4/30 退院後初受診の日

「子宮平滑筋肉腫でした。両肺、肝臓、腹部大動脈近くのリンパ節に転移しているので手術は出来ません。抗がん剤治療をしていきます。ドキソルビシンが一番効果があると言われているので5/14から始めたいと思います。」とS先生は淡々と話してくれました。

全然ショックではなくて、はっきり言われて何か吹っ切れた感じがしました。

ここの大学病院では子宮肉腫の患者さんは年間4人くらいで、腫瘍内科の医師などと相談しながら治療をしますと。全国で毎年200人ぐらいの人が子宮肉腫になるということだから、4人というのは妥当な数字なんだろう...

勇気を出してセカンドオピニオンを希望していることを伝えました。主治医にとってセカンドオピニオンをしたいと言われると、どう思うのだろう?気を悪くする医師もいるだろう。S先生は一瞬「‼︎」と固まったような感じだったけど「分かりました。資料を準備します。いろんな意見を聞いてきてください。」と言ってくれました。私は多発転移だから手術は無理だろう、抗がん剤治療しかないのは分かっている...だけど、もっと多くの肉腫患者さんを診ている医師の後押しが欲しい。迷いなく抗がん剤治療に臨みたい。この時はそんな気持ちだったと思います。

退院後1週間はあまり出歩かないようにと言われていたので、本当に外出はしないで家の中で過ごしてました。

夫は私を甘やかして、毎日ケーキやお菓子を買ってくる...

 

そういえば、手術後体重を測ってないなぁ。

お腹もぺったんこになったし、足の浮腫みもすっかり取れた。どのくらい減ったかなと軽い気持ちで体重計に...

40.8kg‼︎えっ?入院時確か48kgだったはず...何回測っても同じ。これはまずい...改めて自分の体を見ると、手足がガリガリまるで病人のよう(病人といえば病人)いったい私の子宮は何キロあったんだろう?なんでこんなに減ったの?これから抗がん剤するとしてこのままじゃ...まずい‼︎

 

夫もびっくりして、この日から体重増量計画が始まりました。

 

極端な話ですが、毎日の夕食は

焼肉 焼肉 ステーキ 焼肉丼 焼肉丼 ステーキ丼 そしてすき焼き...

みたいな感じでした...。

 

※9月現在46kg前後となりました。この病気になる前は結構食欲もあって、かなり食べるほうでしたが、手術後は食べるのが本当に大変でした。

 

 

4/14 退院当日

採血をクリアし退院決定‼︎

11時に夫が迎えに来てくれた。9日ぶりの外は気持ち良かったけど桜は散っていた。

家まで車で15分くらいの距離だけど、振動が傷に響きびっくり。必死にお腹を押さえて耐えた...

 

鳥とネコに早く会いたい。でも怖い。どんな反応なんだろう?

夫は仕事のため駐車場でさよなら。

そっと玄関を開ける。廊下の向こうにネコ発見‼︎

いつもなら「おかえり」って来てくれるけど廊下の向こうでこっちをじっと見ている。不安なのかペロペロと何度も口の周りを舐めている。「リオただいま。寂しかった?」と声をかけて、そっと近づく。逃げない‼︎なでさせてくれた...幸せな瞬間 なんだかいろんな人に感謝したくなった。

 

今度は鳥がいる部屋にいき「ジュリただいま。寂しかった?」と声をかけた。かごの中にある鈴を鳴らし、凄い声を出して喜んでくれた。相変わらず感情表現豊かだなぁ...私は本当に幸せって感じた瞬間‼︎

 

この子達のためにも頑張らないと...