終わりなき日記
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さよならバイスタンダー

まさかの、三日連続の更新!もしかして熱があるのかも笑

ってのは冗談で、先週から家族が帰省してずっと一人なんです。。。

 

今日は非常に嫌なことがありました。

チームの中で僕だけが違う意見なのですが、自分の意に反してもリーダーとしてチーム全体の結論を発表しなくちゃいけなかったんです。

もう悔しくて悔しくて、必死に我慢しましたが、

「この結論に理解は示していますが、私は全く納得はしていません!」

って、公言しちゃったよ。。。

最後の抵抗?

こんなことを言っても結論は変わらないことはわかってるんですよ。

 

でもね、僕は発言したことを後悔していないし、こういう発言は大切だと思ってるんですよ。

現に、僕の考えに共感してくれる研究員が半分はいたし、その人たちの意見を代弁することにもなる。

何よりも、自分の哲学を曲げてまで組織に屈するのだけは、嫌ですね。

組織に染まって出世しても、きっと自分は一人では何もできないことに気づくはずだから。

自分がやりたいことを実行できるのは幸せなことですね。

 

そんなわけで、こんな暗い気持ちをかえるため、毎週楽しみにしている「3月のライオン」の録画をみちゃいました。

もともと将棋には興味がなかったですが、みているうちにはまっちゃいました。

将棋の勝負の世界の過酷さや零の生い立ちの暗さなどが、川本家の底なしの明るさや柔らかい描写によって薄められていて、明るい物語に作り上げられている感じが好きです。

それに、みんな個性的なキャラで、とても人間臭くって面白いですよね。

棋士の中では島田さんが好きですね。こつこつ努力するした者だけが獲られる揺るぎない強さがかっこいい。

あとは、やっぱり香子とあかりさんが魅力的ですよね。世の男性の多くはきっと、あかりさんを選ぶのでしょうが、僕はだんぜん香子派ですね。ツンデレ。

 

 

それにしても、将棋も格闘技のように、その場で勝負がつくという意味では過酷な世界ですよね。

どんなに努力しても、勝ち続けなければ存在の意義を証明できない。

私たちサラリーマンには、そういう厳しさはない。

でも、明白な勝敗がつくのはちょっと羨ましいなぁ。

会社の中では勝敗なんて組織のなかでは簡単にもみ消されてしまいますから。

 

ただ、サラリーマンの僕も毎日のように戦っているんですよ。

自分と。

少しでも過去の自分よりも成長するために、真剣勝負なんです。大げさではなく、本当に。

時には勝つこともあれば、負けることもある。

その勝敗は自分で判断しなければいけない。

今日の発表だって、たくさんの責任を抱えながら、ギリギリのラインで自分の考えを曲げずに慎重に言葉を選んで勝負しているんです。

周りからはわからないかもしれないけど、水面を泳ぐアヒルのように、全力でもがいてるん気分。

だから、勝負が終わった後はぐったり疲れます。

それでも、ギリギリな勝負だけが自分を成長させてくれることを知っているから、またギリギリの勝負をしかけたくなるんですよね。

 

YUKIのさよならバイスタンダー、良い歌ですよね。

こんなときに聴くと、元気がでてきます。

 

もしも僕が勝負に負けるようなことがあったら、その時は容赦なく転げ落ちる覚悟です。

バイスタンダーなんて気にならないくらいにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンガーマネージメント

連日の更新,奇跡ですね。

実は、このブログの存在は家族にも友人にも知らせてないんです。

文章が苦手な僕が、ブログを書く理由は、いつか僕が死んだときに、僕がどんな考えでどんな人生を歩んでききたのかを、誰かに伝えたいから。

 

たとえ同じ時間を過ごせなくても、こうして書いておけば僕がどんな人生を歩んできたのかわかるかなっと思ってね。

 

さて、今夜はアンガーマネージメントです。

会社に入って良かったことは、高額な泊まりがけの研修を無料で受けられること。

これが意外と勉強になるんですよ。

毎年2回くらい葉山で受けるのですが、毎回新鮮。

もう3ヶ月前になりますが、グローバルリーダー研修を受けてきました!

