あさイチ「プレミアムトーク 尾野真千子」 | シャブリの気になったもの

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あさイチ「プレミアムトーク 尾野真千子」
NHK総合 2012年2月10日(金)



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★感想

いや~!面白かった!
尾野さんが糸子のまんまや~~!
国会中継のため時間が40分しかなかったのが残念。
通常通りだったら、もっと面白い話がでてきたかも。
最近のほっしゃん。さんと尾野さんの
Twitterバトル(ジャガイモ里芋論争)とか。

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★内容

冒頭はミシンの間から糸子が顔を出してるポスターの前に
尾野真千子さんが同じポーズで登場。
(以下、尾野さんはオノマチor尾野。他・出演者も敬称略)

「(尾野) おはようございます。
小原糸子こと、尾野真千子です。
きょうの『あさイチ』は 『プレミアムトーク』。
私がいろいろお話させて頂きます。 絶対、見てや」

オープニングの『カーネーション』映像。

(勘助をいじめてるヤツに跨ってやっつけてるシーン)

「(糸子) 小原糸子じゃ!」
 おのれら、なんちゅう腐れ根性しとるんじゃ。」

(パッチ店で窓越しに初めてミシンを見るシーン)

「(ナレ・有働) ドラマ『カーネーション』。 ヒロイン・糸子。」

(糸子が周防に初めて告白するシーン)

「(糸子) 最後に言わせてください。 好きでした。」

(糸子が善作に女学校を辞めてパッチ屋で働かせてと頼むシーン)

「(善作) こげか!」
※糸子が酒をぶっかけられて、蹴られる
※これを見ているオノマチはシーンの糸子と同じ顔してる!(笑)

「(ナレ・有働) その熱い演技で お茶の間をとりこにしてきた 尾野真千子さん。」
  一体、素顔は どんな人なんでしょうか。」

「(小林薫) 若いころは山猿みたいな女だと言われてたよね」
※「(スタジオのオノマチ) 酷いこと言う」
「(麻生祐未) ハハ… 若いころ…」
「(小林) なんか飯もボリボリ食うし」
「(麻生) そうそう」
※(スタジオのオノマチの口がヘの字)

「(ほっしゃん。) 生態がいまいちわんかんないんで」
※「(スタジオのオノマチ) なんやねん!」
「(ほっしゃん。) すごい興味ありますね。未知の生物のノリですね」
※「(スタジオのオノマチ) 誰やのそれ!」

(過去シーンスナップは、叫んでたり驚いたりしてる糸子のアップ)
※「(スタジオのオノマチ) アハハ!」

「(ナレ・有働) 皆さん、山猿だの未知の生物だの
 言いたい放題ですよね。」

(小学校4年生のオノマチの写真。カワイイ)
※「(スタジオのオノマチ) うわっ!」

(故郷の山の空撮)

「(ナレ・有働) 尾野さんが生まれ育ったのは
 奈良県・吉野郡西吉野村。
 (現・五條市のテロップ)
 猿もいれば鹿もイノシシも住む 山深~い所。」
※「(スタジオのオノマチ) うわっ、すごーい。」

「(ナレ・有働) 15年前、ここ 尾野さんのふるさとをロケ地に
 撮影された映画がありました。」

萌の朱雀 [DVD]/國村隼,尾野真千子,和泉幸子
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(映画『萌の朱雀』(1996)のワンシーン。教室から外を見てるオノマチ)

「(ナレ・有働) 当時、村の中学校の3年生だった尾野さんを
 監督がヒロインに抜てきしたのが女優人生の始まり。」

NHK大河ドラマ 義経 完全版 第壱集 [DVD]/滝沢秀明,神木隆之介,松平健
¥36,750 Amazon.co.jp
(大河ドラマ『義経』義経の正室・萌役のスナップ・当時23歳
 NHK土曜ドラマ『外事警察』(2009)松沢陽菜役のスナップ・当時28歳)

