おかわり飯蔵 第四話 「薬膳うどん」
テレビ東京 2007年1月27日(土) 深夜26時50分~
★はじめに
おかわり飯蔵 第4話のレビューです。
テレビ局の公式サイトの代わりになるよう頑張ります。
主役はキム兄で、ヒロインはオーディションで選ばれた川畑麻衣さんです。
(彼女の紹介記事は第一話
の記事内にあります。)
古道具屋「Jin」の主、陣内飯蔵は、料理の“変人”と呼ばれ、
常識破りの料理が、みんなの悩みを解決する物語。
コンセプトは「安くて、簡単で、身体に良い」の3原則。
まさに、キム兄にはもってこいのキャラクターである。
今回は、つつみあやこ著「リンゴの島」という絵本が出て来ます。
何か、ヒミツがありそうです。
急告:演劇と本とTVと漫画とかにまつわるエトセトラ のけんたろうさんが、
吉本女優たくませいこさんのブログ「あははのは」 を通じて
つつみあやこさん本人とコンタクトを取ることに成功!!
絵本「リンゴの島」の秘話がそこに・・・
( ここ から、けんたろうさんと、つつみさんのやりとりが見れます)
けんたろうさん、凄いです!
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★あらすじ
新人編集員の美咲さくら(川畑麻衣)と先輩編集員の福永沙織(中村愛美)が
奥軽井沢の温泉で、水着姿で看板を持ち、撮影されている。モデルを頼む予算
が無いので、雑誌に載せる写真モデルを自前で行っているのだ。
冬の寒い空の下で撮影したため、さくらは風邪気味になる。
さくらは、編集事務所に戻るとデスクの西川(二階堂智)に呼ばれ、新企画の
企画書を3日後の月曜日までに練り直して来いと言われる。インパクトが
弱いのと、飯蔵(木村祐一)さんの料理の凄さが伝わらない、というのだ。
さくらは家に戻ると、最近始めたブログに、
「わが社の命運がかかった、大江戸パラダイスのリニューアル、
貧乏を脱出できるかどうか、これにかかっているのです。」
と書きこみ、眠りについた。
次の朝(土曜日)、さくらは頭が重い。熱を測ると、38.2度の高熱!!
しかし、鏡にうつる顔を両手で引っぱたき、「ここは、頑張りどころ!」と、
気合を入れる。
部屋の棚に飾ってある一冊の絵本(リンゴの島、つつみあやこ著)を胸に抱き、
「力を貸して」と祈る。そして資料作成のため、図書館に向う。
図書館の帰りに、さくらは古道具屋「Jin」に立ち寄る。
店では、飯蔵と荒関社長(坂本あきら)が、酒を片手に次の買い付けの話を
していた。買い付けは引越しする家からする話や、葛の蔓で編まれたカゴの話、
材料の葛の話と飯蔵たちの話を聞いていたさくらは、目眩に襲われる。
その時、手に持っていた資料を落としてしまうが、誰も気が付かない。
さくらは、この後まだやることがあったので、荒関社長と一緒に「Jin」を出た。
飯蔵の過去を社長に聞いてみると、京都の料亭が実家で、昔は手伝っていた
という。また、社長はさくらに、会社に近い「Jin」に空き部屋があるから、引っ越し
たらどうだと薦める。さくらは「考えておきます」と言い、会社に向った。
会社に戻ったさくらの容態は益々ひどくなり、周りからすこし煙たがれている。
先輩の福永から電話が入る。元気な声で受け答えするが、実はフラフラで
話している内容もよく覚えていない。明日の握手会の件は手にメモを残して
おいたが、頼まれていた資料のFAX送付の確認には、やってないのにやったと
返事してしまう。今日も体調不良と忙しさから、新企画書が進まない。
次の日(日曜日)、商品撮影のためスタジオで仕事。撮影を手伝おうとしても、
フラフラして、逆にみんなの足手まとい。何とかこなすと、病院へ行こうと決心。
次の仕事まで4時間ある。その間に病院へ・と思った矢先、福永から電話が入る。
資料のFAXが届いていないというのだ。さくらは福永に忘れていたことうを謝り、
資料を忘れた「Jin」に向う。
飯蔵が買い付けに行こうと車に乗ったその時、ミラーにさくらが映る。さくらは間一
髪間に合ったのだ。さくらは、落とした資料を見つけると、急いで店を出ようと
するが、倒れてしまう。飯蔵が額に手をすると、高熱! 無理して出かけようと
するさくらを止めようとするが、さくらは、仕事を諦めることになる、と出て行って
しまう。
さくらの次の仕事場は、大友さゆりの握手会イベントだった。
