夫への仕返しは私を怒らせること

 

夫は修行に行った私の疲れもしんどさも全部取ってくれている。

 

自分もかなりキツイ修行なので疲れているのに、その上に私の疲れも

一緒に背負っているので、体の重さたるや相当なものらしい。

 

その体を引きずって、頻繁にトイレに行かないといけないので、

二人とも汗だくになるが、夫はもっと大変である。

 

そして私の肩より少し下の背中のあたりを、いつも手当してくれる。

その時が唯一寝っ転がれる時間となる。

音楽をかけながら、夫は私の背中に手を当てて、眠ったりしている。

私は最近眠れなくなったのが残念である。

毎日寝不足のはずだからだ。

 

そうして手当をしてくれると、夫は私からいろんな

変な霊が憑いていたりするのを取ったり、体調の悪さを

取ってくれたりしている。

 

それがミハエルは気に入らない。

 

何かにつけ、私を怒らせるように仕向けて

夫に気落ちさせようと画策してくるのだ。

それが一番夫を弱めることを知っているからだ。

 

たとえば、私が手が離せない用事をするときには

その前にトイレに行ってもらうのだが、それでも

その最中にトイレに切羽詰まった状態で行かせるのだ。

今トイレに行ったばかりなのに?!と私は少し苛つく。

 

またクーラーの温度が寒すぎたり暑すぎたりして

夫の設定温度のまずさに少し文句を言ったりする。

 

そうしている間に私も背中と胸の圧迫感に悩まされ

苦しさに機嫌よくしているのが難しくなる。

 

そのようにして私を徐々に怒らせようとしてくるのだ。

でも最近はすぐ気づくようになって、夫が背負ってくれていることや

してくれていることを思い出し感謝する心を取り戻すようにしている。

 

そして私のちょっとした苛立ちで病院の通院の際に

憑りつかせてしまった悪霊4体と闘いやっつけるべく

懸命に立ち向かっている。

 

普段なら意識を失って、幽体の世界に集中して闘えるのに

ディサービスに行っている間は、気を失うわけにはいかない。

意識を保ちながら、幽体を離脱させ戦わせるという技を行っている。

 

集中できたらやっつけられるであろうに、先日は互角で終わったと

言っていた。

途中で私の護衛に入っていたミカ様が何かを察知したのか

夫の方にいってくださり、援護に入ってくださって助かったと言っていた。

 

夫は強い分、少ない護衛がついており、私には大勢が集中して

護衛についてくださっている。

 

1週間の修行が終わり、私の意識もかなり強まったとはいえ、

霊的な闘いへの意識が薄れてしまう難点がまだある。

 

そして今仕事のチャンスが来ているが、いい出会いなら

長く働けられる仕事に就きたい。

 

私のうっかりミスで4万円も支払いがきてしまったのは痛い。

そして私の仕事が減っている。

しばらくきつい生活になるが、きっと取り戻してやると思っている。

負けるものか!