ちょっと前の話ですが。

左目の白目部分がやたら充血している。たまに鈍い痛みもある。ただ、耐えられないような痛みでは全然ないし、物が見えにくいとか2重に見えるだとかという問題もない。なので、ほっといたわけだが、長いことそのままなので、目医者に行くことにした。

これまでに目の検査に何回か行っているところがあるので、予約を取って行ってきた。本当は代表の先生に診てもらいたいんだが、なかなかその先生には当たらない。もしかすると予約時に指定もできるのかもしれず、そうするべきだったのかもしれない(少なくともそういうことが可能かを聞いてみるべきだったかな)。というのも、今回みてもらった先生に対しては「えーー?」と思うようなことばかりだったからだ。

 

私の住むBC州(ブリティッシュコロンビア州)の場合、みんな健康保険に入ることができて、医者にかかるときは全部保険でまかなわれる。出産も保険で払われるのだ。ただし、歯医者や処方箋薬はこの保険ではまかなわれない。目医者の場合、医療行為だと保険で全額または一部カバーされるが、目の検査は保険の範囲ではないため実費を払わなくてはならない。基本の健康保険でカバーされない部分をカバーするためには、補足的な保険に入る必要がある。企業に勤めている人はこのような保険に入れたりすることが多いが、フリーランスだとか、無職だと当然自分で入らないといけないわけだ。多くの場合、こういう人たちは基本の公的健康保険のみだけで、あとは必要に応じて実費を支払っている。私もそうしたひとりである。

 

さて、今回は目の調子が悪いので診てもらうわけだから、医療行為のひとつといえるだろうと思い、無料もしくは一部支払いってことになるかな?と思っていた。

初めて会う目医者さん、長い水色の付け爪がPCを打つときにカチャカチャいっているのがやや気になる・・。症状を説明したら、「目をチェックするね」という。で、なんか目の検査(視力だとか眼圧をはかるだとか)みたいなことを始めたので、「あれ?」とは思った。しかし目の問題を調べているのかもしれないしなと思って何も言わずにいた。しかも、なぜか左目を2回チェックしていた。でも、問題があるのは左目だからまぁいいかなと再び思い。

で、終わった後に「炎症がおきてますね。処方箋出しておきますね。1週間後にまた来てください」とのこと。はぁ、そうですかと診察室を出て、処方箋をもらう。その時に視力などが書かれた用紙もくれたので、いらないけどと思いつつ受け取った。

その後、電話が来て「目の検査をしたんだけど、その料金をもらうのを忘れてた。次回来た時に払ってね」と言われた。えーー?でも、目の検査を受けに行ったんじゃないし、同意を得てではなく医者が勝手に検査始めちゃったんだけど?!料金が発生することなので、当然まず同意を得てからではなくてはならないのである。

と説明すると、「そうだったんですね。すみません。でもまぁ、眼鏡を作るのに必要な処方箋も出したからねぇ」などといってくる。でもさ、左目しかチェックしてないから有効なものではないよね?と思ったが、言わなかった。もう不信感でいっぱいになっており、何を言っても無駄かなぁと思ったので。

 

先にも書いたが、目は少々血走っているが、痛みはたいしてないし、ま、いいかとまたほっておくことにした。また何か月か経ち、こんどは白目部分に赤い血だまりのようなのが発現。だが痛くもないし視力に問題もないから心配ないとは思ったが、血走ってるのはまだ治ってないし、やっぱり目医者に行くか・・・と新たなところを探した。

新たなところはもっとオフィスが大きくて、中で働いている人も多く、活気あるなぁという感じ。ここの目医者の診断によると細菌で炎症が起きているとのこと。ということは細菌性の結膜炎ってところかしら。目薬の処方箋を出してもらい、まぶたやまつ毛の生え際を拭き掃除するためのワイプとやらが出された。保険で一部カバーされたので、びっくりするような値段にもならず。処方される目薬って高いんだよなぁと思いつつ、治らないのも困るので薬局で購入。

ちなみに血だまりみたいなのは、「1週間くらいで治るから大丈夫」と言われたが、その通りだった。

 

そして充血のほうだが、薬局の人には数日でよくなるけど目薬は1週間使ってね、と言われた。でもなんというかよくなったという実感はあまりないまま3週間。少しは改善したかも?と思うので、そのままにしてある。またぶりかえすんではないかなという心配もないわけではないが、まあ様子見(というかほっておいているだけ)。