受講のためにはGTECスコアが600点以上必要なんだけど、余裕で一発クリア!

なーんて、余裕ってのは嘘でGTECはをけっこう難しくてびっくり! 

それにはからくりがあって、正解するごとに試験の難易度が自動的にあがるらしい。。。解けた気がしなかったのは当たり前だね。

 

そんなわけで、研修はすべて英語オンリーだったのだけど、久々に英語だけで会話ができてとても楽しかったです。

なんだか、英語を話していると態度まで大きくなるので、英語が得意でない先輩に対しても強気で発言しちゃったり笑。

日本語に比べると、英語のほうがストレートで好き。自分の考えや意見を思いっきり表現できる。

なんでうちの会社はグローバルといいながら、社内は日本語なのか。メールも会話も全部英語にしたら、もっと仕事が効率よくすすむと思うのにね。

 

さて、話は脱線してしまいましたが、4日間の研修で一番印象に残っているのがアンガーマネージメント。

これって、すごく大事ですよね。

どんなことがあっても、絶対に相手に怒ったり、怒らせてはいけない。

そのためのスキルをいろいろと教えてくれるんだけど、目から鱗でしたよ。

アサーティブコミュニケーションはもちろんだけど、issueの重要度や人間関係の重要度に応じて力の入れようを4段階くらいにかえるの。また、同じ意味でも言い回しを少し柔らかくするだけで、相手を怒らせずに強く主張することもできる。

日本人はハイコンテントだけど(だから?)、このスキルが苦手で、一方、欧米人は小さい頃から発言のフレームをかえる訓練を受けているから、上手みたいよ。

僕はついつい瞬間的に怒ってしまうことが多かったけど、ここ2年くらいで職場で怒ることがだいぶなくなったかな。

結局、怒っても何もかえられないから。

自分の感情を表にだすことで、周りの人が動くようにはならないよね。

むしろ、感情を表に出すことは仕事の場ではマイナスでしかない。

おかげで、路上で涙することが増えましたけどね笑。

 

怒りはよくないですね。

多くの場合は誰かを傷つけてしまう。

 

明日は発表。

いつもは英語だけど、明日は日本語なので、逆に緊張しちゃいます。

 

今夜も米津玄師さんのメトロノームを聴きながら寝ます。

明日がどんな日でも、あなたを愛してしまうことを、笑い飛ばしてほしいものです。

本気でね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真実はひとつだけ

こんにちは。

いつの間にか、前回の投稿からもう3年半も経ってしまいましたね。

日本に帰国して初めてのブログ。ちょっと緊張しちゃいます。

 

実は、企業に入ってから、いろんなことがありすぎて、一日一日生き抜くのに必死でした。

こんなにもアカデミアと企業は違うんですね。予想以上の違いにだいぶ苦しみましたよ。

なんというか、自由がないですね。

誰がみているかわからないので、ここでは書けませんが、上司の判断に納得できなくて悔しくて悲しくて路上で泣き崩れることが2回もありました。思い出すのも嫌なくらい、辛い出来事でした。

こんなに悲しい思いをしたのは30歳になるまで5回(10歳:そろばん検定試験2級不合格、16歳:初失恋、18歳:大学入試不合格、25歳:最後の失恋、30歳:息子の入院)しかなかったのに、たった3年の間に会社で2回も経験するとは、もう定年まで働けるのか超不安ですよね。

 

先週、毎週楽しみにしていたドラマが二つも終わってしまい、今週から何を楽しみに生きて行けばいいのか、本気で困ってます。

 

アンナチュラルと99.9%

 

どちらも真実を追い求める点が共通していて最高に面白かったです。

研究者の僕としては至極共感できる部分が多かった。

 

アンナチュラルについては中堂さんが最高にかっこよかったですね。

こんなこと言っているから会社になじめないのかもしれませんが、不器用だけど一途に真実を追い求める姿勢に共感を覚えます。

そんな頑な彼の気持ちを動かすことができるみことの真理をついた発言にはグッときちゃきますよね。母親に殺されそうになった自身の暗い過去を糧に、不条理な死を絶対に許したくない強い気持ちに惹かれちゃいます。あんな女性が側にいてくれたら、自分ももっと強くなれるのかなぁ。

