台風の接近が気がかりで気がかりで仕方がなかったのですが。

こういうことでしてね。
私のお誕生日。♪
ダンナちゃんからのプレゼントは、恒例の温泉旅行。
「来る、来る、でっかいのが、自転車並みの速度で、来る」
と大騒ぎしていた台風27号。
ほんと、中止かとまで思いましたが。
日頃の行いってやつですかね。

こんなに閑散とした駅で、どこに行くのだろうかと少々不安になりますが。
これ、大宮の駅。
東京方面行きの新幹線ホームは、やはり乗車するお客様は少ないようで、こんなん寂しい感じ。

早めに大宮まで着てしまって、駅構内を じっくり 散策。
2時間半くらいの新幹線の旅のお供を手に入れました。

やっぱり、駅弁よね。
炭水化物。
ビールもはずせませんが。
我が家的には、ずばぬけてのイチオシ弁当「牛肉ど真ん中」の次を探せ!と。
肉系お弁当を購入。
しかしながら、一番の座は、やはり「牛肉ど真ん中」で入れ替わりなし。
でも、それぞれ美味しかった。
特に、黒豚の味噌風味が、ご飯とよくあいました。

はてさて、車内販売でビールや乾き物を追加しつつ、北上駅へ到着。
ここからはローカル線に乗換です。

京都駅のゼロ番線にも驚きますが、この決して大きいわけではない駅舎にもゼロ番線があるそうで。
よほど、わからないという方が多いのか、注意喚起がハンパないです。
確かに、1本乗り逃すと、1時間 場合によっては2時間待たなければならないようです。

その本数で、しかも1両編成。
なかなか味があります。

40分ほど電車に揺られるうちに、山々が間近に迫り、黄色や赤に色づく木々も色濃くなってゆきます。
で、目的地は、こちら。

「ほっとゆだ駅」
駅舎の中にお風呂があるそうで。
観光客向けかと思いきや、暖簾をくぐるのは、洗面器に定期券のようなものを携えた地元の方々。
目的地途中で、ちょいくら温泉というには、少々肌寒い季節になっていました。

今回は、ダンナちゃんが探してくれた「山人(やまど」というお宿。
この辺りは、錦秋湖など紅葉の名所だそうです。

もう少し温かい季節だと、お風呂上がりに涼むのにちょうど良さそう。

新しいお宿で、お部屋の中は和風テイストを残した洋風というところでしょうか。

このベッドでは、私たち二人には厳しい戦いが強いられそうです。
縄張り争いと、布団のとりあい。(爆)

お部屋のお風呂への入り口は、にじり口のようになっていまして。
デザイナーの遊び心だそうです。
ここまで しっかり低い入り口だと、さすがに頭をガツンという事態には至りません。

背を丸くして出入り口を通ると、こんなお風呂が。
大きくはないけれど、十分足が伸ばせるお風呂。
露天風呂ではないけれど、窓を空ければ露天気分。

トイレまでスタイリッシュなので、写真撮ってみました。(爆)

そして、30分ごと予約制の貸し切り風呂。
小川越しの紅葉の山が絶景。

贅沢ですなぁ。

冬になると、行き深いなんてもんじゃないという豪雪地帯と言う、この湯川温泉。
夏にはホタルの名所でもあるそう。

静かすぎる夜だけれど、季節ごとの楽しみがあるそうで。
また、別の季節にも伺ってみたいものです。