先日も、また友達にタオバオについて語ってしまいました。
どうやって買ったらいいのかわからない~、とか、決済方法が難しい~
とか言っていたけど・・・・

ちょっと待って!あなた台湾人じゃない!と。


言葉の壁は全くないのに、ITの壁があるんだって。

現代社会って便利だけど、色んな壁を越えてこそ、その利便性を享受できるのだと再確認しました。



さて本題。前回の続き、決済方法についてです

簡単に言うと、Yahoo!かんたん決済やモバペイのイメージです。
第三者保証決済アカウントを使います。

商品を購入する

→第三者保証決済アカウント(その名は「支付宝」)に購入金額を支払う

→「支付宝」が支払い金額を凍結し、売主に対して代金を預かっている旨の連絡を入れる

→売主が商品発送

→商品到着後、購入者が受け取り確認ボタン押す

→「支付宝」で凍結された金額が売主に支払われる

要は、商品を確認するまで売主にお金がいきません。

商品到着後に不具合があった場合や届かない場合は、売主に報告することで「支付宝」から購入者にお金が戻ってきます。

不具合も届かない場合も、ここではあまり珍しいことではないので(苦笑)、このシステムは購入者にとってかなり助かります。

また購入直後に「支付宝」が代金を凍結しているので、売主にとっても代金未納が防げます。

一説によると、タオバオがここまで普及したのはこの決済システムのおかげなのだとか。
中国の商習慣や物流状況を勘案すると、なるほどな、と思います。


~本日のタオバオピックアップ~

「鼻を高くする器具」

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~


せんたくばさみ?

横についている三角のでっぱり。
どのようなファンクションがあるのでしょうか。知りたいです。
Present Value・・・現在価値

FARの勉強を始めたとき、この概念がとってもわかりづらかったです。
定義によると、「将来の価値を一定の割引率(discount rate)を使って現在時点まで割り戻した価値」とあります。

まずもって、将来の価値ってなんぞや?と思いました。

日本では、お金を銀行に預けてもほとんど変わらない。
スーパーで500円で買えていたものは、確か1年前も同じ値段で買えていた。
実生活では、現在価値を実感する場面がほとんどなかったように思えます。

でも今なら、それがすんなり入ってきます。

昨日、一年定期の金利が3.25%と書きました。
そして、中国の1~5月平均の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3.5%の上昇だったと聞いています。

私は今専業主婦ですので、この上昇が痛いほどよくわかるんです(笑)

家計簿ソフトには、よく買うものは一々入力しなくても良いように、デフォルト値を設定しています。

たとえば青島ビール。
中国に来た当初の設定値は、3.3元でした。(あ、改めて書くと、実にちっちゃいところ見つめてますね・・・笑)
その後、3.5元になりました。
そして、3.7、3.9、4.2元にまであがりました。

こんなにちょこちょこ変わったら、設定した意味ないじゃん!!
と思いました。

そして同時に、「将来の価値を~」の意味がすとんと落ちたんです。(今更あせる

緑の缶を見つめながらつぶやきます。
現在4.2元と、あのときの3.5元は同じ価値か!


上記の通り、物価上昇率の方が銀行の金利より高いので、物で持っていたほうがよいのかなーとも思います。
しかし、元からあまり物欲がないうえに、中国に来てからますます購買意欲が失せてきたんですよね。
あるものを除いては・・・

と、よくブログを読んでくださる方はわかるかもしれませんが、
唯一欲しいもの。
それは、お茶(および茶器)!!

プーアール茶に関しては、ほぼ間違いなく、古ければ古いほど価値があります。
一時、投機的な動きもありましたが、それとは別に順調に販売価格が上昇していきます。
なので、知人は毎年プーアール茶を買って、日付を書いて保存していました。
売りに出すのかはわかりませんが、5年後、あるいは10年後には、購買価格の何倍かにはなっていると思います。

茶壷に関しては、「養壷」という単語があるほどです。
上手に育てて(管理・保管して)あげれば、買った当時より高い値段になります。

でもこれら、客観評価しづらいのが一番の難点。
茶葉の揃い方とか、壷の照り具合とか一応あるにはあるんですが、最終的には個人の好み。

物の価値を判断するためには、まず自分の価値を高める必要がある・・・・と。
前回からの続きです。
ハマッた理由2。

決済方法がしっかりしている

日本のようにクレジットカードがあまり普及していないので、独自の決済方法を採用しています。
その方法がなかなかよくできているのです。

っと、その前に。
これを機に便利なネットバンク口座を作ることにしました。
そのときの銀行でのエピソード。

しばらく中国語でやりとりした後、デモパソコンで実際に動かしてみましょうとなりました。
そしておもむろに「英語の説明が良いよね?」と聞かれ、銀行員さんが英語での会話に切り替えてきたんです。
あまりにも自然だったのでびっくり・・・・。
発音もきれいだったので、どこで勉強したのか聞いたら

「小さな頃から習ってるからー」と。

近くにいた他の行員さんも、「英語?できるよー」とあっさり。

銀行員ということで、そこそこのエリートなのでしょう。
でも、地方都市の住宅街の支店でこのレベル。
なかなか感慨深いものがありました。


さて現在の金利は以下の通りです。

普通預金利息:0.40%
定期(1年) :3.25%
定期(3年) :4.65%
定期(5年) :5.10%

定期金利を見ると、円高のうちに日本円をもうちょっと移そうかなと思ったり。

ただ一方で、昨日あたりからYahooや楽天につながらなくなったりと、また変な動きがあります。(co.jpとつくものはほとんどアウト)
こんなリスクのある国に預金を持つこと自体が、どうなのかと考えたり。
未来のことは誰にもわからないので、最後は自分の判断なんでしょうけどね・・・。

