって感じ。

あと、ここからずっと「目が2セット…じゃなくて3セット欲しい!」状態でした。←いた人しか分からないけどいても分からない独特な表現


8.螺旋の舞台
9.箱の中身はなんだろう

箱の2番がDVD仕様でしたね~(ホクホク)

思わず「ハッ♡」って声が出たぐらい幸せでしたね~(ホクホク)

(前回のMM祭でもDVD仕様だったけど視界がry)


10.勇気の言葉

曲順と奏法とかを記録してるメモに「超かっこいい!!」って何の記録にもならないことが走り書きしてあったぐらい超絶カッコ良かったです。

特にサビのリズムが、好みすぎて。

ベースラインとしては普通な感じだと思うんですけど、普通じゃなくウッキウキワックワクさせられるのは疾走感あるリズムのおかげだと思うんです。

こないだ届いたばかりのWell,Well,WellDVDに入ってる「SO SO」のサビも、普通のルート弾きでも心が躍って楽しくなるし。


11.MILKY WAY BLUES

MC終わりで啓介さんがコード進行だけ指示(確認)して始まるというフリースタイルなミルキー。

ピアノとギターのソロ回しがあって、啓介さんが「ワンモア!通!」とか自由な感じで振ったりして。

恵美さんのバンマス感ある動き(去年のMMレポでも好きって書いた)も見られて。

いやぁ~、このミルキーめっちゃ良かったです。

あっ、それで思い出した。

どこのMCだったか忘れたけど、関さんが長めの話をしてるときにみんなはBGMっぽく演奏してて、恵美さんが左手だけで鳴らしてたところがニンマリするぐらい素敵でした♪


12.月がいい訳をしてる

通さんと宇海さんボーカル曲。

バラードでもリズミカルなベースが聴けて好きなナンバーです。

(いつもよりスローだったのは生演奏だったからか…と今頃気づいたのはミルキーも生演奏だったからですね)

左端と右端で歌ってたのが、曲終わりのMCでネタになり。

恵美さんが「でも遠いデュエットっていいね♪」ってロマンチックな感想を仰ったのがツボでした~


13.NとLの野球帽

ベースはかなり後の方から入ってた記憶。

1番サビ終わり(「俺が笑ってる」とか)あたりから…だったような。


14.Style

この曲のスライド(「そんな君じゃない」の後とか)が好きなので左手を見ようと決めてたんですけど、なんかスライドすらリズミカルで(語彙が…)右手も見たくてですね。

皆さんも目は1セットしかないのにどうしてるんだろう…

終演後に真後ろの席の人から「ほんとに恵美さんしか見てないんですね…!」って驚かれたけど、もはやそんなレベルじゃないんですと言いたかった…!(←言えなかったけど書いた////)

イントロと「ほろ酔い気分で~」あたりがサムピッキング。

 

15.組曲 WANDERING

 

来ましたね。

今回のMM祭でやると予告されていた「長い曲」こと、組曲。

私がもう楽しみで楽しみで仕方なかった組曲。

フォロワーさんから奏法についての質問もあったことですし、ガッツリ書きますよ。

 

まずは、オキドキDVDと今回のMM祭りとの奏法の違いを説明していいですか。

あっ、私はベーシストでもなくベースに詳しいわけでもないただの素人ですからね。

語尾に「…と私が勝手に思ってます」とか「知らんけど」とか脳内補完してお読みください。

 

分かりやすいように、歌詞カードの画像にサブタイトル?を入れたもの。

そして、オキドキDVDと今回のMM祭との奏法比較表。

※注意:正しいかどうかは分からないですよ~

同じピック弾きでも、DVDの方がピックを長く持ってしならせて弾くロックっぽい音色で、MM祭はそれよりは指弾きに近い感じの音色。(エフェクターは勉強不足なのでかかってても分かりません)

 

(「遊びましょ~」から)は、DVDの指弾きが池の水ならMM祭りのピック弾きは清流って感じで音色が澄んだイメージ。

その音色がそれぞれ、ひろみさんの声と宇海さんの声と相性いいなぁって思いました。(これは意図されてないと思うけど)

好みなのはDVDの方ですけど、もし音源だけだったらきっとMM祭の方も指弾きだと思うぐらい角が丸くてすっごくイイ音色でした。

こういうところが音色職人だなぁって惚れ惚れするんですよね~。

あぁ…音源と映像とホワイトボード用意してみんなに恵美さんの良さを広めたい…!(ジタバタ)

 

(「君の中で夢の中」から)は、DVDとMM祭で違いがハッキリくっきり。

ピック弾きのガンガン行くロックな感じと、指弾きの踊りたくなるようなテンション上がる感じ。

これはMM祭の方が好み~!

右手を凝視しながら満面の笑みで「か…かっこいい♡」ってつぶやいちゃった記憶ありますもん…!

め~っちゃ楽しくてウキウキさせられて、みんな知ってること書きますけど恵美さん上手いなぁ!って。

 

でね、組曲といえばDVDの感想でも書いたグリス。

「ブーン」とか「トゥーン」って感じで音が伸びてる間に音程が変わる奏法のことで、「始まり」と「蘇生」でずっと入ってるんです。

ちょっとベース音チャレンジコーナーみたいになって話が反れるんですが、Well,Well,WellのDVDをご用意してお聞きください。

えっ…まだ買ってない?

それは大変!こちらからお買い求め頂けます→[DVD]MULTI MAX CONCERT TOUR 1994 Well,Well,Well

こちらには販売促進動画もございます→MULTI MAX CONCERT TOUR 1994 Well,Well,Well DVDリリース決定!!

