内容は、ほとんどが『浅井長政のすべて』の再録なのですが、
小和田 哲男 編 浅井長政のすべて
(2008/08)
「将軍秀忠夫人となったお江」(岡田正人氏、1999年)という章が私は初見でしたので、かなり“買い”な一冊でした。
こちらの記事も、もともとは別冊歴史読本『徳川葵三代』に掲載されていた記事だそうです。
この章には、お江と小吉秀勝の婚礼日時について記されているほか、史料からうかがえるお江周辺の動きがつぶさに解説されています。
私は何よりも、k2さんに教えていただいたお江と小吉秀勝の婚礼日時記事(天正十三年十月十八日)を見てみたかったので、それだけでも大収穫でした。