「(ナレ・有働) それ以降、話題の作品に数多く出演。
 女優としてのキャリアを重ねてきました。」


http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/

(NHK広島制作ドラマ『火の魚』(2009)ヒロイン・折見とち子役 
 作家・村田省三(原田芳雄)に花束を贈られた病院でのシーン)

「(ナレ・有働) 去年、亡くなった原田芳雄さんと共演したドラマ『火の魚』。
 がんを再発させた若い女性編集者を見舞う老作家。」

「(とち子) 先生。 」
「(村田) ん?」
「(とち子) 私、今… もてている気分でございます。」
「(村田) あながち、気のせいでもないぞ。」

※(スタジオのオノマチが涙目で見つめる)

「(ナレ・有働) 芸術祭大賞、イタリア賞など
 数多くの賞に輝いた感動のドラマ。」

(シーンは『カーネーション』ヒロイン発表の記者会見)

「(ナレ・有働) そんな尾野さんが、去年3月
  『カーネーション』のヒロイン発表の記者会見で見せた… 涙…。」
ヒロイン発表会見動画(NHK公式)

「(会見会場の尾野) 本当に… うれしいんです。」

「(ナレ・有働) きょうは朝ドラのヒロイン
 尾野真千子さんの素顔とその魅力に迫ります。」




「(イノッチ) きょうのゲストは尾野真千子さんです。よろしくお願いいたします。」
「(尾野) よろしくお願いします。」
「(イノッチ) 先ほど一緒にね朝ドラを見させて頂きました。
 ぜいたくなね、ところから始まりましたけれども」
「(柳澤) ツッコミがすごかったよね。けっこうね」
「(イノッチ) そうですね」
「(尾野) すごい、いろいろ思いがあるんで。(笑い)」
「(イノッチ) いろいろ裏話を聞きながら見るっていうのも贅沢なもので。」
「(尾野) 私も『あさイチ』めっちゃ嬉しいです。ずっと見ていたんで」
「(イノッチ) ホントですか!」
「(尾野) しかもね、私の2番目の姉がね、イノッチ大好きなんですよ」
(一同・笑い)
「(イノッチ) ホントに!お姉さんどうもありがとうございます。」
「(尾野) でね、その姉の友達が、さっちゃんと言うんですど。
 さっちゃんが、岡田君がいいって」
(一同・笑い)
「(尾野) V6大好き」
「(イノッチ) V6でおさめていただいてホントにありがとうございます」
「(尾野) よろしくお願いします。アハハ」
「(有働) よろしくお願いします。
 今日は尾野さんの魅力をたっぷりとお伝えしますが
 皆さんからも質問メッセージを募集します。」
 今日、8時55分までの。国会中継予定されてますので
 時間ですので皆さん早めに送っていただければと思いますが。
 もうすでにきておりまして。
 大阪府・ナミちゃんさんですが。
 『尾野真千子さん、おはようございます。
  今 朝ドラを見ながらメッセージを送っています。
 それにしても今までの朝ドラにない
 爽やかじゃないところが見応えがあります。」
「(尾野) ええ?」
(一同・笑い)
「(有働) お隣の和泉に住んでいますが岸和田弁には圧倒されています。
 今朝はものごっつう楽しみにしちゃるでぇ。」
「(尾野) イェ~~イ!」
「(イノッチ) 爽やかじゃないところというか…」
「(尾野) どういうことですかね?」
(一同・笑い)
「(イノッチ) いや、痛快ですよね。ホントに。今までと違うところがあって。」
「(有働) でもさっきのVTR・記者会見のときに涙してらしだじゃないですか。」
「(尾野) 涙もろいんですね。」
「(イノッチ) うれしいという気持ちもあると思いますけれども、
 あそこまで号泣するというのは、何か他にも思いがあったんですか?」
「(尾野) いや~。もう何回、朝ドラのオーディションを受けたか
 分からないくらい受けたので。
 それがね。これが30になってやっと夢がかなったんで、
 やっぱりそれは嬉しくて。
 朝ドラというと、やっぱり実家の人からすると もう、すごいもので。
 やっと親孝行とか家族孝行ができるという
 その思いがすごく強かったです。」
「(有働) へぇ~」
「(イノッチ) そりゃね。あそこまで泣きますよね。」
「(尾野) フフフ」
「(イノッチ) 何回も受けたんですか?」
「(尾野) 何回も受けましたね。」
「(イノッチ) 途中でもう、無理かなって…」
「(尾野) 諦めてました、25歳くらいで諦めてましたね。」
「(イノッチ) それでもまだやり続けたんですか?」
「(尾野) なんか、その後、もう声がかからなくなって」
「(尾野) その後、この歳になって、
 もう1回どうですかって言われたんですよ。」
「(イノッチ) オーディション。」
「(尾野) ああ、いいやと思って。」
「(イノッチ) あはは!」
「(尾野) 行く行くって言って行きましたね。」
「(有働) 決まった時は周りの方は?」
「(尾野) すごかったですね。
 周りは初め、やっぱり受からんやろうという気持ちでしたからね。
 それが受かったいましてねー。」
「(イノッチ) ぴったりはまってるじゃないですかねー」
「(有働) しかも大好評で。いかがですか?自分で。朝ドラ、もう、
 夢の朝ドラをやって。」
「(尾野) 逆にどうですかと聞きたいです。
 私ももう、なんか朝ドラっぽくない顔していますんで」
「(イノッチ) アハハハ!朝ドラっぽくない顔。」
「(有働) どんな顔ですか?」
「(尾野) そのとおりなんですけれどもね。ファックスの通りなんですけど。
 なんかあんまりその爽やかさとかって無いと思うし。
 こんな汚いことば、いっぱいしゃべっているし。
 どうなんやろと思って。
 視聴者の方を 声をすごく聞きたいです。」
「(有働) 今日、みなさんからのファックスをどんどんご紹介していきますので。
 聞いていただきたいと思うのですが。
 まずは名シーンを。撮影現場の様子と共にまとめてあります。
 ご覧頂きましょう。」
「(尾野) ヘヘヘ」




