静かな恋の物語 -5ページ目

静かな恋の物語

今日の「絶対」が明日の何になる?
 変わらないものがない この世界だから
  今この瞬間を忘れないように…。

「カレーでいい?

それともおつまみっぽいほうがいいのかな?」


内心カレーにするつもり満々だったけど

まさかの


「できたらおつまみでよろしく」


うわー


「めんどくさい人だな(笑)」


つい言っちゃった。

じゃぁ聞くなよって話だけどさ。

酒飲みの気持ちはわたしにはわかんないから。



久しぶりに料理すっかー。
来週、1ヶ月ぶりに兄ちゃんに会うことになった。

わたしの手料理が食べたいって、作ることに。。。


つまりそれってどういうことかっていうと。。


だけど、悪いけど、一線は越えません。

期待してるのかもしれないけど、無理です。

じゃぁ呼ぶなよって話かもしれないけど、兄ちゃんが希望するから。


はぁ、どうなっちゃうんだろ。
「兄ちゃんありがとう。

もう少しすると仕事落ち着くと思うからまたごはん行こうね」


「喜んで。大変だけど頑張って」


兄ちゃんがとってもご機嫌なのがわかる。

自分が忙しかったから気づかなかったけど

たぶん、今度兄ちゃんと会うのは1ヶ月ぶりになる。

兄ちゃんが会いたいと思っていてくれたなら

ご機嫌なのも頷ける。

わたし、1ヶ月も放置してたんだな。

なのに、なんの不安もなくて。

自分のことでいっぱいいっぱいだと

会わなくても本当に平気だ。

でも今は兄ちゃんに会いたい。

会ってハグしてもらいたいと思ってる。


あそこまで気持ちは冷めてたのに。
仕事でミスをしたスタッフへの声の掛け方を相談したんだけど

電話を切ってからそのスタッフと話をしていて

意外と時間が遅くなった。


話してる最中に兄ちゃんから着信が入ってた。

たぶん、どうなったか心配してくれたんだろう。


自宅に帰ってから兄ちゃんにLINE。


「さっきは仕事中なのにありがとうね。

わたしスタッフと全然コミュニケーションとれてなかった。

気持ちがわからない」


「chacoはとろうとしてるだけ偉いと思うよ。

今の気持ちを持って接すればきっと大丈夫。

大変だと思うけど頑張って。

chacoには俺がいるからいつでも頼りにしておいで」


はぁ。計算通り。

兄ちゃんの気持ちが手に取るようにわかる。
仕事でちょっとあって、わたしが思うように部下に指導していいのか迷い

兄ちゃんに聞いてみることにした。


来てたLINEを既読にしないまま電話。

もちろん兄ちゃんが仕事中なのはわかってたけど。


「どしたー?」


久しぶりに聞く兄ちゃんの声。


「忙しかった?」

「あぁ、これ終わったら終わる。

どうした?」

「うん。ちょっと相談があって…」



仕事中なのに兄ちゃんはちゃんと話を聞いてくれて

兄ちゃんなりの意見をくれる。

話を聞きながら自分の中で整理して。


「ありがとう。それで今から話してくる」

「おう。行ってきな」


これも、実は計算のうち。