 

99.9%は深山の皮肉たっぷりの表情と発言が大好き。

またこんなこと言っているから会社に適応できないのですが、あんなセリフを言ってみたいものです。

真実は一つだからね。

 

なんだか、ドラマネタばかりで暇人に思われるかもしれないけど、けっこう忙しいんですよ。

絶望している暇なんてないくらい、仕事にうちこまなくちゃですね。

そしたら、きっと真実はついてくるはずだから。

真実なくして薬は創れない。

99.9%の偽りの中から、0.1%の真実を見いだすなんて、スリル100% ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HEIWAボケしたボクたち

毎年、8月の上旬になると戦争のことを自ずと考えてしまいます。
69年前のことを考えたら、アメリカで呑気に生活している今の自分に日本人として少し違和感を感じちゃいます。どうしても、敗戦国の日本人としての意識がぬけません。本当の戦争を知らないのに不思議ですね。

どうしてもこの問題をさけれないので、あえてここで自分の考えを書きたいと思います。
「集団自衛権」

僕はいろんな考えをひっくるめて、賛成してるんです。
今の国際社会の中で、いつまでも日本だけが集団自衛権を放棄し、自分の国と国民だけが助かれば良いという自己中心的な考えは健全ではないからです。確かに、戦争を仕掛けた国の日本は戦争放棄を強要され、自国での防衛以外での戦闘行為に参加することを憲法9条の名のもとに禁止されていました。そしていつしか僕たちは、「戦闘行為=戦争」という浅はかな考えに縛られ、敗戦国というレッテルを隠れ蓑にして、ただただ「戦争」という二文字を遠く遠く避けてきました。戦争とはおぞましいもの。決しておこしてはいけないこと。
ただ、そんなこと小学生だって知っています。
戦争を経験したことのない僕たちだって理解しています。
問題は、戦争の悲惨さなんかじゃない。
もし、世界中の人間が同時に戦争を一度経験して、戦争の悲惨さを身を以て体験すれば戦争が永遠になくなるなら、そうすればいい。でも、どんなに悲惨さを知っても、それだけでは戦争は決してなくならないと思う。

大切なのは、何が戦争を引き起こすのか、どうしたら戦争を起こさずに済むのか、その戦争の本質をしっかりと国民一人一人が本気で考え理解しようとすることだと思います。そのためには、平和ボケした日本やその周辺国を眺めているだけではみえてきません。世界中で、どうして紛争や戦争が起きているのかを知っていれば、戦闘行為に参加しなければ戦争は起きないなんて口が裂けても言えません。そんなの、平和ボケの極みです。

僕たちはもっと、本当にどうしたらこの世界から戦争をなくせるのかを考えなくちゃいけない。まだ日本が平和なうちに、どうしたらその平和を維持できるか考えなくちゃいけない。これからの20年間は今までの70年間では全く通用しない世界が待ち受けているから。


中立国スイスがどうして中立でいられるのかも知らずに、「スイスのように中立を目指せばいい」なんていう日本人をみると吐き気がします。彼らはとても長い傭兵の歴史があり、国民の戦争に対する意識が高いことも知らずに。彼らは有事の際には自分たちの平和を自分たちが血を流すことで守る覚悟があるんです。どの国の助けも借りずに。あの国は国民全員が銃と核シェルターをもち、有事の時には街全体が、国全体が武装できる状態になっているからこそ、武装中立国を維持できるのです。中立というのは、戦争において他国と同盟を組まないだけのこと。そのために、第二次世界大戦でもスイスではたくさんの国民が死んでるんです。その覚悟の前では、いかに僕たちの「戦争反対」「戦闘行為反対」が未熟であるかがわかります。

日本が目指す平和について、僕はスイスの例が良いとは全く思いません。ただ、戦争に対する意識の高さは見習うべきだと思います。結局、戦争に対する意識の高さが、平和に対する意識の高さにつながると僕は思っています。もちろん、武力、戦闘のみが「戦争」ではありませんよ。