「(ナレ・有働) ドラマの撮影は去年5月に始まりました。」

(2011年5月・河原でのあいさつ)

「(D) ご紹介いたします。我らのヒロインであります。
 小原糸子役の尾野真千子さんです」
「(尾野) よろしくお願いしま~す!」
「(スタッフたち) イェイイェイ!(拍手)」

(「第12回」 勘助をいじめてる男子に立ち向かう糸子のシーン)

「(生徒) なんじゃお前!」
「(糸子) 小原糸子じゃ!  (※「(柳澤)ドスが効いてる」(笑))
 そこのへたれの、あ、ごめーん。」
「(D) ハイ、カット。」

※「(有働) このシーンとかっていうのもねー。」
※「(尾野) どう思います?これが最初ってねー」
<笑い>
「(有働) 印象深いですよね。」

(撮影の合間。
 小原家居間で糸子たち4姉妹が並んで
 「ドドスコスコスコ・ドドスコスコスコ・ドドスコスコスコ・ラヴ注入!」
 をやってるシーン。)

※「(有働) これはあの、皆さんでね、撮影の合間にこんな感じで」
※「(尾野) 流行。」
※「(イノッチ) そういうときですね。」
<笑い>

(ちゃぶ台のところに善作がやってきて…。4姉妹が…。)

「(尾野) お父ちゃん。自分が一番かわいいと思う顔してな。
 サン・ニー・イチ…」
ニッコリ笑う善作(小林薫)
(一同・笑い)
「(娘たち) めっちゃ笑顔!」

※「(有働) かわいい」
※「(イノッチ) 本番じゃないですよね。」




「(ナレ・有働) それでは思い出の名シーンをどうぞ。」

(「第10回」
 夜、食事を終えた善作が足の爪を切っている。
 畳に両手をつく糸子)

「(糸子) お父ちゃん。
 うち桝谷パッチ店で働きたい。
 女学校、辞めさせてください。」
「(善作) 何やと!」
「(ハル) やめとき!」
「(糸子) 頼んます!働かしてください!」

