10月19日☀️日中7〜9℃


この日はながーいながーい道を歩きます!!!

昨晩はシャンプー中に水が止まりケトルでミネラルウォーターを沸かして常温水で割って残り半分の頭のシャンプーを洗い流しました😐大惨事でした。

エアコンがない部屋で唯一あるのは電気毛布。

停電だけしてないことをマシと思い、早々にベッドにうずくまりました。


電気毛布に助けられ体を温め、せっかく亜丁村に泊まってるので星空を。

てか、亜丁村開発でガンガン工事してて、ホテルのWiFi止まってるわ、断水しちゃうわ大変だったな。


そして、6時に起きました。

朝ごはん屋さんは6:40からです。


外に出たら夜明けの空が美しかった!




朝は0℃かな?いやマイナスか?


とにかく寒い。私はTシャツ、カーディガン、パーカー、ヤッケ、ウルトラライトダウンありったけの衣類を身に纏う。


足元はワークマンの軽量靴で、スースーしちゃって寒いのなwてかそれでハイキングってなww



宿から店は1分の距離!


朝ごはんは自分で取るスタイル!





お粥ほぼ無くなってたけど追加された✌️



5元お粥にザーサイみたいなん入れて味足して、



10元の鶏肉?油餅的な。


めっちゃ美味しかったー!!


お腹いっぱいなったので、3元の茹で卵は持ち帰り!そして卵追加で買って、山で2個食べることに!



ロングトレイルを歩く人はまず電気カーを使う人が多数!でも電気カーの窓口が開くのは8時!


てことは、麓からのバスは7時が始発か?


徒歩入口までバスで40〜50分くらいかかるから、


亜丁村を通る最初のバスは7:30すぎか?と読んで、


7:30すぎに行ったら、





ちょ、ちょ、ちょ、長蛇の列〜!!!びっくり


やばい、寒すぎるし。





そして結局8時過ぎにバス乗れた。


だって、麓からのバスはもう既に満員で亜丁村スルーだし、多分亜丁村専用バスが一台だけしか稼働していないから次そのバスが帰ってくるのが20分後とかオエー



そしてバス降りて沖古寺まで15分、急坂を登る。


坂が嫌な人は木道階段がすぐ脇にある。


今日は坂を選んだけど、階段の方が楽だよね!高地だと。


ハイキング始まっていないのにすっかりヒィヒィ言わされてます。




チケット売り場はやや列あり、5分くらい並んだ。


Alipay支払いできました!


往復70元、片道40元


迷わず往復を買ったよ、なぜならトレイル入り口まで6.7kmあるのよ泣き笑い泣き笑い泣き笑い


日暮れちゃうじゃん泣き笑い泣き笑い泣き笑い




てかやっぱり大絶景はそんなに簡単に姿を現さないよね、だって、景区チケットセンターからバス40分、3900mの地に降りて15分坂道を歩き、電気カーで20分ほど😂


ハイキング始まる前てか国立公園入ってからスタート地点まで1時間以上かかるのよ😂




あ、電気カー乗り場までの川がもう綺麗🥺


電気カーはどんどこやってくるので待ちませんでした!





チケットもすっかり秋仕様よ🍁




あ、そういえば、前日のハイキング中、トレイルに高山病の薬落ちてたので拾ったシスターズ、



今日は長丁場だし、昨日よりも700m高い場所までハイキングするし、飲んどこうかと言うことで、ごくり。





いやいや、姉ミドリ、人生初のカプセル服薬に四苦八苦よ、隣で「まだ口ん中入ってんの?ニヤニヤ」ってうるせーうるせー。


5分後、飲めたんですから、今日はもうカプセル飲めたねハイハイ記念日としましょう。


えぇ、口の中でふにゃふにゃになりましたからきっと飲めたんですよ。もう一生飲まない真顔





電気カーから山が本気出してくる





降りた。


窓の雪の結晶やばい!!





さぁ!8:40スタートですよ!

(予定では7:30には始めたかった)





今日はね、地図最後に書かれている、五色海まで行くのですが、5.3kmの道のり、所要時間は5〜6時間と書かれていますね。



ここスタートが海抜4150mでございます。




今まで南米の4200辺りまでは経験があるシスターズなのです。


平坦な道だったら、心臓は異常を感じておりません!