もう70年も経つんですね。これまでの70年間、平和な日本を維持してくださった自衛隊の方々に僕は感謝しています。
これからは、国全体が、僕たち国民みんなが「戦争を引き起こした国」「敗戦国」などという過去の罪悪感や劣等感から脱却し、積極的に世界の平和を維持する方法を本気で考えなくちゃいけない。
その気持ちは、70年前に日本のために、天皇陛下のために、命をかけて戦ってくれたご先祖様の想いと同じだと思っています。ただ、方法が、時代が違うだけのこと。


どうしたら丸腰の日本人に世界が銃を向けずに済むのか、本気で考えていますよ。
銃を向ける価値がないからではなく、向けられない国にならなくちゃいけない。
きっとぼくらは試されてるんですね。
70年間の平和ボケの国全体が。

「非武装永久平和国NIPPON」

それができたら、本当にこの世界を変えられるかもしれませんね。
ただただ、祈ることも悪くはないんですよ。




お金の価値は?

極度に忙しくなると現実逃避をしてしまう今日この頃。
何か一つのことに脇目も振らずに一生懸命取り組むことがこんなにも難しいことだったとは。
今更ですが、注意力散漫な自分にがっかりしちゃいます。

またまたドラマネタですが、今度は「若者たち2014」にはまっちゃっています。
これは涙なしでは観れませんね。
第一話から号泣しっぱなしです。
あまりに涙したシーンが多すぎて、よく覚えていないのですが、蒼井ゆう演じる梓が妻夫木演じる旭に、「あなたはお金の価値を知っている」「貧乏でも幸せだなんて決して言わない」という部分に号泣しちゃいました。
お金に苦労した人にはわからない感覚かもしれませんが、僕にはとても胸がいたくなる言葉でした。
どんなに必死に働いても、大切な人一人も養ってあげることができない状況下で、「貧乏でも幸せだよね」なんて口が裂けても言えませんよね。だって、お金を稼ぐことは簡単じゃないし、お金がないことがどれほど惨めなことかも知っていますから。

でもね、僕は見栄っ張りな天の邪鬼なので、「この世の中はお金じゃない!」とか、「お金のためには働かない!」って、大切な人の前では断言しちゃっていたんです。本当は、それが単なる綺麗ごとかもしてないってわかっているのに。それでも、自分はそうありたくて、常に理想を追いかけていたくてそんなことをわめいていました。
ただ、その考えが「条件付き」に変わってきているんです。
僕一人の人生だったら、僕は正々堂々と「この世はお金じゃない!お金のためになんて絶対働かない!」って言い続けたと思う。でも、それが全く通用しなくなる時がくることに気づいています。

だって、家計を支えるためなら、もうどんな仕事でもやります。
もしも妻の治療費に3000万円必要なら、どんな手を使ったって集めます。
妻の命が助かるなら、刑務所に入ることだって気にしません。
大袈裟かもしれないけど、それらは現実に起こりうること。
でも、どんな悲劇や困難が起きても、絶対に家族だけは守る覚悟はあるです。
その覚悟の前では、どんな綺麗ごとも理屈も理想も、残念ながら全て意味をなさない。
自己犠牲に酔っているわけじゃなく、ただただ、必死にそうするしかないだけ。

僕は自分と他人のためには、絶対に自分を売ることはしません。
でも、愛する妻と子供のためだったら、簡単に切り売りします。

実は、自分でもびっくりなんです。
妻と子供の前では、こんなにも自分の考えが変わってしまうことに。
不思議ですね。
これが家族をもつ人の気持ちなんですかね?


いつか自分を切り売りする日がきた時には、手加減なしで切り刻むつもりです。
その日のために、少しでも自分の価値を最大限に引き上げておきたいものです。
家族の命をちゃんとお金で買えるくらいにね。
それを知っていたら、お金の価値を知らないなんて言えませんよね。


友達は選ぶもの?