※「(尾野) これ怖いん。後ろに(割れた皿の)破片があるんですよ」

「(善作) 女学校、辞めるってか。
 わしが、どんだけ苦労して女学校いかせちゃってると思ってるんじゃ!」
「(糸子) 分かってる、分かってるけどうちどないしても働きたい…。」
糸子を足で蹴る善作

※「(尾野) この時踏んでるんですよ。破片を踏んでる。アハハ」

(その後、昼の店。
 善作の前に座り 畳に両手をつく糸子)

「(糸子) お父ちゃんが、あかんちゅうた。
 桝谷パッチ店で働きたいんや。
 ミシンは、うちのだんじりなんや。」

※「(有働) 泣くシーンはねー。」

(「第12回」 居間)

「(善作) 座れ。」
善作の前に座る糸子
「(善作) その…なんちゃらパッチ店、行け。」
「(糸子) ほんま?」
「(善作) ただし、働きに行くと思うな。勉強をしに…。」 
「(糸子) うれしい! わー、どないしよ!」  (※スタジオ・笑い)

(「第41回」 クリスマスイブの小原家・ケーキを囲む妹達)

「(糸子) 今の仕事はことしいっぱいで辞めて
  ここで小原洋裁店、始める。」
卓袱台を叩く善作
「(善作) なめとんのか、おのれは!」
「(ハル) やめり、やめり。」
「(善作) こげか!」
糸子を殴る善作
(家族の悲鳴)
※「(尾野) 痛~い」
※「(有働) これ、殴られたあとが見えます?」
※「(尾野) そうなんですよー」

(「第43回」 屋根に小原洋裁店の看板が上がるシーン)

「(ナレ・有働) すったもんだのあげくに 晴れて洋装店の開店。」

(「第47回」 奈津の料亭座敷・糸子の結婚式)

「(木之元たち) 乾杯!」
勝の横に座り、勝に微笑む糸子
「(ナレ・有働) 結婚。」

(「第48回」 優子と命名した善作が居間で優子にデレデレシーン)

「(ナレ・有働) 出産。」

優子を抱かせろと駄々をこねる善作
「(善作) ああはよ!はよ!あ~ はよ!はよ!ああもう!」
優子を抱く善作
「(善作) よしよしよし!はい!やややや や~!よちよちよち… 
 ほらほら ほらほら…。
 なあ!明日からな 善ちゃんが なあ 世話しちゃるよってな~!」

※「(尾野) 自分で『善ちゃん』言うて」
※「(一同) ハハハハ!」

(「第58回」 夫・勝を見送るシーン)

「(ナレ・有働) ところが夫は戦争に」

「(勝) ほな行ってきます。」
「(糸子) いってらっしゃい。」
「(娘たち) いってらっしゃい。」

(「第60回」 大日本国防婦人会の澤田たちが店にやってくるシーン)

「(女性) 1台でも、どうにかなるはずです。」
※「(尾野) あ~ 腹立つ」
「(糸子) 戦争から帰って来た時に
  あれがなかったら 主人は仕事が出けへんようになります。」
「(澤田) はあ?
 夫を戦地に送り出したら 潔く遺骨になって帰ってくるのを
 願うべきやないやないんですか。」
 死んで、お国の役に立ってこそ」
 旦那さんの値打ちちゅうもんです。」
「(糸子) 何?」
「(澤田達) …」
「(糸子) 何!この!」
糸子を押さえる善作と昌子
「(澤田) 何ですの、ちょっと…。」
「(善作) まあまあ、あとでよう言うて、聞かせますよって。
 今日のところは。」
「(昌子) ご苦労さんでした。」
「(澤田) 失礼しました。」
立ち去る澤田達
昌子に背中をさすられながら悔し涙を流している糸子
「(糸子) くそーっ! 何が死んでこその値打ちじゃ!」