人民の皆様は、1人3〜4本酸素ボンベや酸素まくら(前回の記事w)を携えております。



シスターズはというと、高地というより、





この、もう既に、ダイナミックな大自然に


心臓がやられそうです🫀





最初のうちは平坦な木道をこんな風に歩くんですね。






まぁ、もちろん徐々に階段も増えてきて、





これは階段からの一枚。





4000メートル以上なので、階段も20段くらい上っただけで息が上がります。





鏡張が美しすぎて困りました😳


水面は氷が張ってました😳





そして、ついに4200m地点の双景台に到着です。



中国人はがつがつと周りの人に撮影を頼むので、こちら日本人も遠慮しなくていいということが身に付きます。




初めて見る鳥もいました。



さーてさて、最終目的地の五色海と牛奶海まで1.9kmとなりました!


ちなみに、五色海はごしきかい、ですが、牛奶海はうしのうみまたはミルクレイク、と以後呼ばせていただきます。




ここいらまでくると、もう何が何だか分からないくらいの山景色となります。




👇こんな風に登山道ではなく階段がしっかり整備されていますので、年配の方も多数。




しかし、九寨溝と比べ、バスの乗客の年齢層がぐっと下がったのが稲城亜丁を感じさせましたね。



そんなこんなで、階段続き、高地で日差しが強く、暑くなったワタシは4400mに着いた時にはTシャツになってました。





ここで、分岐を迫られます。




ストレートに行くなら、通常、牛の海→五色海でしょうね、


だがしかし、地図にない絶景を追い求めるのが本日のシスターズです!!!!!!



はい、実はですね、五色海で終わる予定はございません。



その先へ行く計画を立てています。



ここにくる普通の観光客はまずそうしません。



ということで、絶景にクレイジーになってしまう2人ということが本日バレます。



では。仕切り直して、クレイジーに進みたいそこのあなたは、この分岐に来たら、迷わず五色海から先に見ましょう。





この分岐で五色海方面を見ると、途方に暮れるほどの階段が目に入ります。迷わず登りましょう。己の心臓を信じて呼吸を乱さず、のぼるのです。



はい、もちろん、私は呼吸を乱すので、ちゃんと風景撮影という名の休憩を幾度となく挟みます。




私なんて山に比べたらこーなにちっぽけだ!






ひぃひぃ言いながら登っていくと、


牛の海、ミルクレイクが見えてきたーびっくりびっくりびっくり





あんなに水色なんだ、、、、五色海さきに見ようとしてる我々からするとネタバレだけど、、、期待高まる!





分岐から開始、50分。


五色海に到着です!!!





太陽の差し具合によって何色にも変わることから五色海と言われているんだって。



結構グレーにしか見えなかったけど




でも、透明度も高く、後ろの山と相まって綺麗すぎおねがい



五色海が最高地の4700mです。


あとは下るのみ。


4700まできたのかぁと自分に酔いしれるアドレナリン大放出アラサーみどり。





次は、ミルクレイク!!!


どんどん近づきます。





五色海→ミルクレイクは下るだけなので楽!


そしてすれ違う人々に、「あとどのくらいで五色海につくか?」と尋ねられる。


上りは本当きついよねー。



そして到着!




ミルクレイクは4600m地点。



近くまで来たら、透き通りすぎる。





後ろを振り向くと、五色海に登っていく人々。





いやー、五色海より綺麗ですわ。





もう、周りの岩岩もすごいのよ、地層が。





是非一周しちゃってください!!!!


鏡張が見れますよ!!!






👇ここなんて肉眼だとすごい深さで下まで見えるのに写真だと、わからないー。


♪写真には写らない美しさがあるのだーーーリンダリンダーーー!!!!!!





やっと、12:30に一段落したんで、卵休憩でっす🥚





うんめぇーーー沁みるーーー。



そして、ここからがクレイジーな2人の珍道中です。




ネット情報では、「ミルクレイクを見終えたら、その奥に続く山へのオフロードがあります、そこを1時間くらい進みます、するともっと絶景に出会えます」って書いてあった。



だからミルクレイクを一周して見終えて、そこから山に続く道を登っていった。(中国人が結構上からレイクを撮影してる場所)



右下に中国人たくさん写ってるでしょ?


そこから登り、ずんずん登っていったんですよ、人がいなくなるまで。


こんな道を。




ほら、うっすらオフロードのように見える道あるでしょ?


これだ!つって確信持ってひぃひぃ言いながら結構突き進んだんですよ、30分くらい。



終いには、レッドブルの空き缶まで見つけちゃって、


人がいた形跡だ!間違いない!だなんて、2人して確証を得たかのように、もっと進んだんですよ、



進めど進めど、よく分からなくなり、おかしい道を辿ってる私の危険センサーが働き、直感で後ろを振り返ったんですよ、



そしたら、見つけちゃったんですよ、反対側のオフロードを歩くゴマ粒程度の人の姿を。視力が役立った😂



元々、五色海から降ってくる途中、「「あれがオフロードじゃない?」」と目つけてた場所、入口が見つからず、やっぱ違かったんだってやめてた場所、


それがオフロードだったんですよ!!