昔、父親から「友達は選ぶもの」と教わりました。
当時、小学生の僕は違和感も感じず、その言葉を素直に受け入れました。
そして、31歳になった今。

たしかに、友達は少ない方ですが、「少ない」と感じたことはありません。
その代わり、僕にとって友達は大切な友達です。
だって、少ないからこそ大切にできる友達もいるから。
せめて、自分の友達だけは大切にしたいものです。

「友達を選ぶ」という言葉はとても傲慢で身勝手な言葉に感じます。
でも、僕は、その言葉を言ってくれた父親に感謝しているんです。
だって、僕たちは少なからず自分の判断で周りの「環境」を選んで作り上げて行かなくちゃいけない。どんな綺麗ごとを言ったって、それは事実だと思います。
たとえば、裕福な親は自分の子供たちを「裕福な環境」におきたいがために、有名私立校などの「選ばれた環境」にいれることを望みますよね。もちろん、親が子供のために少しでも良い環境を選ぶのは当然です。でも、それはある意味、親が子供の環境、つまりそこに集まる友達になる可能性のある「人種」を選んでいることになります。
つまり、僕の親は悪い環境の中でも僕自身に付き合う友達を選ばせたということ。
友達を選ぶというのは、決して友達を切り捨てるという意味ではなく、「自分に合った環境を自分で取捨選択し構築する」ことだと思っています。
もちろん、それが常に正しいとは決して思いません。
だって、全ては時と場合によって変わるから。
でも、それが間違っていたとも思いません。
たまたま、僕にとってはよかったのだと思います。
だから、僕はそんな父親に感謝しています。

怖いですね。
親の教育による影響はなかなか拭えるものじゃないんですね。
さて、僕は自分の息子になって教育するのだろう。
うーん、悩みますね。
でも、「友達は選びなさい」とは言いません。


きっと僕はこう教えます。
「本当に大切にできる友達を作りなさい」とね。

言葉は紙一重ですね。

満たされない想い

日本帰国まであと4週間、徐々に忙しくなってきた今日このごろです。
でも、大好きな日本のドラマをネットで視聴するのはやめられませんよー。

最近の一押しドラマは、「ゼロの真実」。
もう、面白くて毎週楽しみに観てます。何と言っても、武井咲の無愛想でクールで知的で逆立ちしちゃう演技がとてもストライクです。女優さんに疎いため、真矢みきを知らなかったのですが、このドラマを観てなんだかすごく魅力的で好きになりました。武井咲よりも真矢みきに惹かれるのは自分も歳のせいかしら?

さて、このドラマの第一話ででてくる、武井咲が真矢みきに向けて放つ「何か足りない」って言葉、考えさせられちゃいますね。頭もいいし、顔もスタイルもいいし、経済的にもいいし、でも、心のどこかで何かが満たされてない。もしかしたら、そういう悩みは、頂点にたどりついた人にしかわからない境地なのかもしれない。
でも、僕はそうではないと思います。
全ての人は必ず、多かれ少なかれ心のどこかに「すきま」を抱えて生きていると思う。
その埋められない隙間は個人差が大きくて、とても主観的な空白。
ある人にとっては大したことがなくても、ある人には生きることと同意義なくらい大切なこと。
そんな満たされない想いを誰もが抱えながら必死にもがいている。
ただ、「客観的、社会的にすべてが満たされている」ように見える人は、より一層その「主観的な不足」が目立ってしまうのだと思う。そして、自分も、知らず知らずのうちに満たされない部分にばかりいつの間にか目がいくようになる。経済的に裕福で、子供も優秀で、綺麗な奥さんを持っている男性は世間的には羨ましい存在だけど、でも、そんな彼もきっと心のすきまを抱えているはずですね。決して、贅沢な悩みだと思いませんよ。だって、人はどんなに裕福でも優れていても社会的に評価されていても、それだけでは決して生きて行けない動物ですから。もちろん、僕はまだまだそんな境地には達してませんよ。自分と家族を養って行くだけで精一杯です。でも、それがとても楽しいんです。

この世の中はやっぱり全てが相対的。
だからこそ、絶対的な「心のすきま」を埋めるために人はもがくんでしょうね。
僕はこれからもたくさんもがきますよ。
もがき悩んで苦しんで、満たされない想いが何なのかわからなくなるくらいにね。
そしたら、僕らはすきまを「忘れる」ことができるから。
人は忘れるから生きて行ける生き物。
忘れることができなかったらとうの昔に死んでいたでしょうね。
忘れることは大切な能力ですね。
そして、それを忘れさせてくれる人がこの世の中で最も尊い存在なんです。

幼き夢の代償は?