さゆりが握手をしている傍らでスタッフと立ち会っていたが、遂に倒れてしまう。
仕事から戻ると、38.8度の熱。それでも会社で企画書を書いていた。
月曜日、「大江戸パラダイスのリニューアル新企画」の会議。
さくらの企画はボツ! これまで優しく見守ってくれていた編集長(松澤一之)に、
再挑戦の時間が欲しいと頼んだが、もうお前だけの問題じゃないと、言われる。
代案企画を明日の10時までに各自提出という事で会議は散会。
落ち込むさくらに、先輩の福永は、もう今日は帰って休みな、とさくらを帰宅させる。
帰宅したさくらは、「もう疲れた」といってベッドに倒れこんだ。
「Jin」にいた飯蔵に電話が入る。福永からだった。直立不動で受ける飯蔵。
飯蔵は福永にレストランで会って以来ぞっこんなのだ。(第一話
)
福永は、落ち込んださくらを励まして欲しいと頼むが、飯蔵はボーとして、
「放っておいたらいい」と言う。
眠りから覚めたさくらは、本棚にある絵本「リンゴの島」を取り胸に抱くと、
「企画ダメでした。その協力してくれた人とも喧嘩して。私、何の役にも立たない
ダメ人間です。私はリンゴちゃんになれませんでした。」とつぶやいた。
開いたページにはこう書かれていた。
『おかあさんは リンゴちゃんに いつも いいきかせました
リンゴちゃん、あなたは 全てのものを しあわせにできる
強い ちからを もっているのよ
「でも、わたしには 見えないよ?」
「強さは 目に見えないものよ」
そういって お母さんは ほほえみました 』
その時、さくらの家のチャイムが鳴る。こんな時に、と這って玄関に出てみると、
そこには飯蔵が立っていた。飯蔵は心配して「薬膳うどん」を作りに来たのだ。
「飯蔵とさくらの、おかわりクッキング」
今日の料理は、「薬膳うどん」
(レシピは別記)
「あなたも レッツ クッキング!」
うどんを食べて少し元気が出てきたさくら。飯蔵はこのうどんのとろみについて
教えてくれた。このとろみは片栗ではなく葛。葛は漢方では風邪薬だと言う。
この葛粉は、葛の根っこから作られていることも。
飯蔵は絵本「リンゴの島」を見つけると、それを手に取り読むと、
「むちゃくちゃ ええ本やないか」と夢中で読み出す。
さくらは、その本が編集者になろうと思ったキッカケの本だと語る。
小学校2年生の時、40度の熱で寝込んでいる傍らで、おばあちゃんが
買ってきたその本を読んでくれたし、辛いときはこの本に何度も励まされた。
飯蔵は、この本で言っていることと、葛という植物は同じだという。
葛は冬の間に根っこに栄養を溜める。春の成長の準備だ。
飯蔵が開いた絵本のページにはこんな文章が書かれていた。
「そうして島じゅうに リンゴの根っこをのばしました。
すると・・・
(次のページに実を沢山つけたリンゴの木の絵)
」
お前も、今はゆっくり休め。そしてさらに成長しろ、と飯蔵は言った。
さくらは、安心して眠りについた。
火曜日。少し熱の下がった(37.2度)さくらが、ブログを見るとそこには励ましの
コメントが・・・
それを見たさくらは、飯蔵の料理で何度も救われた事を思い返し、
>料理で悩みを解決したり、元気付けたりする企画はどうだろう<
と、思いつき、時計を見る。6:00AMだ。まだ代案企画書締切りまで4時間ある。
夢中でキーボードに指を走らせるさくらだった。
10:00AM・編集会議。それぞれが新企画書を編集長に提出している。
ギリギリでさくらが会議室に飛び込んできた。企画書を編集長に提出すると
編集長は軽くウィンクを返した。
会議終了後、編集長はさくらに
「よく頑張ったな。でも大変なのはこれからだぞ」と褒められた。さくらは嬉しそう。
どうやら、さくらの企画が通ったようだ。
飯蔵にお礼を言いに、さくらは「Jin」に来た。
そして、飯蔵に下宿させて欲しいと頼む。飯蔵は快諾してくれた。
そして料理企画の話をさくらが始めると、電話がかかってくる。福永からだった。
さくらの世話をしてくれたことの御礼の電話だったが、福永が、
「なんか、さくらが羨ましいなぁ」とつぶやくと、飯蔵はドキドキしたのであった。
電話をしている二人は、共に空いてる手で電話のコードを指に絡ませて・・・
(どうなっちゃうのこの二人。次週へつづく・・・)
さくらが、無理して働くところは買い!でも書類がすぐ見つかるところは
もう少し引っ張っても・・・と思ったが、30分に入りませんね。失礼!