ココ。


間違えて歩みを進めた反対側から見たら、レストハウスの横から入り口がある!!!そこに入り口あったんかい!!!!


👇👇👇



そりゃ、わからんーーー。



ということで、帰りの所要時間を考えると、ミルクレイクを15時には出ないといけません。


(行き4時間半かかってるからね、帰りは下りだとしても3時間はかかることを念のため予想)


だがしかし、オフロードを間違えたため、時すでに13:22



ここから1時間かかったとして、目的地到着14:30



迷ってる暇なんぞない!進む!

さっきより全然はっきりしてるオフロードじゃないかw



15時にミルクレイクに帰ってこれるか分からないけど進む!



好奇心が勝ると、変な力が出せちゃうんですね。





ミルクレイクを左手に見下ろしながら進みます、、


(私たちのように間違った道を進む人がいませんように、詳しく書いてます)





オフロード1時間進むって、、、


もう30分くらい経過したところから、放心状態ですよ無気力無気力無気力






ミルクレイクもだーーーいぶ小さくなってきましたね。


私の心臓もきゅーーーーっと小さくなってきてますよ。




五色海へ登っている時から、ずーーと遠くに見えていた、ギザギザの模様をしている山が、


なんと、今、自分の真横にあるではないか。



あの、白いギザギザ模様は、細かい石?だったんだびっくりびっくりびっくり





すごい、すごい、今ここに、真横に、自分が来た。遠くから見てた山景色の真横にいる。感慨深い悲しい




なんて浸っている間、チアキはずんどこずんどこ進んでおります。




段々開けてきたね。



そして衝撃。



この秘境を求めてキャンプしにくる人たちの出したゴミの山。




えええええヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3


これはないってばよε=ε=ε=ε┌(; ̄◇ ̄)┘



「「日本だったらキャンパーたちが自分のゴミでもないのに一人一人少しづつ奉仕でゴミ箱に持ち帰りそうだよね」」なんて話しながら、通り過ぎたけど、これはダメだってー、良くない🙅‍♀️




話は戻り



チアキの前に1人いるの見えます?




男性がいて、この人がいたから安心して前に進めたんです!!あ、この道であってるんだ!!って。



しかし、ゴール間近、男性の選んだルートは、岩場wwww






私たちはもうすっかり男性の金魚の糞と化していたので、その岩場が正規ルートだと思いついていったんです。(もうすっかり男性はとっくに登り切ってる)



ヤベェルートじゃないかʅ(◞‿◟)ʃ




素人の私たち、手使って四つん這いにならないと転げ落ちそうな斜面wwwww




そして、変な汗出そうになりながら気合いで登り切った!!!



これを登った先が、地図にもない湖だ!!!


「頂上に着くときは同時に見よう!だから待っててムキー」とチアキに何回も言った。




そして、





2人一緒に登り切った先に待ってたのは、荒野だった滝汗滝汗滝汗




そこで、おかしい!!どういうことだ!!


あとどのくらい歩けばその絶景にたどり着くのだ。


その絶景の漢字名は、【智慧海】



困り果てた2人の前に、さっきのお兄さんとその友達!!!(お兄さんは1人ではなくて複数人のパーティだったようだ)




これはもう尋ねるしかない!!!



なんかお2人、踊り出してる最中だけど、聞くしかない!!



ニーハオ!


これはどこ?もっと向こう?と指差した。



すると、片言の英語で答えてくれる。



「その湖に行きたいの?!ここからあと3時間半はかかるよ!」と驚いている。



すかさず、「違う違う😂上からその湖を見下ろしたい!」と伝えた。



すると、「向こうだよ、ついてきて!」ってそこまで案内してくれることになった😭



神様君臨。この人たち居なかったら、間違いなく道がわからず諦めていたかも。だってこのときもう1時間経ってたから😱それ以上進んで迷ったら帰れなくなるから😱



そんな彼は、映画紅の豚が好きらしい、渋いな😂



彼です☺️



レッドピッグ!レッドピッグ!というから、


なんだろうと思ってたら、宮崎駿?紅の豚?と聞いたらガッテン承知の彼でした爆笑爆笑爆笑




彼に案内され歩くこと10分ほど。


途中、頭痛くない?とか高山病の症状がないか確認してくれたりして優しすぎキューン




あそこの馬がいるところだよと教えてくれ解散。









ついに



たどり着いたー!!!!