「(有働) 結局このあと、
 夫は戦争から帰ってこられなかったんですよね。」
目が潤んでいるオノマチ
「(有働) 目が…。」
「(イノッチ) ふりかえっちゃいますね。ちょっとね」
「(尾野) ねー。そうですね」
「(有働) やっぱり、今ご覧になっても…。」
「(柳澤) 今、本気で怒ってたんじゃないですか?やっぱり」
「(尾野) 怒りますね。
 なんかついつい本気になってしまう。」
「(柳澤) 見ていてこっちも怒って当然だって気持ちになる。」
「(尾野) すごい本当に本気でしたね。
 毎回本気だからすごく疲れるんですよ。」
「(柳澤) ああ…」
「(イノッチ) みんなたぶん、全国、日本中みんな
  本気で怒ってるわけですよね。あれは」
「(尾野) ハハハ」
「(イノッチ) 糸子を通して。」
「(有働) 尾野さんも今、涙でいっぱいなりましたけれども。
 普段も、私たちも 糸子がなくシーンで、こんなに…」
「(柳澤) みんな泣いちゃう」
「(有働) 泣くのってありますけど、普段もそうですか。」
「(尾野) 見たら、なんかいろいろ、
 思い出が多すぎるんですよね。やっぱりね。
 ずっとみんなといますから」
「(イノッチ) 撮影以外の思い出も含めて。」
「(尾野) そうですね。合い間中に何があったとかね。
  こんな話したなとかいうのを すごい思い出されるんで。」
「(イノッチ) いろいろと重ね合わせてね。」
ファックスを手にする有働アナ
「(有働) すごくたくさん頂いてるんですけど。皆さん、あの
 主人公の前向きな生き方、考え方、行動、
 私の正反対なので、見習いたいですが、
 尾野様は、主人公のような方ですか?という質問が
 すごくたくさんいただいてます。」
腕組みをし、口を真一文字に結ぶオノマチ
「(イノッチ) ハハハハ!今ちょっとスイッチが入った感じ」
(笑い)
「(尾野) いやよく聞かれるんですよ。
 本当にそういう人ですか?みたいに。
 これ…内緒にしておきましょうか。」
「(有働) ええ?」
「(尾野) ハハハハ!」
「(イノッチ) 内緒にしときましょうか。ここはね」
「(有働) 内緒にするというのは?」
「(尾野) バラしたら…ねえ?ハハハハ!」
「(イノッチ) やっぱりまだ続きますからね。」
「(有働) この質問はどうですか?
 うちの母共々、よくまあこれだけのはまり役の女優さんを
 見つけてきたものと感心しておりました。
 その糸子さんの迫真の演技の大きな要素の1つに
 巻き舌があると思います。
 お前らええかげんにせえ!とガナりたてる台詞。
 これってもしかして普段尾野さんの口から出てるんとちゃうやろか
 と、心配というか疑惑というか。
 余計な勘繰りを入れてしまうほど流暢さです。
  (※「(柳) 普段から使ってないと出てこない」
   ※ 柳沢を笑って叩くオノマチ)
 実際のところどうなんでしょうか。」
「(尾野) もうねえ、あのね。女優って大変って」
「(一同) アハハハ!」
「(イノッチ) 素でしょう?」
「(尾野) もう、そんな言うたこと。箱入り娘でね。だから、
 なんか巻舌とかやったことがなくて。」
「(イノッチ) いやいやいや」
「(尾野) ほんと、毎日発散しましたね。」
(一同・笑い)
「(尾野) そういうのを言えるってないじゃないですか。
 お芝居にしても なかなかね。
 巻き舌で言っていいなんて、なかなか無いので」
「(イノッチ) そうですね。女優さんは特にそうですよね。」
「(尾野) それがね。大声で言えるのはすごく気持ちがよかったですね。」
「(有働) あ~」
「(イノッチ) 小原の”ぅら”で巻…巻き易い名前だから」
(笑い)
「(有働) ね。力いっぱい怒って、力いっぱい泣くじゃないですか。
 そうとうエネルギー要るんじゃないかと思うんですけど。」
「(尾野) ね-。要りましたねー。なんか本当に疲れてた。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) でも自分の中でも、
 本当にさっきみたいな台詞で、何っ?て、思われないと
 言えないところってありますか?」
「(尾野) そうですね。その気持ちでないと言ってないです。」
「(イノ・有働) あ~」
「(尾野) これちょっと変やなって思われたシーンとかは、
 私の気持ちがなっていない時ですね。」
「(イノッチ) ああ~。そういう時ってありました?」
「(尾野) ありました。眠すぎて。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) 眠すぎてかよっ。」
(一同・笑い)
「(尾野) 眠すぎて、本番直前まで”ふあーっ”ってなってたんですよ。」
「(イノッチ) へぇ~」
「(尾野) スタートってなって、こう、起きるの。ハハハ」
「(イノッチ) えーっ!台詞とかも別にそんなに
 ぎりぎりまで確認とかっていうことじゃなくて?」
「(尾野) するときはしますし。
 なんか、ここはなんか、こう流れていけば大丈夫やな、
 という時はこう(眠い感じに)なってます。 ハハハハ!」
「(有働) そのへんがですね。
 セリフを覚える云々のあたりなんですけど。
 実は共演したこの方々、このようにも語っています」
「(尾野) なんか言ってましたね。」(スネるオノマチ)
(一同・笑い)




