実はもう長い事知り合いなのに
一度も一緒に音を出した事がなかった。
鈴木亜紀ちゃん
彼女のイメージは、エキセントリック、強い女。そんな感じだった。
今回一緒にリハをしてみて、強い人であることには変わりないが
アーティストとしての幅広さ、表現力、そしてその個性に圧倒された。
言葉の持つ力、そして音楽の自由度。
色んな意味でやりがいのあるアーティスト。魅力的である。
彼女は、知名度としては、それほどないかもしれないが
彼女に惚れ込んでいるのは、いわゆる業界の凄腕たちである。
大ヒットを生み出している大物プロデューサーやら作詞家やら
評論家などなど。
大御所たちを黙らせるすごみを持つ女。
それでいて、いやみがなく、広くて、自由である。
大物の風格が漂う。
今回は、久しぶりの共演の、サックス、多田葉子ちゃんと３人編成。
葉子ちゃんもかっこいい。とにかく、行ききっている。
素晴らしい人たちと共にステージに立つ事。
やはり、これ以上の幸せはないなぁ。
私は、そういう意味では、非常に幸せ者ですな。