ドゥオーモには2時間近く並んでからの美術館で、13歳の娘が初めて腰痛を訴えました
ドゥオーモでは読書好きの夫が、前の日のディナーで話してくれた話…
フィレンツェの大聖堂の丸屋根は、直径43メートル。工事を始めたものの塞ぎ方がわからなくて14年くらい 、空が見える状態だったそうです。ローマの パルテノンではできた丸屋根なのに、中世の間にその技術が失われてしまったのですね。
当時の法王にも、責任者は怒られ💢、コンテスト方式にいろんな案を募集。でも、セオリー的に間違ってたり、材料が足りなかったり、でなかなかうまくいかず。
古代ローマ人はできたのに
そこで、 ひとりの金細工職人が、「じゃあ自分がやる」と名乗り出て、でもやり方は秘密なので、設計図は一切持ち出し禁止で、工事が終わったら燃やすことを条件に、施工。無事完成したのですが、設計が焼かれたので、今だに細かいところは謎のままだそうです。
(あ、これ、ソースはうちの夫なので、事実と一部?!違うかもしれません。悪しからず)
…を思い出しながら、鑑賞。
さすがいつも本を読んでるだけあって、物知りだし、旅行の前はいろいろ調べてくれるので、ガイドさんいらず。
私は、前の日の日没から数えて何時間目かが表示される時計が興味深かったです。
「今何時? 」
「昨日の日没後15時間」
って昔の人は言っていたのか…とか。
私がブツブツ言っていたら、「祈祷は前の日の日没から数えた時間でするから…」と、夫。ほほぉう…、知りませんでした。
夜のフィレンツェは、気温も落ち着いて散歩にぴったり。1日目はゆっくり楽しめましたが、観光した2日目は眠くて…夏の観光は体力勝負ですね。