なんて言葉、何度聞いたことでしょう。
週末からは秋めいてくるですって?
今日が最後の残暑ですって?
ねぇ、信じていい?
今度こそ、ほんとに秋が来る?
いやぁ、誰と電話で話しても、メールをやりとりしても、とりあえず「いつまでも暑くて、ほんと体が持ちません」って挨拶代わりね。
ほんと、暑さ大好き女も、「冷房に」バテてきた。
そして、暑さに「飽きて」きた。
それでもきっと、秋めいてくると「あぁ夏が終わっちゃったんだな」ってちょっと おセンチになったりするのであります。

それでも、店頭に並ぶ食材は秋めいてきて、安い中国産の松茸を見たりすると鱧とお鍋にしたい!
なんて思うんだけど、この暑さでお鍋なんでできるわけもなく。
そんなこんなんで待っていたら、鱧の時期が終わってしまいそうだわ。

どうしても、煮込む料理なんかを避けちゃうから、結局こんなん体たらくですわよ。
■食前サラダ
レタス、サニーレタス、黄パプリカ、人参、大根、胡瓜、トマト
■冷蔵庫掃除の焼きビーフン
■茗荷と大葉の冷や奴

すごいわよ、強烈イカ風味なのよ。
具は、冷蔵庫に残っていたニラ、えのき、もやし、長ネギ、人参、烏賊、豚肉。
大量買いして1食分づつ包んで冷蔵庫で保存していたイカ君がたっぷり。
おまけに、オイスターソースが足りなくて、追加調味料として醤油と迷った末に「えぇぇい、入れちまえ!」と投入したのは、烏賊のいしる。
す~~んごい、烏賊臭っ!!
ダンナちゃん「今日は、焼きビーフンって言っていなかったっけ?」
わたし「もちろん!!(えっへん)どこから どう見てもビーフンでしょ!」
ダンナちゃん「いやいや、具(特にえのき)が多すぎて、ビーフン見えないし」
わたし「そう?野菜タップリ、具沢山の贅沢ビーフンよ!(えっへん)」
ダンナちゃん「おまけに、イカの味しかしないんだけど、ビーフンって そんなにイカ味だっけ?」
わたし「イカ ビーフンだと思ってくれ!」
そう、そして烏賊のいしるを使ったことを告白したところ、
ダンナちゃん「ビーフンに入れるか?普通?」
わたし「常に使いたい(使うべき)調味料があるとは限らないのよ、そういうときにはアイデア、アイデア。創造力働かせなくちゃね」
ダンナちゃん「それにしても、いしるって......」
もう、口を封じてやったわよ。
ダンナちゃんは、道を外さず王道を慎重に歩む人。
わたしは、小道や路地があったら入ってみよう。そして、方向音痴だから途中で現在地を見失う。
そう、そういう夫婦なのよ。

冷や奴には、ポン酢と醤油、砂糖、胡麻油を合えたタレをつけまして、さっぱりと。
母からの宅急便で、自家の庭で大量に獲れた秋茗荷が送られてきましてね。
茗荷の消費に勤しんでおります。

このサラダ、色がキレイだったわね。
ビーフンはイカの赤で汚かったけど。
結局薬局、この日の敗因はビーフンとは言えないビーフンってことだな。