絵本を小道具に、いい話だったと思いました。
絵本の文字がもう少し大きくても、よかったのかな。さりげないテロップでも
添えるとなおGoodでしたが。
冒頭の温泉シーンはサービスカットですね。寒いなかお疲れ様でした。
(ホントにたいへんだったようです。さくら本人ブログ
)
川畑麻衣さん、ますますいいですね!魅力存分出てきてます。
ますます期待上昇で、来週も絶対見ることに!
この記事書いている時、みんな「東京タワー」のレビュー書きなんだろうな。
ふぅ、つづきつづきっ、と・・・
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★今週の役者
今回はクレジットに13人とかなりスリム
今回、紹介する俳優さんは、福永沙織役の中村愛美さん
(1983年1月8日生・東京都出身・テンダープロ所属) 公式サイト
このドラマでは、さくらのよき理解者の先輩編集員。仕事は出来るし、
ちょっと妖艶な、役どころだ。そんな彼女を知ったのはなんと言っても
ドラマ「GTO」(1998年 フジテレビ)の相沢みやび役だ。
物語のキーパーソンであり、その演技で注目を集めた。
いろいろあって、しばらく芸能活動は停滞してしまうが、
現在見事に演技派女優としての階段を上がってきている。
私からは「ガラスの仮面」(1999年 テレ朝) 姫川亜弓役もお勧めです。
私の彼女の将来像は川島なお美さんって勝手に思っています。
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★今週のおかわりクッキングレシピ
材料:調味料
ゆで麺(うどん)、昆布、削り節、葛粉、刻みネギ、とろろ昆布、七味、みりん、塩
*鍋に丼半分の水を入れる。
*4cm角の昆布とオタマ半分のみりんを入れ、火にかける。
*鍋が沸騰したら弱火、塩で濃い目に味付けをする。(小さじ2杯くらい)
*湯のみ一杯分の削り節を入れて、フタをし、1分で火を止める。
*コーヒースプーン一杯の葛粉を少量の水で溶く
*それを鍋に流し込んだら、すぐ固まって焦げないように、
オタマで鍋底をこするように混ぜる。
*ゆで麺を丼に入れて、鍋のつゆを入れる。
*刻みネギ、とろろ昆布、七味を加えて出来上がり。
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★今週の気になるもの
☆絵本(リンゴの島、つつみあやこ著)
実在するか検索してみた。
Amazonとかにも無く、架空とも思えず、ナゾです。
ちなみに、作者のつつみあやこさんは実在する。
ふ~~~ん、ホントに昔の古い本なのかなぁ。
ちょっと宿題です。
=>けんたろうさんのおかげで解決です。
☆新企画書
代案でみんなが編集長に提出した企画案は、(題だけ)
「職人の手」(デスク・西川精二)
「連載東京各駅めぐり」(副編集長・谷山昌子)
「休日の隠れ家」(橘薫)
「トレーニング・アカデミー」(渋沢孝男)
「くらしのスケッチ」(福永沙織)
そして、さくらの新企画案は
大江戸パラダイス・リニューアル新企画
「お助けアイデア料理」
シンプルだが、女の子らしい柔らかい感じの題です。
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★恒例の配役
Cast / 役 / 役柄
木村祐一 /陣内飯蔵_/ 「Jin」の店主・料理でさくらの世話を焼く・(吉本興業)
川畑麻衣 /美咲さくら_/ 大江戸出版の新人社員・メルトダウンのファン
二階堂智 /西川精二_/ 大江戸出版デスク
中村愛美 /福永沙織_/ 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
橋本晶子 /谷山昌子_/ 大江戸出版の副編集長
奏谷ひろみ/橘薫___ / 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
斉藤一平 /渋沢孝男_/ 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
松澤一之 / 遠藤実__/ 大江戸出版の編集長・昼行灯
坂本あきら / 荒関社長_/骨董屋・飯蔵の師匠
大友さゆり /大友さゆり / 握手会
関幸治 /握手会責任者/大友さゆりの握手会・於:書店
丸山冴子 /アシスタント/ 商品写真撮影・(吉本興業)
加藤渉 /カメラマン?/ 商品撮影
原作:
「おかわり飯蔵」魚柄仁之助、大谷じろう
(小学館ヤングサンデーコミックス)
製作:テレビ東京、PROTX
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第一話
第二話
第三話
第四話 第五話 第六話 第七話
第八話 第九話 第十話 第11話 第12話 第13話
★あとがき
いよいよ、さくらが下宿です。飯蔵という良いパートナーを得て益々楽しみ。
そんななか、記事は進むよどこまでも.... 額に妙な張りを覚えても、くじけないぞ。
でも次回こそ、軽めに書くことを誓うのであった。
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