半年の間に2回も乳がん特集
情報を求めている人が多いから必然的にこうなるのか・・・
HER2についてちょっといろいろ勉強してみた
もともとHER2というのは人間には不可欠なもの
心臓や神経系の発達や維持に関与する物質らしく
胎生期のマウスの実験ではHER2を人為的に欠損させると
心臓や神経系の発達障害で生まれることが出来なかったとか。
ハーセプチンの副作用に心機能低下や心不全があるのは
このためだったんだな
ハーセプチンはHER2の働きを押さえるから心機能の維持に
影響が出ると言うことなんだろう
ふむふむ
ではガン細胞とHER2たんぱくの関係は?
HER2たんぱくは正常細胞では細胞の増殖や分化の調整をしているが
HER2遺伝子増幅や遺伝子異変が起こると細胞の増殖・分化が制御できなくなり
細胞は悪性化するのだとか。
つまりHER2遺伝子が、がん遺伝子として働くようになる
(乳がんの場合、HER2たんぱく過剰発現の原因の90%がHER2遺伝子の
増幅だと言われているらしい)
悪性度が強く増殖制御不能・・・
イコール予後不良
たまらない
そんな中、分子標的薬が登場し事態は一変する
予後不良の看板を打ち壊してくれた・・・
はずなんだよな~
ハーセプチンと抗ガン剤を併用すると奏功率は60%を越えるとか。
逆の見方をすれば30数パーセントは効かない
運悪く、といえばいいのか残念というのか
私はその効かないグループだった
抗がん剤の後、ハーセプチンを1年間投与したけどその1年4ヶ月後には再発
HER2陽性は乳がん全体の約15~20%
その15~20%内の約3割に入ってるなんて
かなりな少数派に属してしまっているようだ・・・
で。
ブログでも何回か書いたけど今年の6月からに使えるようになった
パージェタという新たな分子標的薬について
HER2というのはHERたんぱくの一種
実はHERファミリーと言って
1~4まで確認されているらしい
詳しいことはよく分からないのだけど
ハーセプチンはHER2に効果がある薬だけど
パージェタはHER2が他のHERファミリーと結合することを
押さえるらしい
つまり、より細胞増殖シグナルを押さえることができる、という代物
ただ、これにも但し書きがあって
「ハーセプチンを含む治療後の再発の場合は効果が少し劣る」
だそうだが、使わないより使った方が増悪までの期間を伸ばすことが
できるとのこと(数ヶ月レベルね)
あらま。
救世主とまでは言えないのかなぁ
抗ガン剤、ハーセプチン、パージェタは3剤併用が
推奨されるようになるとか、ならないとか・・・
検証が必要らしい
ハーセプチンだけどもびっくりなお値段なのに
いったいどのくらいの費用がかかるんだろう
あなおそろしや
でも使える薬が増えるというのはありがたいことではある
欲を言えば、お財布に優しければ尚良いのに
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