小林薫さん・麻生祐未さんインタビュー

「(小林) 糸子とちょっと似てるところがあって。
 似るんじゃないですかね。
 キャラクターという意味で。
 全然ないものはできないじゃないですか。」
「(小林) なんていうんだろう。
 腹が据わってるっちゃ据わってるし。
 横着っちゃ横着なところもあるし。」
「(麻生) アハハ!!」
「(小林) ホントに」
「(麻生) あ~。」
「(小林) 意外とセリフ覚えてこなくても堂々としてるしね。」
「(麻生) アッハハハ!」
「(小林) 普通、いっぱいいっぱいだよね?」
「(麻生) あ~。」
「(小林) 割と平気」
「(麻生) 焦りはないかもしれないですね。たしかに」
「(小林) 現場で全然焦らない」
※ポカーンと口を開けて、わざとアホ面で見ているオノマチ(笑)
「(小林) キャリアもそこそこあるということもあるかもしれないけど
 そういう意味でいったら、
 なんか、抜くところは抜いてるんじゃないですか?もしかしたら。」
「(麻生) だったらいいですけどね~」

ポカーンと口を開けたアホ面のままのオノマチ。(笑)

「(イノッチ) まあ… 抜いていたということですよね?」
「(尾野) 抜いてないです。」
(笑い)
「(イノッチ) さっきまでぎりぎりまで眠かったって言ってたじゃないですか。」
「(尾野) アハハ。いや~、でもね~
 台詞は覚えていくんですけど、あの、
 ここは絶対決めなアカンってときは
 すごい緊張しすぎて、飛んでいくんです、セリフが。」
「(イノッチ) 飛んでいく?」
「(尾野) 飛んでいっちゃう…。アハハハ」
「(柳澤) どこかにいっちゃうんですか。」
「(尾野) そう」
「(イノッチ) でも言えちゃうんでか?それでも。」
「(尾野) 何回かの後には。」
(一同・笑い)
「(有働) これまでだとどんなシーンですか。例えば」
「(尾野) あのね最初のだからあの、さっきVTRにありました、
 小原糸子じゃ!のあとのやつが
 あれはね、初日だったので、
 関西弁じゃなくて岸和田弁がまだ入っていないのと
 動かなきゃいけないのと
 巻き舌でいかなきゃいけない…。全部重なって。
 まだ慣れてなかったんですね、そういう状況… 自分の設定に。
 だからすごいやってしまいましたね」
「(有働) 小原糸子じゃ!って言ったら、真っ白、みたいな?」
「(尾野) そうなん。なんか自分のあまりの声の大きさにびっくりしてしまう。」
(一同・笑い)
「(イノッチ) あんまり、女優人生の中で、
 そこまで出していなかったんですね。ハハハ」
「(尾野) ちょっと、やってしまいましたねー。」
 
※ここまでで16分。
まだまだ続きますが25000字近くあり、
長くて入りきらないので、別の記事に続きを書きます。

>>別記事のこちらへ
「飯綱遣いの部屋」の朝ドラ「カーネーション」記事

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