こんばんは、ご覧いただきありがとうございます。今日は、ビールがススム(いやもはや止まらない)タイ料理No.1だと個人的に思っている『パックブンファイデーン』を作ったお話です。
✳︎パックブン・ファイデーンって?
パックブン = 空芯菜
ファイ = 火
デーン = 赤
がタイ語の意味なので、空芯菜の赤火・・・?意訳すると、空芯菜を強火で炒めたお料理のことです。『パット』を頭にいれると、空芯菜の強火炒めになりますね。
空芯菜にも、パックブンタイ(タイの空芯菜)、パックブンジィン(中国の空芯菜)などといくつか種類があるのですが、穴のあいた空芯菜は、日本では『エンツァイ』として売られていることが多いです。中国南部や東南アジアで主に栽培されている品種だとか。
↓今回手に入れた空芯菜(エンツァイ)はこちら。
たっっぷり300gくらい?はいって110円でした。さすが田舎の直売所。安すぎて心配になるくらい、直売所のお野菜、とっても安いんです。もうちょっと高くても買うよなーなんて思いながらも、お値段に感謝しつつ購入しました。
では、早速レシピに行ってみまーす。
✳︎ 材料
空芯菜 300g
にんにく 3片
赤唐辛子 1本
砂糖 小さじ1/2
タオチオ(タイの味噌) 小さじ1
シーユーカオ(タイの醤油) 小さじ1
オイスターソース 大さじ1と1/2
水 80cc
サラダ油 大さじ1
↓今回味付けに使った調味料類。本当は、白砂糖が定番のようです。
にんにくは皮を剥き、輪切りにした唐辛子と一緒に荒めに潰しておきます。
✳︎ 作り方
↓① 空芯菜はよく洗って水気を切ります。4cm幅に切り、全ての調味料を混ぜておきます。
② 切った空芯菜に混ぜた調味料を全ていれ、全体的に味がまわるようにボウルの中で混ぜておきます。
③ フライパンにサラダ油(オイリー派の方は大さじ2、ヘルシー派の方は小さじ1)をいれて強火で熱します。煙がでるくらいまで。
↓④ 熱々のフライパンの中へ、空芯菜をどーん。
油を入れ忘れてフライパンを熱してしまい(空芯菜をいれてからあわてていれる)、さらに調味料の混ぜ方が甘いという結果に。作るときは、レシピ通り丁寧に作った方が、美味しさがましましします。
↓⑤ 強火でさっと炒める。お皿に盛って完成!
空芯菜は、すぐにクターっとしてきます。お好みの火の通り具合で火を止めて完成。ちなみに私は1分弱がお好みです。
↓盛り付けた様子。これだけで、白ごはん2杯食べられます。(ビールちゃうかったんか)
にんにくは形が残るくらい荒めに潰すこと、調味料は予め空芯菜と混ぜておくこと、フライパンをしっかり強火で熱しておくこと。
おいしく作るポイントはこの3つくらいかな?400gくらいまで空芯菜は増やせますが、ビールのお供にしたいならこの量が限界かなあ。
タイだと根っこがついて売っていることが多いので、200g使いたいなら300g、と+100gくらいで市場のおばちゃんには注文していました。日本だと、これはこれは綺麗に根がおとしてあります。(パクチーの根だけはつけててほしい・・・。)
ちなみに、タイで購入する空芯菜(日本もかな?)、根の近くは硬いため先から10cmくらいは食べません。さらに丁寧に調理するなら、葉だけを先にとり、茎を手でちぎるのがベストです。
タオチオ(タイの味噌)がなければ普通の豆味噌でもできるみたいですが、完成の味は変わりそうです。(作ったことはありません・・・)パックブンファイデーンが好きすぎる!という方はぜひ、タオチオで作ってみてください。小さいサイズ100円、日本でも300円くらいで入手できます。
↓ちなみに、楽天さんではソイビーンペーストとして売られていました。
それでは今日はここまで。最後までお読み下さりありがとうこざいました。チョークディーナカ〜