そうそう、口座開設に必要なのは、パスポートのみです。
ビザのところは見ておらず、旅行者でもOKとのこと。

ちょっと長くなったので、次の記事に具体的な決済方法を書きます。


~本日のタオバオピックアップ~
心にひっかかったもの(=決して買いたいと思わないもの)をご紹介します。

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スティーブジョブズ マグカップ。
元々は黒いカップ。
30度以上のお湯を入れると、変色してこのようなジョブズの顔が浮き出てくるそうです。
そしてなんと!!
オーダーメイド仕様で、恋人の写真へ変更することも可!
「タオバオ(淘宝)」
簡単に言うと、中国版のネットショッピングです。
つい数週間前から始めたのですが、これにすっかりハマッてしまいました。

日本にいた時だって、ネットショッピングを利用して購入するのは年に数回ぐらい。その程度だったくせに、この2週間で10品目以上買い物しています。

さてなぜハマッたかと言うと・・・


1、商品の種類が豊富!!

街中で見つからないものが、タオバオではほぼ確実に、しかも簡単に見つけられます。

たとえば、
猫の運動不足がささやかな悩みだったのですが、ペットと言えば犬、のここ中国。
巷では猫グッズが発見できない!!そんなわけでタオバオで検索したところ、猫専門ショップを発見し、キャットタワー購入に至りました。(猫グッズはやはり国内需要があまりないらしく、輸出向けに作られたものを販売しているようでした)

朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~
組み立て早々くつろぎだしたので、結構気に入っているもよう。


今のところ欲しいものは全て揃いましたが、本当に何でもあるのか実験してみました。

(1)USCPA関連の本はあるのか?

アリマス。
WILEY、BECKER、BISK、それぞれ最新版が入手可能です。
が!!BISKだけ38元と激安だったので、何かが違うのかと思われます・・・。
最近、中国からはamazonにアクセスできないので、他の洋書が欲しい場合もタオバオからがいいかもしれません。


(2)シーカヤックが欲しいんだけど、ある?(日本に住む友人からのリアルなリクエスト)

アリマス。
はじめ、シーカヤックの中国語がわからなかったので、検索ワードを潔く「船」で調べてみました。
しかしこれ、リサーチ問題で失敗するパターンです。ざっくりし過ぎです。
「漁船」「養殖船」「観光船」など、およびじゃないもの達までいっぱい引っかかってきました。
意外なところで漁船の値段とか知れちゃうんです。小さい漁船だと1000元から買えますよー!
って、それは置いておいて、欧米からの輸入品を含め、シーカヤックも日本で買うより安く買えるようでした。

品質が悪かったりして、商品の中にはハズレも多いです。
なので、最近出てきた「タオバオで仕入れて日本で売って儲ける!」みたいな論調はどうなのかなあーと疑ってしまいます。
こっちの品質基準で作ったものが、そう簡単に日本の消費者に受けいれられるかと・・・。
逆に、元々輸出向けに作られた商品はそこそこ品質も良いので、個人で使う分にはあまり問題ないです☆

ハマッた理由と言うのが他にもいくつかあるので、また次回書きます。
引っ越してきたこの街は、環境政策にとても力を入れています。


ジャン!

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

電気自動車のタクシーです。
結構な台数が走っていて、ところどころにガソリンスタンドならぬ、バッテリーの充電ポイントがあります。
ちなみに、タクシー料金は一般タクシーと同じで、初乗りが11元(約140円)です。


続いてこちら。ジャジャン!!

朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

レンタサイクルです。
このようなポイントが、市内で大体2~300メートル置きにあります。
バスのICカードを使って乗ることができます。
自転車のスタンドにこのカードをかざすとロックが外れ、乗れるようになる仕組み。
スタンドのある場所ならどこでも乗り捨て可能で、1時間以内なら無料、1時間を越えると1元、2時間越えると2元・・・といった額がカード内にチャージされた金額からひかれていきます。
たとえば長時間乗りたい場合でも、1時間以内に一度返し、そして乗り換え・・・を繰り返せばずっと無料なわけです。
このシステムだと、一人の人が一台を長時間利用することを防ぐことができ、レンタル可能な自転車が不足する事態も避けられます。
文字通り、素晴らしいサイクルです。

中国に来た当時は日本=先進国、中国=後進国という図式が頭から離れませんでした。
でもそれから2年経ち、自分の考えが少しずつ変わってきています。
「こちらのほうが進んでいるじゃないか!?」と思う場面にたびたび遭遇するからです。

以前、知人からこんな話を聞きました。
「中国でビデオを持っている人はとても少ないです。でも、DVDを持っている人は多いんですよ。テレビが普及して、その後すぐにDVDの時代が来ましたから。中国では、日本が経験したビデオの時代というのがすっぽり抜けちゃってるんです。」

中国の経済成長ってそんなスピードなのか!
と、大きな衝撃を受けたものでした。

ときおり、今の中国は日本の〇〇年前と同じだ・・というような発言を聞きますが、だからなんなんだろう?と思います。
日本はまだ大丈夫、と思いたいがための発言なのかなあ。
今現在が日本の〇〇年前と同じでも、1年後には追いつかれている可能性だってある。
そういう脅威を意識しないと、組織レベルでも個人レベルでも弱くなっていく気がするんだけどな・・・。

とまあ、タイトルから少しズレましたが、最近思ったこともかねて書いてみました。

久しぶりに乗った自転車、とっても快適でした!!