彼曰く、英語名はスネークレイクというらしい。


ちなみにたくさんの呼び名がある湖なんだって。


でも漢字名で検索しても地図アプリに出ません。



だから、ここはオフロードを辿っていくしかないんです。






私たち、ど素人の足で1時間20分くらいかかりました。



彼に海抜を聞いたら4623mと教えてくれました。



本当に本当に感無量の景色です。






この景色の真前で渋いおっちゃんがキャンプ?の片付けをしていたので、ツーショットを撮ってもらいました。




1人キャンプにしてはすんごい荷物の量、、どうやって運ぶのかと思ったら、あの近くに3頭いた馬はおっちゃんの馬だったんか!承知!



キャンパーが複数いるってことは、その界隈では言わずと知れたスポットなんだね。






とにかく、360度ぜんぶ、雄大な山々なんですわ。



動画見てねにっこり



観光客は来ない理由がわかる!かなりしんどい道のりだもん!



紅の豚の彼に、15時(三点:サンティエン)にはここを出るようにと念を押されていた。



10分だけ景色と写真を楽しみ、ど素人の足なので、14:50には下山することにした。



そしたら、帰り道にまた彼がいた!!!





友人達引き連れて😂


多分友人たちに私たちのことを話したのだろう、


日本人の私たちに会いにきてくれたらしいニコニコ笑笑



すごーい、女の子もいる!!!昼間でさえ極寒なのに、ここで一晩テント張って過ごすのか、、、



とても想像がつかないのです真顔真顔真顔



帰り道はこっち!と岩場じゃない(笑)正規ルートまで連れていってくれて、


滑りやすいからゆっくり帰ってと何回もジェスチャー交えて伝えてくれて。






帰りは正規ルートのゆるやかなオフロードで下山できました。






チベットの旗。




下山はどんなに急いでも息が上がらない



登りはしんどいのに下りはこんなに早く着いちゃうなんて。





無事オフロードの入口まで戻って、


今度は行きとは逆ルートでミルクレイクから帰ります。



すると、牛の海→五色海のルートの道も超絶、絶景だった!!!





開いた口が塞がらんくらい絶景だから、


そこに残りの茹で卵一個放り込んだ。


やっぱうんめぇ。






食べるのも忘れるくらい?食べてる暇もないくらい?時間に追われていました。






稲城亜丁、



中国一の山景色なんじゃないかと今言われているスポット。



たしかに。



私の中で人生一の絶景に君臨してしまったんです。





アフリカも南米も行った、中東の景色も素晴らしかった。


でも、中国のここ、亜丁の衝撃がすごすぎた。





2人で、


ここまで頑張って来たけど、

こんな大自然の景色を見られるのって

幸せなことだよなぁと



これを体験してる私たちって幸せ者だよなぁと






呟きながらも、


下りでも、酸素スゥスゥ吸ってるよたよた歩きの人民たちを軽やかに牛蒡抜きしていって、



帰りは何と、



あの果ての地から電気カー乗り場まで2時間という脅威的速さで帰ってきた。



まだ17時だよʅ(◞‿◟)ʃ



もっとあの湖見てられたじゃないかよ。



馬が人懐っこくてこちらもびっくり案件だったよ。



まぁ、でも、ホテルの人が18:30に迎えに来てくれる予定があったし、



バスで40分はかかるから17時に電気カー乗り場着いて正解だったよ🙆‍♀️






帰り道までずーーーーーと絶景を楽しませてくれるのが亜丁【Yading】でっっす!







足もくったくただけど、


卵2個しか食べてないから夕飯いくぞぅ




さ、さちよ、可愛すぎんだろ愛愛愛




この地域特有のいつも移動のバスから見てた牦牛が食べたい!!!







勇ましいんだわ。



ずっと牛なのか、ヤクなのか、ヌーなのか、アヌーなのか気になっていた。あ、アヌーはチアキの友達の名前だった。失礼。


牛だったんだ!!!





麻辣のソレにしたら、ジャーキーだったんだけどw


美味しかったよ!!!



それと家常豆腐、やっと食べられた🫶



ご飯は洗面器できたよw



1人2〜3杯よそえる量です。



奮発して2人で106元の夕飯でしたー!



最高の1日だったびっくりマークびっくりマーク{emoji:634_char4.png.びっくりマーク}