この日のお夕飯は、帝国ホテル内の中國料理 北京へ。
前回、母とランチに立ち寄った折、つゆそばのスープのキレイな後味が印象に残ったので、ダンナちゃんを誘って3人でお食事。
とっても変な記念日なのよ。
母が、この翌日 77歳7ヶ月7日目を迎えるわけ。
「七並びスペシャル おめでとう会」ってわけ。



特にお願いしていなかったんだけれど、空いているのでということで個室に通してくださいました。

なんか、お花も豪華で高そうね。
さ・す・が、帝国ホテル。
この日は、いろいろなものをいただけるようにと、コースにしてみました。
帝国ホテル開業120周年記念のコース、一人前12,000円!!!
きょ~~~。

アミュズグールみたいな位置づけだと思いますが、干し豆腐の和え物。
最近、干し豆腐を使う中華料理屋さんが増えてきましたね。

赤大根と香菜であえてあります。

前菜の盛り合わせ。
昔ながらっぽい赤い焼豚、鴨肉のハム、クラゲの和え物、スモークサーモン、湯葉の春巻き風、茹で車エビ、セロリの甘酢漬け。
赤い焼豚がね、素朴な味付けと程よい歯ごたえで、なかなかおいしい。
鴨肉のハムも、やわらかく、臭みがなく、塩味もちょうどよい。きれいな脂感もあって、バランスがいいなと思いました。
あとね、クラゲがね、高級なクラゲって、こんななんだなぁって思ったのね。肉厚で、歯ごたえはあるんだけど歯切れが良くてかたくはないの。ちょっと食感がクセになるの。
お次は、

またかよ~~~!な、ふかひれ。
二食連続ふかひれって、ありなくね?

美しい!
ふかひれって、それ自体には味があるものではないじゃない。
だから、味付けによって随分違う雰囲気になるんだなと思ったの。
こちらは、薄味で、食べ進めるうちに品のよい鶏ガラのスープの体に味が染み渡るような気がします。
お昼のつゆそばの味付けは、結構濃いめでインパクトあるけれど、途中から飽きて来て黒酢を入れて変化を楽しんだんだけど、こちらは調味料は一切不要。飽きることなく最後の一滴までおいしくいただく完成した味つけ。
ふかひれ食べ比べなんて、もう二度とできないんじゃないかね。

車エビの北京ソース
お部屋にこのお皿が入って来たとき、すんごくいいにおいがしたの。

紅白 北京ダック
母の七並べ祝いの祝いの紅白じゃなくて、帝国ホテル120周年の紅白ね。
そんなん、あたりまえだろってか?
あまり北京ダックって美味しいと思わないんだけど、こちらのは今まででトップクラスにおいしかった。♪
でも、画像にすると絵にならないのね。

こちらのオリジナル料理という、タラバ蟹の淡雪煮 北京風。
卵白はふわっふわでね、蟹の身も大きいの。
上のオレンジ色ものは、蟹の外子かな。こちらを一緒に食べると、味が結構変わります。ものすごく濃厚になるの。

なんか、ウマくひょうげできないけど、価格が凝縮された高級な味がする~~~。

五目炒飯。
こちらのコース、本当はつゆそばが〆なんだけど、母と私はお昼につゆそばだったので、わがまま申し上げて炒飯に変更していただきました。
お米のひとつぶふとつぶがぱらっぱらなの。

マンゴープリン
なかなかボリュ~ミ~。

こちらの特筆すべきは、サービス。
食べているお皿が終って一息ついた頃を見計らったように、次のお皿が出てきます。
飲み物の追加オーダーや、お茶の差し替えなんかも、絶妙のタイミング。
コース全体、バランスがよく、北京料理ということもあり味にクセがなく食べやすいの。
接待なんかには、安心して任せられるお店なんだろうなという印象です。
中國料理 北京 (北京料理 / 日比谷、内幸町、銀座)
★★★★☆ 4.0