週末の更新をサボっているせいで、どんどんネタがたまっております。
そのうち、なかったことにってことにしてしまおうかと。

で、2週ほど前ですかね。
ダンナちゃんのお誕生日旅行。
山梨の塩山に行って来た訳ですわ。
マンズワインをはじめ、このエリアはワイナリーが多くあることで有名だそうで。
ワイナリーめぐりをされるかたも多いようです。

武田信玄の菩提寺である恵林寺から、お宿までは2キロ程。
タクシーの運転手さんには、
「暑いし、結構な距離ですよ」
と言われましたが。
ほら、渋谷から神田まで歩いちゃう我が家。
たった2キロぽっち。
ってなわけですよ。
何の迷いもなく歩くわけですが、最大の問題が私の方向音痴。
まぁ、その音痴っぷりは尋常ではないわけです。
で、友人が推奨していたiPadのナビを使ってみました。
これが、なかなか優秀。
でも、ダンナちゃんはナビの地図を遠目で見ただけで先陣きって歩いて行きましたがね。
やっぱり、iPadよりダンナちゃん。

住宅地への入り口表示の看板がありましたが、私にはどこにも住宅地が見えません。
住宅地どころか、そこに至る道路さえも見えません。
一面、果物畑。
いちじく、柿、桃、葡萄。
まだ青々とした実が たわわに実っています。
そして、

なぜか、巨大な草鞋もぶら下がっています。
???
先ほど、私の心眼では見えなかった「隼」というの地区の民俗行事で、毎年春に住民が集まり、武田信玄も信仰していたと言われる摩利支天にお参りして草鞋づくりにいそしむのだそうです。
まぁ、見るからにデカイですが、縦3m 横1.5mと、結構ハンパ無い大きさです。
もともとは、悪病平癒を祈願して作ったのが起源だそうです。
この日、拝見したものも、まだあたらしい藁で出来たもの。
今年の春に作られたものなのでしょう。
こういう行事を大事にしている土地って、よいですね。

道すがらの こんな葡萄畑。
大きくなって、美味しいワインになるんだぞ。
って、お酒になると決まってるわけではございませんが。
なんとなく。

そして、目の前に笛吹川が広がって来ると、間もなくお宿です。
宿の全景を撮るのを すっかり忘れておりました。
世界遺産の登録が正式決定したこの日、昼からは照れ屋さんの富士山は雲の向こうに。
朝は、晴れがましい舞台に備えてか、雪化粧をしていたそうですが。

で、今回のお宿は離れの一室。
山に囲まれ、広いお庭が自慢のお宿。

コテコテな純和風です。

もちろん、部屋にも露天風呂。

到着早々、お散歩で乾いた喉を潤しますわ。