雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~ -35ページ目

人形劇 毛皮のマリー

 
 先日 人形劇を見て来ました。

 プロの人形劇を見るのは初めて

 しかも R15指定。

 

 雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~
 
 

 「毛皮のマリー」

 演出、美術、人形操演 平 常 (たいら じょう)。

 原作は 作家・寺山修司が美輪明宏にあてて書いた戯曲。

 
 昔、テレビの美輪明宏の特集で 少しだけ毛皮のマリーを見たことがあって

 とても気になっていました。

 美輪明宏版ももちろん見たいけど、

 人形劇版も見てみたい。


 人形劇俳優 平 常とはどんな人なのか、

 大人の人形劇ってどんなのかしら?

 わくわくして友達と見に行きました。

  

  雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

 どなたが 作ったのか チケットもかっこいい!
 
 
 
 

 開演してすぐ引き込まれました。

 豪華な部屋に召し使い(仮面)を使いながら住む、

 中年の男娼、マリー(頭部と腕のついた人形)。

 部屋から出されず飼われるようにマリーと暮らす、

 マリーが自分で産んだという(!)美少年欣也(人形を操る平常本人)。

 怪しい設定で幕が開きます。



 登場人物は普通の人形劇の人形と違って、

 頭と腕だけだったり、仮面だけ、体のみだったり、

 指人形だったり、操る本人も役の一人だったり、

 ちぐはぐで子供のままごとのように

 なんでもありの有り合わせの世界でした。 

 それが言葉と演じ方だけで、

 どんどん血の通った人間に見えてきます。

 ほとんど何も無い舞台に室内の様子まで見えて来ます。

 集団催眠?


 古新聞は引き裂かれる豪華で古臭いドレスに、

 水筒から熱いお湯を注いだティーカップは

 なみなみとお湯をたたえた猫足のバスタブに 。

 
 不気味に色っぽい頭と腕だけのマリーは、

 時々 操者の体に重なり全身の姿になり、歩き回り。

 仮面だけの召し使いは、

 テーブルに置かれているだけで静かにかしずいているように見え、

 指人形の美少女は跳ね回って、美少年の欣也(操者本人)に迫り。

 水夫役の黒いトルソーは、上にハンガーがついていて、

 帽子架けにかけられているだけのプラスチックなのに、

 マリーの誘惑についてきた田舎出身の肉体労働者に見えました。



 平常がマリーになり、欣也になり、

 水夫になり、下男になり、美少年になり、またマリーになります。


 あっというまに 二時間。

 音楽もほとんどなく

 ろくな道具もなく、演者は1人。

 なのに、なぜか豪華でした。

 とても おもしろかったです。


 帰りながら 友達と

 「平常 絶対変態やね(天才と言い換えても良い)。」

 言いながら 飲みに行きました。


 是非 皆さんにもこの 不思議な体験をしていただきたいです。

 あー、おもしろかった。
 

 







 

ボロアイス

 
 すっかり空気が秋の匂いです。

 またも金策月間です。




 某所で受け付けのアルバイトをしていますが、

 割合、好きな職種です。

 チケットを売って、もぎって(もぎるの大好き)

 できるだけ親切に案内して、

 お金の集計をして 帳簿に書いて閉める。

 これを何人かでやります。


 
 お客さんが来ない時、

 バイト仲間で雑談をします。

 

 ある時、子供の頃 食べたアイスの話になりました。

 「メロンの形のケースに入っちゅうやつ」

 「おっぱいアイス」

 あー。あったあったとみんなでもりあがりました。(働け)

 
 

 30円アイスの話をしているうちに、

 私はあるアイスを思い出しました。

 「ボロ」

 です。

 ご存知の方いませんか?

