三社祭。

お囃子の音が聞こえてくると、鼓動が早くなって鳥肌が立つのよね。
前世に何かあったのかしらね。
テレビで阿波踊りの映像見ても、なぜか涙が出てきて、とうとう自分で踊りに行っちゃったこともあるわけで。実は、今のところ今年も踊りに行く予定。
母曰く、「『ええじゃないか』で踊り狂ったオバサンなのではないかね?」とのこと。
もう少し情緒ある前世を想像してほしかったわ。

浅草まで行くと、スカイツリーも巨大です。
まぁ、エラい人でしたわ。
浅草でお夕飯を食べても、どこも込んでて落ち着かなさそう。
ってなわけで、自宅エリアまで帰ってきちゃって、ご近所にある「我が家の迎賓館」の福島屋さんへ。
淡島通りのお蕎麦屋さん。ミシュランなんて何のその、我が家にとっては★の数を超越した高評価。

浅草から人ごみを避けて、なぜか九段下まで歩き倒した私たち。
一駅二駅ならともかく、なんでそんなに歩くかね。
歩いた後には、ビールが うんみゃい!

夏日だったこの日、お通しも夏仕様。
こういうサッパリが美味しい季節になりました。
具沢山ところてん。

茹でたて熱々、ぶっといアスパラ。

お刺身盛り合わせは、槍烏賊(下足つき)、鰤、ホタル烏賊、鯵、鮪中トロ。
どれも これも見事!
どうして、いつもこちらのお刺身はこんなに美味しいのかしらね?
築地まで仕入れに行ってるとは聞いてるけどね、この日のホタル烏賊と鮪なんて、ほんと絶品。

ダンナちゃんの大好物、カツ煮。
これは欠かせません。
一度カツ丼を食べてみたいと思うんだけれどね、お昼ではなくて夜に飲みに行くとなると、どうしてもカツ丼よりもカツ煮です。

こちらは、新生姜と空豆の天婦羅。
さっくさくで、生姜のピリリ感がほどよい。

ジャコと豆腐の野菜サラダ

ビールで喉を潤した後は、お馴染み凍結酒。
こちらのお店では、一ノ蔵を一升瓶ごと冷凍庫で凍らせています。
これからの暑い時期も美味しいけれど、寒い冬の日に暖房が効いた店内で飲むのも大好き。
って、結局いつでも何でも酒が好きなだけなんじゃね?なんて言われそうだけどね。

蟹クリームコロッケ
こちらの厨房を仕切っているヨウちゃんってお兄ちゃんがね、どこぞの映画監督に気に入られて、映画で このメニューを作るときに俳優さんに作り方をレクチャーするためにかり出されたとか。
なんだ、銀幕デビューしちゃったのかと思ったら、先生だったのね。残念。

ラストは、だし巻き卵。
たっぷり運動した後、ガッツリ食べて飲んで、幸せな週末でございました。