会場は、渋谷 神南にある東京メインダイニング。
こちらのワインは、ワイナリーの形を成す前、20年程前お別荘の片隅で葡萄を育てていた頃から愛情を注いでワインを作ってきたのを知っているので、私たちとしても感慨ひとしお。
昔は、口に含ませるだけで吐き出すバケツが用意されたりしていたのに、今では国産ワインコンクールで金賞はじめいくつもの賞に輝くほどに成功されたの。

まずは、スパークリングワイン風薫。
シャルドネを使用した、すっきりしたスパークリングワイン。

乾杯は、国産ワインコンクール2010で銅賞を受賞した志太農場 甲州シュール・リー 2008。
こちらのシュールリーは、お友達にもとても評判がよくて、ホームパーティーをするときはプレゼントなどによく使っています。
あわせるお料理は、

上から、
秋鮭のマリネ 天城産山葵のクレーム
天城黒豚の自家製プロシュート・サントモール・いちじくのアンサンブル
修善寺産椎茸とモッツァレラのカプレーゼ

釜揚げ桜海老のソーセージ仕立てトマトフォンデューを添えて

お次のワインは、志太 シャルドネ プレミアム 2009。
同じく国産ワインコンクール 2010年 金賞最優秀カテゴリー賞をいただいたそうです。
ワインの紹介が、大事に大事に育てた娘を紹介するような愛情溢れるコメントでね。
ここで育った葡萄、そしてワインたちは幸せ者だなぁ。

そして、こちらが絶品だった。
戸田産スキャンピ海老のパート包み
小柳出氏の日本一椎茸をデュクセルにして
まぁ、大仰なネーミングで、日本一の椎茸って何だよって思うんだけどね。本当にこの椎茸が美味しい。
マッシュルームに近い味になってるんだけれど、歯ごたえとキノコ独特の香りと甘みが、クリームソースにしっかり馴染んでいます。もうこうなると海老じゃなくて椎茸が主役ね。
お皿を舐め回しそうになっちゃった。

内浦産真鯛の岩塩包みアンディボワーズソース

そして、赤ワインに切り替わって、志太 シンフォニールージュ 2009。
新しいブレンドのライン。
お食事内容を嫌わなくて、使いやすそうな赤でした。

フォアグラのリゾット ポルトソース
これも、ものすごーく美味しくて、私おかわりしちゃったわ。
スプーンで一口だものね。
5個くらいおかわりしちゃいたいくらいだったわ。

もうひとつの赤は、志太 プティ・ヴェルド 2008。
この品種の葡萄は、色をつけるためにブレンドに利用するワイナリーが多いそうなんですが、こちらは単品種のライン。
スパイシーで個性的な香りなんだけど、チーズやフォアグラのリゾットにはぴったり。

駿河牛のステーキ 中伊豆ワイナリー特製ソース
そして、最後にはこんなプレゼントが。

チーズに合わせて.....

オーパス・ワンの飲み比べ。
2000年と2001年を比較して楽しんでくださいとのメッセージ。
いやぁ、贅沢贅沢。

左が2000年だったかな?
私は、2000年のほうが断然好み。
図々しくも、おかわりしちゃった。てへっ。