新幹線でピュッと到着ってのも悪くないけど、乗換時間を調べながら目的地に向かうのが好きでしてね。
「18切符で旅行するのも楽しそうじゃない?」ってダンナちゃんに言ったらさ、「18じゃねぇじゃんよ!」ってさ。
心はいつでも18よ!
ってか、18歳じゃ、お酒飲めませんから~~~!!
高崎から水上までの上越線は、意外にもボックスシートではなくて、お弁当を食べられる雰囲気ではなく、水上駅に着いてから駅前の食堂へ。

前回、2月に訪問したときの駅前の「くぼ田」さんもいいんだけどね、また同じっつぅのも芸がなかろうということで、名前忘れたけど外でオバチャンが客引きしていたお店、「川魚料理」と「上州名物おっきりこみ」という幟に惹かれて入店。
高齢化著しい(失礼!)店員さんたちが切り盛りするので、何せマイペース。
瓶ビールが出てから、待ちますよ~。
途中からキャパを超えた満席状態になり、「電車の時間がある」なんて帰りのお客さんもいるので、もうお料理が出る順番が、はちゃめちゃ。
まぁ、ゆっくりビール飲んでるから いっかぁ。
途中の売店で買った乾きものでも開封したくなった頃に、ようやく到着。
舞茸のお天婦羅。

岩魚の唐揚げ。
塩焼きはよくあるけど、唐揚げって珍しいわよね。
これ、頭からがっつり食べられて美味しい。

かわいそうな岩魚ちゃん、阿鼻叫喚。
食べちゃって、ゴメンね。
岩魚や舞茸をつまんでいるうちに、電車の時間が迫るお客さん、そして11人の団体さんが先に名物おっきりこみを召し上がって、

ようやく、私たちのところにも登場。
今日当たり、こんなお鍋なんて見たら暑くてたまらんけどね、この日の水上は肌寒く、これで体が暖まるって気温。

味噌味で煮込まれた山梨のほうとうのような麺に、こちらはおすまし汁。
挽肉をつかっているのが特長かな。
待った甲斐がありました。
野菜の甘みがたっぷり出たおつゆが絶品。
東京で待たされたら怒っちゃいそうだけれども、野球帽をかぶったオジチャマが憎めなくて、なんだか微笑ましく店内のバタバタを眺めてビールを3本開けちゃいました。
やっぱり、気持ちの余裕なのかな。
旅行のときだけじゃなくて、東京でもこんな気持ちで過ごせるようにならなくちゃね。