「黒澤風彦の世界」へ
記事 02/27 風に吹かれて・また薬を元に戻して
02/26 風に吹かれて・午前の稽古
02/25 風に吹かれて・今宵は満月
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昔とはどこか違う
午前中はどんよりした雲に覆われていた空も、
先ほどから太陽が辺りを照らし始めました。
風が無いぶん、少し春の気配が感じられます。
我が家はテレビも電話もインターネットも多摩ケーブルさんにお願いしています。
毎月のテレビ番組が、冊子になって届きます。
殆ど私は開かないのですが、主人が見ているのをちょっと拝借。
この冊子を開くと、ずらりと映画の番組が紹介されています。
今は映画館でもテレビでも、映画が沢山放映されているのに驚きます。
しかしタイトルを見ても、みたいなあと思うような映画はなかなかありません。
昔はもっと映画に重みと味わい深さがあったような気がします。
何時までも心に残り、今でも懐かしく思い出される映画です。
「戦争と平和」 「風と共に去りぬ」 「ベンハー」 「十戒め」 「南太平洋」
「クレオパトラ」 「エデンの東」 「ジャイアンツ」 「太陽がいっぱい」 ・・・・・・
思い出しているときりがありません。
映画館も良かったですね。
映画が始まる時、緞帳が上がって行くか左右に開いていくか。
この時、胸がときめいたことを思い出します。
今では映画館で観た映画も、間もなくすると殆ど内容を忘れてしまいます。
スクリーンも、大きな画面のテレビを観ているようです。
こんなふうに感じてしまうのも、年のせいでしょうね。
茶々は私の膝に乗りたいと邪魔をしていたのですが、諦めて離れて行きました。
と思ったら、あら、こんな所に。
私の後ろで大人しくしていました。
寝ているのかなあと顔を覗いてみると
薄目を開けて私には無視。
暖かいうちにと、主人がリハビリ散歩に出かけようとしたら
茶々も後を追いかけて出て行きました。
「首に紐を付けて、一緒に散歩に連れて行けば。」
と冗談をいうと、
「・・・猫に紐を付けて散歩をしているのは見たことがないなあ。」
と言いながら、ドアを締めて出て行きました。