こんばんは。
前回の更新から早くも半年近くたってしまいまたね。
アメリカ生活も4年目を迎えていますが、残念ながらその生活も来月でおしまいです。
来月末からは日本へと移り、都内で新たな生活を開始します。アメリカについた当初はいつ日本に帰れるのか不安でしたが、いざ帰るとなると、なんだか寂しくて実感が全然わかないものですね。
いつの間にか、Memphisが第二の故郷になっていました。
住めば都とはよく言ったものです。

さて、一人になると妄想にふける時間がふえて、いろんなことを考えちゃいます。
さっきは、ドラマGTOを動画で観ていたら、予想以上に感動的な話で不覚にも涙しちゃいました。
やっぱり、夢を抱くことは本当にいいですね。特に、幼い子供が無邪気に抱く夢は好きです。だって、若いということは、それだけ可能性があるわけですから、夢も大きく広がります。何言っても不可能じゃない気がします。でも、それが大人になるにつれて、現実を思い知らされ、最初は大きかった夢もいつの間にか窮屈な世界で萎縮を強いられちゃいますよね。まるで、否応無しに社会のパズルのワンピースとして型にはめられていく感じ(笑)。僕はあまりそういう窮屈な世界が好きにはなれません。
そんな中、ちゃんと幼い頃の夢をかなえられる人がいます。僕はそういう人を心の底から尊敬します。だって、そういう人はほんの一握りの人たちだから。
こんな僕にも小学生から抱いている夢がありますよ。宇宙飛行士と大学教授になること。昔から欲張りな性格の僕は、夢を一つにしぼれなかったんですね。どうしてあの時、宇宙飛行士と大学教授になりたいと思ったのか不明ですが、それが僕の小さい頃からの夢なんです。こういう、理屈抜きの願望ってのが僕は好きです。だって、理由なんてないほうが胸はってこれが夢なんだって言るでしょ。そして、31歳の今、白血病研究者。来月からは製薬企業の会社員(研究員)。なんだか、宇宙飛行士からは遠ざかってしまいましたが、大学教授は射程圏内のつもり。まだまだあきらめたわけではないんです。だからこれからも幼きころの夢は大切にしていきますよ。もちろん、最終的には宇宙飛行士の大学教授。本気でね。

夢は叶わないから夢だという人もいます。けど、僕は違うと思う。綺麗ごととかじゃなく、夢はやっぱり叶えるために抱くものだと思う。だから、一度言葉にしたら、何としてもその夢を叶えなくちゃね。たとえどんな遠回りをしても、前例のない方法であっても、夢の観てくれが少し変わってしまっても、その夢のために全身全霊をかけて挑みたいものです。そのために、いろんな犠牲も生じると思います。家族を犠牲にすることもあるかもしれません。
夢を中途半端に求めると、きっと大きな犠牲を生みます。でも、何ども挫折を味わいながらも本気で努力し続ければ、どんな犠牲も代償もプラスにできるはずです。
それに、夢を決して諦めなかれば、夢は必ず叶いますよね。だって、叶うまで決してあきらめないんですから。
でも、もしもそれでも夢が叶わなければ、こういえばいいんです。
「それは幻想だった。その代わり、僕はもっと素敵な夢を叶えることができたよ」とね。
抱ける夢が無限大なら、その叶え方も方法も無限大でいいはずですよね。

今夜は良い夢がみれそうです。
おやすみんと。

愛のままに、わがままに

こんにちは。
いよいよ、来週末からサンディエゴで開催される世界最大の癌学会、AACRです。
今、B'zを聴きながらようやく発表ポスターを完成させたとこ。
久々にB'zを聴いたけど、やっぱいい曲が多いですね。ギリギリchopとか、最高に仕事がはかどります。明日の朝、急いで病院の印刷部署にデータを渡しに行ってきます。すぐに印刷してくれるかどきどき。ちゃんと、間に合いますように。

発表とはいっても、今回はポスターだし、半分旅行です。学会終了後に1週間の休みをとっているので、そのままロサンゼルスまでレンタカーでドライブして観光に行ってきます。ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、ハリウッド、シーワールド、ベタですよね。まだまだうちの一歳の息子には早すぎて楽しめないかな(笑)たまには家族サービス、サービス。

そういえば、最近は息子のわがままが激しくて大変です。
何もしていても、一日の大半はイヤイヤ。
食事中も、お昼寝中も、読書中も、とにかく「いやいや」主張がすごいんです。
まだ一歳なのに、早くも反抗期?
何に反抗しているんですかね?パパママに?人生に?それともこの世界に?

