ネット環境が劣悪で、更新がすっかり滞ってしまいました。
ちょうどバリ島寄港の記事で終わっていたので、バリ島の続きから書いちゃおうかな。
「その4」の記事でトゥガナン村のご報告をしていたので、その続き。
クタやウブドなどの、きちんと観光開発されているエリアと違って、素朴なバリ本来の風景伺い知ることができる感じです。



日本語はもちろん通じず、英語も微妙。
学生の頃少しだけ勉強したインドネシア語を久々に使いました。
家の中に招き入れていただきましたが、バテックや更紗、楽器などを売っているようです。
写真を撮ってもよいとおっしゃっていただいたので、カシャリと一枚。
お父さんとお母さんかしら?ご夫妻はおしゃべりなんだけど、お嬢さんは黙々と機を織っています。

元ガムラン奏者だったというオジチャマが、不思議な楽器を奏でてくれました。
なんか、ブゥゥゥンと虫が鳴いているような音です。

通りには、何匹もファンキーな色のニワトリちゃんが!

まさか、本来の色じゃないよね。
近くでバッテックを売っていたおばちゃんに聞いてみると、バテックの染料を水で薄めたものにニワトリちゃんを浸けるんですって。1時間くらいで、この色に。
ピンク、赤、黄色。
ん~~~、何のために......
この村には700人くらいのバリ・ヒンドゥー教徒が住んでいるそうです。
お土産を売っているあたりは、やはり観光事業が浸透していることは確かです。
でも、村の中に一歩足を踏み入れた瞬間、時の流れがガラッと変わってしまいます。
なぜか、私の歩く足のスピードもゆっくりになり、気の赴くまま小さな通りや家屋の中に入って行っては、片言のインドネシア語でお話をしました。
こういう街に、1週間くらい逗留してみたいな。
インドネシア語では、通りjalanという言葉を2回繰り返してjalan-jalanというと「お散歩」という意味になるんですよ。
のんびりしたjalan-jalanを楽しみました。