 
 私がこどもの頃に通っていた駄菓子屋さん(兼、酒屋さん)では

 普通に売っていて、

 近所の子供みんなが

 「ボロ」

 と よんでよく食べていたのを覚えています。


 記憶では、

 やぶれそうにぺらぺらの透明なビニールに入っていて

 味はバナナ系だった気がします。

 嘘みたいに薄い チョココーティングがしてありました。

 よくあたりが出てました。


 
 $雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

 ボロアイスイメージ。

 ロゴは赤だった気がしますが、

 なにぶん子供の記憶なのであやしいです。
 

 
 私は熱心にそのアイスの説明をしてみましたが

 ボロという名前に笑うばかりで

 その日のメンバーはだれも そのアイスを知りませんでした。


 
 もしかして「ロボ」だった?

 とか、

 勝手に自分たちが「ボロ」

 と呼んでいただけなのかしら(ボロいから)・・・とか、

 だんだん 自信がなくなりました。


 おまけにその日の夜 

 ボロアイスに関心を持ったバイト仲間が二人も

 わざわざネットで調べてみてくれたのに

 なんにもひっかからなかったそうです。

 念のために「ホロ」でも「ポコ」でも調べてくれたそうです。


 
 「なんなら その酒屋が作ってたのかも。」

 と、みんなにあきらめムードが漂いはじめました。

 (まあ、もともとそんな大層なものではない)

 
 そんななか 誰かがふと、その日初めて入っていた バイトの子にも

 「ボロってアイスって知らん?」

 と聞きました。

 「あったよ。」

 
 あまりのさりげない即答に

 みんな

 「そうか~、やっぱり知らんか~。」

 みたいに、作業に戻ろうとして

 

 『ええ!?』


 その子いわく 中村の方のその子の近所でも子供のころ

 あたりまえに売ってたそうです。


 幻ではなかった!!

 みんなが、沸きました。

 

 ちなみに その子が買っていたのも酒屋さんだそうで

 酒造メーカーが作っているアイスだったのではないかとか

 いの(私)、中村(その子)というように

 高知の西の地域でしか

 売ってなかったのではないかとか いろいろな説が出ました。


 彼女と私の年齢差は10くらいあるので

 かなり長いあいだ売られていた商品ということになります。


 とりあえず 実在したアイスで、

 少なくとも2地域では売られていることが判明しました。


 もし、子供の頃 食べたことのある方、

 さらに詳しい情報をお持ちの方いらっしゃいましたらぜひ教えてください。

 


 他に私が 懐かしいと思うアイスは

 「ドラキュラアイス」

 「スイカバー」

 名前がわからないうえに これも誰も知らなかったんですが

 コーヒーカップ型の茶色いプラスチック容器に入った

 コーヒー味のカップアイスなどです。


 

 ああ、展覧会とかもいろいろ行ったのに

 久々のブログが季節はずれのアイス談義。

 でも、書いてすっきり。


 


 



秋の絵の仕事

 

 9月某日

 ピアノ教室のお教室のロゴを仕上げる。

 依頼主さんは 大阪在住のピアノの先生。

 
 知り合いからの紹介で、

 初のメールのやり取りのみの依頼。


 
「ト音記号を使う」

「piacere(=気ままに 自由に)の文字を入れる」(お教室名)

「白黒で使用できるように」

 という 条件で。



 何回かのやりとりで 原画は切り絵に決定。

 クラシックでシンプルな感じが好きそう

 (さぐりさぐり)

 ご自身のブログなんかも見せてもらって

 「音楽を楽しさを、
 
  難しさも含めて深く味わってほしい」

 と 思われてるんじゃないかと

 勝手にイメージ。(違ってたらごめんなさい)


 $雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

 
 試作をやりとりして

 原画はこれに決定。

 これを アレンジして文字を入れ

 終了となりました。

 
 $雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

 


 
 私はデザイナー知識がないので、

 「こういう提案の仕方でいいのかな?」

 と思いつつ・・・。

 依頼主の方もこういう注文をするのがはじめてで

 「こういう頼み方でよいですかね?」

 と 聞いてくれつつ。


 新しい経験で悩みながらも楽しかったです。

 お教室の発表会等で使われるそうです。

 すてきな発表会になりますように。

 

 

 

 ボツアイデア(下書き)達の一部。

 
 雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

 雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

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 デザイン的な脳の使い方も知りたい今日このごろ。