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いつもここから♪

流産や子宮外妊娠を乗り越えて、妊娠に向って希望を持った矢先「アンチトロンビン欠乏症」と診断。
リスクを伴う妊娠に揺れる日々。旦那とふたり、確実に生きている今を忘れたくないです。

この入院で私は何度針を刺されてきただろう。

もともと怖がりで不安症な私は、夜も眠れない程の恐怖を感じてきた。これは個人差があるんだろうけど、注射が平気な人が本気で羨ましい。


まず一つ目の恐怖「点滴」

入院したと同時に私には24時間のヘパリンが付いてきた。シリンジとかいうでっかい注射を1時間に0.1ミリ注入するというミラクルな点滴なので、人間業では無理らしくたいそうな機械を引っ提げた点滴が相棒になった。機械なので充電が必要で、15時間充電のバッテリーもち3時間と書いてあるのに実際もつのは20分程・・・・バッテリーがなくなるとけたたましい音が鳴り出すから、どこか行くのも億劫に。

それよりも億劫なことが・・・・・・・。それは点滴の針交換。

私の腕は血管が細いのか、見えにくいらしくだいたいの看護師さんは平均3回は刺しなおす。ベテランであろうが新人であろうが刺しなおし当たり前。

点滴の針は衛生上4日に1度交換しなきゃだったんだけど、その日が近づくにつれ、脳内カウントダウが始まる。あと3日・・・・あと2日・・・・明日・・・・・前日の夜なんて当然の様に眠れない。

針を刺して、グリグリ血管を探すあの痛み。奇跡的に一人絶対一発で入れてくれる天使がいた。名前も覚えて厚かましく指名してみたりもしたけど、結局他の人にグリグリされる。やだよーーー


そしてもう一つの地獄「黄体ホルモンの筋肉注射」

こちらは痛いで有名なので、ある程度の覚悟は必要なのはわかるけど、まず筋肉に刺すから針が太い。

そして薬液(ホルモン)がドロドロ。つまりブスっといってからチュー――と注入するのに時間がかかる。

計ってないけど体内時計で長い時は2分もかかった。

刺す時はそれほど痛くないんだけどね、チューーっと言ってる間、もう頭がおかしくなりそうなくらい髪の毛を引っこ抜いてしまうほどの痛み。お尻に打ってるんだけど、筋肉に針をして油性の液を入れる訳だから強制的に肉離れを起こさせる様なもんだ。とどっかで見た。

真っ赤に熱した鉄をお尻に押し当てられてるみたいな痛みと戦って、針を抜いても揉まなきゃいけない。それもまた痛い><しばらくはお尻をベッドに乗せるのも痛いから無駄に歩いてた。

頑張れ!頑張れ!って自分に言い聞かせて大量の汗をかく私に看護師さんは「ごめんね」と必ず言う。謝ることじゃないのに多分、私の姿が悲惨なんやろなって思いながら「ありがとうございました」って言う時にはいつも涙がでた。


そんな毎日を繰り返しながら、赤ちゃんが元気な姿を見るとホッとして、頑張ろうと思う。

お尻の痛みは痒みになり、熱をもってはれ上がっても死ぬことはない。

どうか、どうか赤ちゃんだけはお守りください。