静岡県富士市の実家に、ちょっと用事がありましてね。
一人 日帰りで行って参りました。
一日雨で、時折ひどい降りに見舞われてね。
新幹線も一時遅れが出たみたいですね。
私は朝早めだったので、幸い巻込まれることはなかったけれど。
日頃の行いですね。ふふふっ。
一通り用事を済ませてから、母と二人でおなじみの「あやめ」さんに。
もう、ご紹介は3回目くらいですかね。
ちょうど「菖蒲(あやめ)」の季節。
風情あるお店入り口の手水には、抱えるほどの菖蒲が飾られていました。

湯葉と山菜の前菜。

お料理の奥に少しだけ写り込んでいる女将さんの帯も菖蒲。
こういう風情、ほんとうに素敵。

ダシが効いたお汁と上に乗った雲丹も甘くてね。

お造りは、真鯛と鮪の赤身、烏賊、みる貝。
みる貝って、最近なかなかお目にかかれないけれど、時期なのかしら?
こちらの烏賊のお造りは、いつも甘くてねっとりしていて美味しい。

焼き物は鱸。
少し洋風なお皿ですな。

上の添えられたお野菜のソースが、意外にそれぞれがシャキシャキしっかりした歯ごたえがあって面白いの。

蓮根饅頭。
すり卸した蓮根だけではなく、ごつごつ食感が残ったものも入っているの。
これ、真似してみたいなぁ。
いつも、コースではなくてオススメのお皿をいくつかお任せで出してもらっています。
ここからは、お酒のお伴を追加オーダー。

海ぶどう
母は、海ぶどう初体験でして。
「これ、ぶどう?んん?植物??海に生えてるの???」と謎だらけだった様子。

このわた
細かく刻んだ山芋が添えられてます。
卵黄で溶くことが多いけど、この少し食感が残った山芋との組み合わせ、好きだなぁ。
どっぷり日本酒のお伴に走ってますね。
この後、新幹線で東京に帰るんだから、気をつけなくちゃね。

〆は、氷見うどんをお願いしました。
冷たいのがオススメとのことで。
私以上に、お酒のお伴が好きな母は、からすみ茶漬けなんて魅力的なものを食べてましたよ。
写真は撮り忘れ。

稲庭うどんのツルっとした食感と、うどんらしいもちもりさが程よく残ってます。
前にケンミンショーで絶賛されていたのがわかるわ。
ダンナちゃんと私、前に客船 飛鳥IIで徳島に行ったときに食べた半田そうめんのとりこになったんだけれど、少し雰囲気が似ています。
飲んだあとに、ぺろりと平らげちゃいますわ。
で、私は この後新幹線で東京に向かったわけですが.......
飲み会帰りのダンナちゃんと帰りが一緒くらいになりまして、品川駅の乗り換えホームで待ち合わせることにしましてね。
ところがどっこい、私ったらまんまと乗り過ごしまして。
グ~スカピ~と寝こけていたわけですわ。
ダンナちゃんを30分以上も品川駅で待ちぼうけさせてしまいましたわ。
とほほほほ。
寝過ごさないようにって、ダンナちゃんは私の携帯にメールと電話を入れてくれたんですが。
はいはい、バッグの中でブルブルしていただけみたいですね。(爆)