 

でね、でね、グリスとかスライドが特別好きってわけじゃないんですが、恵美さんのはすごーく表情豊かで大好きなんです。

Well,Well,Well,のDVDについてはまた感想ブログで熱く語るとして、今回はサラッと3曲を聴き比べていただきましょう。

それぞれ冒頭に入ってるグリスなんですけど…

「SO SO(7:44)」は瞬発力があって、「食わずにいられない(39:45)」は可愛くて、「組曲(1:52:39)」は重くて深い。

(ここでは余談すぎるけど「食わずにいられない」のグリスがお腹なった音みたいに聞こえて曲に合っててカワイイの////)

組曲のグリスは、音程が一方向じゃない(上がってから下がってる)からか、こう…沼に引きずり込むような粘っこさというかカオス感あるんですよね。

あ、組曲に関してはオキドキDVDの方がベースライン聴こえやすいです。えっまだ買ってない?それは大変こ(ry)→[DVD]DOCUMENT&LIVE 1996-1997 177Days Oki doki!

 

MM祭のレポに話を戻して…。

目の前でこの深いグリスを何回も何回も堪能できて幸せでした~!

左手凝視しながら幸せをかみしめてました。

「蘇生」のとこなんて左手の記憶しかなくて、本当にピック弾きだったのかあやしいレベル。

あー、カッコ良かった!


16.暁の三匹
17.MEBIUS
18.愛がお前をすくい投げ
19.WORKING

 

どう思います?このセトリ。

神すぎるというか、ここまできたら逆に鬼っていうか。

毎回イントロで「おぉぉぉぉ!」ってなってましたよ。

特に、MEBIUS終わりから安倍さんのパーカッションとサツクさんのドラムでソロ回しがあって、かーらーのすくい投げイントロなんて鳥肌立ちました。

MEBIUS→すくい投げ→WORKINGは、MCも無しですから…。

しかもその前に組曲やってるわけで、っていうかそこまでに十数曲もあったわけで、いやぁ…これは確かに「もぐもぐタイム」必要ですね。

 

で、アンコール。

官能のEsplendida !
WINDY ROAD

紙飛行機を用意してた時は「ダークレイクプラシッドブルーのイラスト描きたいなぁ」って思ってたんですけど、まさかの合致(笑)。

 

というわけでレポ自体はこれで終了~。

あとは「円熟」について語るのみ。

 

…なんですが、私のレポを読んで「MM祭に行きたくなった!」という素敵なあなたに朗報!

なんと、5月4日(土)の新宿SACT!でMM祭の番外編が開催されます!

https://twitter.com/m_keiske/status/1114877425060442114

もちろん私も行きます!

 

さて、恵美さんのブログ(MM)に書かれてあったこの一文。

> 若かりし時よりも円熟の演奏ができたと思う

 

円熟を調べるとこんな感じ。

> 人格・知識・技術などが円満に発達し、豊かな内容をもっていること。

> 「円熟の域に達する」「円熟した人間味」

四字熟語でよく使われる、老成円熟ならこんな感じ。

> 経験が豊富で、人格や技能が十分に熟練していること。

 

ご覧の通り、すっごく良い意味ですよね。

でもその「円熟」っていう良い意味の言葉ですら謙遜に聞こえるような演奏だったと。

「そんな…恵美さん…円熟だなんて!」ってパソコンに向かって言いそうになるぐらい。

ついそう言いたくなるぐらい、迫力があって、オラオラ系で、攻めてて、スリリングで、すっごくカッコ良かったんです!(表現に乱れが…)

 

去年の6月に恵美さんのファンになってまだ十数回しかライブは見てないんですけど、今までは確かに「円熟」と言われても納得。

でも、今回のMM祭は今までとすご~く違っていたような。

唯一、1月5日の吉祥寺曼荼羅で聴いた「月明かりの下で」の演奏(特に後半)が今回と似たカッコよさだったので、それを手がかりにしてみると…。

円熟っていうすごく良い意味の言葉に対抗できる表現じゃないんですけど、「荒々しさ」とか、「120パーセント」とか。

「楽曲が求めるベース」と「俺のベース」の割合が、いつもより後者成分多め…というか。

 

まだ伝えきれてない…。

オキドキDVDの感想では投球で例えたから、それでいこう。

いつも完投する四十代の投手が、宿命の対決とか大切な試合でペース配分とか考えずに全力で投げるカッコよさ…。

あれ…失礼になってないかな。(ハラハラドキドキ)

 

最初に「エモーショナル」って言葉が浮かんだんですけど、そういう分かりやすい感じでもなくて。

パフォーマンスとか表情とかじゃなくて、音なんですよね。(お前表情見てないだろというツッコミは置いておいて)

言葉を重ねているうちに、こんな暑苦しい文章になってしまいました…。

それぐらいカッコ良かったんです…!

伝われ!

 

よし、終わり!

これでやっと皆さんの感想が読める~!

自分の記憶と他の人の感想が混じらないように、Twitterのタイムラインは見ないで通知欄と戸別訪問してましたからね。

 

次回の更新は、ちょっと半年ぶりにウィキペディア関連について書けたらなぁと。

その記事にも書いたように、私だけじゃなくて色んな人が編集できるのが利点だと思っていたのですが、冒頭の注意書き(↓こういうの)を取りたいんですよね。

今のまま注意書きを外してもまたつけられてしまう可能性が高いので、参加音源とか使用履歴とか細かい情報はアットウィキとかに移動しようかなぁと。

あと、これ↓みたいに気づいた情報とか、10月以降のデータも反映させたいし。

というわけで、自分のライブが19日、Chageさんのファンミが27&28日、の前に更新できたらいいなぁと思っています♪

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ここまでお読み頂いてありがとうございました。
これからもレポを書いていけたらいいなぁと思っています。
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