お宿は、河口湖温泉寺にある「夢殿」。

離れ形式のお部屋には、露天風呂もついてんの~。

風情がある廊下だけれど、お食事はお部屋。
お風呂は、大風呂もあるけれど 居心地のよいお部屋の露天風呂で大満足なので、チェックインしてからチェックアウトまで、お部屋からは一歩も出ずじまい。

お部屋でいただくお食事は、もちろん和食。

茄子田楽、煎り銀杏、菊の花の酢の物、南瓜のしんじょ、鮑のバター焼き。

食前酒の15年ものの貴腐ワインと鮟肝。
貴腐ワインは、意外にも甘みがなく、日本酒の古酒のような味わい。

でも、風呂上がりはビールよね。
くい~っ。

椀物は.....

鶏のつくねと蕪のお吸い物。
お出汁の香りがよく、塩加減も絶品。
母が「お椀が美味しいお店は、何を食べても美味しいの。一番腕が出るものなんだから」と言うのよね。
期待が高まりますなぁ。

なんか、また蓋付きの素敵な器が出てきまして、

こちらは凌ぎの穴子の握り。

こうなってくると、やっぱり日本酒よね。
地元のお酒「甲斐の開運」。
静岡にも「開運」というお酒がありますが、全く別も蔵のようですね。
本醸造のお酒は、お燗にしても美味しそうな、しっかりした日本酒。
私は、こういう昔ながらな堅物なお酒が好き。♪

お造りは、勘八、平目、炙り帆立。
平目が絶品。
海に面していない土地なのに、東京で仕入れているのかしら?
すごく質の良いお刺身たちに ビックリ。

たらば蟹の友味噌焼き。
これ、絶品。
身がタップリのたらば蟹に、蟹味噌を和えたマヨネーズを乗せて焼いたもの。
甲殻類 特に 蟹に興味がないダンナちゃんも、美味しいなぁと食べてましたよ。

タジン鍋みたいだけど、

牛タンシチュー。
見た目、ちょっとイマひとつ見たいに見えますが、トロトロに煮上げたタンがほろほろとろけまして。
デミグラスソースに絡めて食べると、これまた うんみゃい。
白いご飯に on the riceにしたいところですが、

えっへん、ご飯は松茸ご飯なんですよぉ。
土鍋の蓋を空けると、ふんわり松茸の香りがただよいました。

シンプルな なめこのお味噌汁といただきましてね。

デザートまで、しっかりいただきますよ。
って思っていたら.....

ダンナちゃんからのサプライズ。
そう、この日が お誕生日当日だったの。

シャンパンまでついて。
素敵なお誕生日になりました。