みんな、赤ちゃんはこんなにわがままなのかな?
でも、僕はそのわがままさが嬉しいんです。
すっごく子育て大変だけど、いっそうのこともっとわがまま言って!って思っちゃいます。
だって、わがままを思う存分言えるのは赤ちゃんのときぐらいだと思うから。
それに、そんなになりふりかまわず主張したいことがあるなんて素晴らしいじゃないですか。
まだ、この世界に生まれてきて一年しか経っていないのに、もう世界を掌握したような立ち振る舞い。かっこいいじゃん(笑)
息子がどんなにわがままを言っても、親はありったけの愛情で応えることができます。
なんだか、「親の愛情」を試されているようで、すこしプレッシャーだけどね。
でもね、こんなわがままを言っている息子でも、将来大人になったら徐々にわがままを言えなくなるんですよね。自分のことだけでまかりとおる社会ではないし、自己中心的な人間になってしまっても困るしね。

だから、今は思う存分わがままを言ってほしい。
願わくば、将来はわがままを思う存分聞いてあげられるような素敵な女性と一緒になってほしいですね。もちろん、自分の子供のわがままも底なしの愛情で受け入れられる親になってほしい。
愛のままに、わがままに、愛する人を傷つけないように。
たとえ太陽が焦げ付いても。
人生は短い、一生の難題ですね。






ことばにできない想い

うーん、いそがしい。
できるだけ心に余裕をもちたいと心がけていても、たいていは「いそがしい」というこの五文字に逃げ込んじゃいます。
人間ちっちゃい自分に失望。

先日、うちの研究所で新たな抗がん剤の開発に関する研究発表がありました。まだ、pre-clinicalな実験なので、マウスを使った実験。たしかに、その抗がん剤を投与すると、投与なしに比べてマウスの生存時間が二倍にのびますが、その中身は30日の生存が60日にのびるだけ。結局、60日後にはその抗がん剤投与マウスも全て死んでしまいます。周りの研究者の中には「2倍の延命効果!」に興奮している人もいますが、なんだか憤りを感じちゃいますよね。その演者の自信満々な表情もむかつきます。結局、がんを薬で完治することはできないの?

そんなイライラを感じながら帰りの病院の廊下を歩いていると、小児がんの子供といつものようにすれちがいます。
なんだか、自然と涙ぐんでしまいました。
ただ、ただ、悔しくて。
あんな、二倍の延命効果の抗がん剤でも、近い将来は臨床で使われると思うと、悔しくて。
僕はこれから、本当に画期的な抗がん剤を創ることができるのかどうか不安で。


研究者は本当は知っているの。
その抗がん剤を使っても、マウスの命を30日延ばすだけであることを。
それでも、研究者はその創薬を無理矢理おしすすめます。

臨床医は本当は知っているの。
その抗がん剤を使っても、完治させられることはできないことを。
それでも、臨床医はきっとその薬を病に苦しむ子供たちに使います。

それでも、それでも、小児がんの子供たちもその親も、ただ、ただ、信じてる。
いつか愛する我が子の病が完治することを。
たとえ1日でもいいから、少しでも長く生きてほしいと願ってる。

そんな切なる願いと悲しみの渦の中で、自分のサイエンスはどこまで通用するのか。
一か八かの大勝負。
宝くじを当てるような想い。
でも、本気のサイエンス。

お願い、神様。
どうか、当たりのくじだけはこの世界に用意しておいて欲しい。
それを当てるためなら、自分の命を切り売りしてもかまいません。
もちろん、理路整然とね。





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