皆さま、今日も私のブログに来て頂き、ありがとうございます。
 
 
未来から今につなげる終活アドバイザー千亜季です。
 
 
終活と云う未来に備えることで、今の大切さを知り、今を生きる事。をお伝えしたく書いております。
 
 
 
 
今日は私の少し苦い経験をお伝えさせて下さい。
 
 
私は、終活通して、大切な人がいる人たちが感謝や愛をつなげるお手伝いをしたく、この仕事を選びました。
 
 
そこには形のないものを言葉や文字にするので、その方の心に寄り添うことがとても大切です。
 
 
それなのに・・・
それを思うとギュッと胸が締め付けられる出来事がありました。と云うか、してしまいました。
 
 
4年ほど前になりますが・・・
 
 
個人的に親しくしていたお婆さま
一人で住んでいることもあり、気に掛けていました。
 
 
そのお婆さんも私を頼りにしてくれていたのですが・・・
 
 
このお婆さん、少しわがままな所がありました。
年を重ねると誰しも多少はあるかもしれませんが、いわゆる富裕層で恵まれた生活をしていた所もあってか、何に関しても上から目線。
 
 
環境で無意識にそうなっちゃうんだなぁ~と、気にしていませんでした。
(そうでない方も、勿論いらっしゃいますよ!)
 
 
しかしある日、事は起きました。
 
 
その日のお婆さんは上機嫌で
「若い頃から面倒見ている○○さんが、私が動けなくなったら家に呼んで看てくれるだって。」
 
 
私は「そ~、よかったねぇ~。」
 
 
「私をね、とても施設には預けられないって。千亜季の前で言うのもなんだけど、その人は家族を家で看たからね。」
 
 
それでも私は「そうなんだぁ、でもそれぞれの事情があるからね。その人は家で看る事ができたんだね。」
 
 
それでも話は続きます
「施設だと、ちゃんと看てくてるか私が心配だって。」
 
 
私「・・・・・」
 
 
「それにね~・・・
そこからの会話は覚えていません。
私は我慢の限界でした。
 
 
その頃の私たち家族は認知症の父を施設にお願いしたばかりでした。
 
 
確かに家族の身体は楽にはなりましたが、「あ〜、これで良かった!」と清々している訳ではないのです。
心が晴れている訳ではないのです。
葛藤しているのです。
 
 
その状況を知っていて、そんな事を言うお婆さんに猛烈な嫌悪感を覚え、思わず感情に任せて言いました。
 
 
「その話はまだ続きますか。私はその家族を施設に預けた人なんですよ!
よく、その人の前でそんな事が言えますね。はっきり言って気分が悪いです!」
 
 
お婆さんは黙ってしまいました。
普段は話を聞く私が、そんな事を言ったので驚いたのかもしれないし、そんな事を人から言われた事も無かったのかもしれません。
 
 
別れ際、怒りのおさまらない私に
「いい年をして、そんな事も気付かずにごめんなさい...」と言って背中を丸めて小さくなって家へ入っていきました。
 
 
私はその時は正直、何とも思いませんでした。
 
 
そんな事を介護家族に言うなんて信じられない。
それは正しくないと思ったから。
 
 
でも、今、思うことは...
 
 
お婆さんは、自分を家に連れて行って看てくれるって言って貰えた事が本当に嬉しかったんだ。
 
 
私の状況を知っていても、浮かれてしまう程嬉しかったんだ。
 
 
もしかしたら、それでも私は聞いてくれるって甘えて心を許していたのかもしれない。
そんな甘え迷惑と言っても、それが年を取るってことなんだろう。
 
 
それだけ寂しかったんだなぁ〜。
 
 
それを全く汲み取れなかった当時の私。
 
 
正しい、正しくないで判断してしまいました。
言葉に反応してしまいました。
余裕もなかったのかもしれません。
 
 
あ〜〜〜、小さいなぁ〜〜〜
と、つくづく思います。
 
 
お婆さんの小さく丸まった後ろ姿を忘れず、今思えば恥ずかしい自分もしっかり留めて苦い思い出として、もう同じ事はしない!と進んで参ります。
 
 
本当は隠したいし忘れたい自分。
でも、書いてみました。
 
 
皆さま、最後までお読み頂き感謝致します。