とっっても水の透き通っている島です。
忠海港から15分なのにね、南国に来たかのよう!!
うさぎの集音器
うさぎは捕食される動物だから他の動物よりも周りの音をキャッチする能力に長けているらしい!だから耳が長いんだって🐇
島中、そこらへんで洞穴を掘って家族で暮らしてるよ
島内は歩いて回れます!!
約3.5kmくらい!シダ系の植物がやはり南国みたい!
大久野島は1929年から約15年間
日本の化学兵器製造拠点として使われていました。
その間、敵から知られないよう、地図から消された島と言われています。
道を歩いているとウサコが寄ってくる餌ちょうだいーってね
灯台に向かいましょうか!
いやーん、ぶさかわだいぶお年を召されているウサコ
灯台のほうに行くと海を一望できました!
瀬戸内海きれいすぎー!!!!
夕日の丘へ
大久野島はいろんな種類の野鳥がいます!
尻尾がオレンジとか、綺麗な野鳥がたくさんです!
開けたところに出てきました
別の展望台は4月まで通行止め(土砂崩れ)なので、灯台近くの展望スペースなら今でも行けます!
ほんとに人懐っこいウサコたち。
さてさて、歩みを進めて、
大久野島の負の遺産巡り、
大久野島では、約200羽のうさぎが、動物実験に使われていた過去があると言われてますが、今いるウサギはその子孫ではありません。
50年前に忠海の小学校から放たれた8羽のうさぎが、今では900羽にまで繁殖したと言われています。
島内には毒ガス貯蔵庫跡がたくさんあります。
こちらが有名な大きな貯蔵庫。
100トンの毒ガスを貯蔵できる格納庫が6基ありました。
山を切り開いてつくられたこちらの貯蔵庫。目の前に行かないと姿を現しません!
大久野島で生産された毒ガスは6616トン
ですが、半分くらいは使われずに廃棄処理となりました。
毒ガス製造に関わった人は今でも後遺症に苦しむ方もいます。
そんな島も、今では、
どこにもウサコ。
車も通らなく、山もあるこの島はウサギにとっては暮らしやすいのかな?人間の餌付けになれてしまったら餌を探すのに苦労するのかな?
島内は一本道なので、分かりやすく歩きやすいです。
ゆっくり見て回るなら1時間以上かかりますが、サクサク回るのなら1時間以内で済みます。
こんな感じで島の裏側は上り坂、下り坂、とアップダウンあり
砲台跡も島内にちらほら。
とにかく人を見つけると走って寄ってきて餌くださいポーズ🐇🐇🐇誰でも人気者になれる島です
土砂崩れの影響で立ち入り禁止区域多目で今は残念ですが、、、いつになったら完全に歩けるようになるのか、、環境省が管轄してるので工事が遅いですね。
そして、廃墟マニアが興奮しそうな廃墟感!!
発電所跡
ここだけ、凄い空気醸し出しています。
1300名以上がここで携わり、そのうち13〜15歳の子たちも大勢ここで任務していたという。
その当時のまま残っている。
この廃墟感は凄まじい。
こんな感じで
一周して桟橋まで戻ってこれます。
一周完了!
休暇村前の広場には背のたかーいヤシの木もたくさんあって、リゾート感満載!
ビジターセンターや毒ガス資料館もあります。
毒ガス資料館は19歳以上150円!それ以下の人は無料です。行ってみる価値あり。
当時の大久野島の模型
旅を通して実感するのは、大正〜昭和の戦時中、戦後の悲惨さ。
そして、ここで作られた毒ガス。
中国などで今でも地中に埋まっている。
80年前のものが、今となって工事中に地面を掘ったら毒ガス炸裂で被害を受けている中国人もいます。
化学兵器を埋めるということは、戦争が終わったから終わりじゃないんですね。
カンボジアなどでの地雷もそうですが。
戦争をして得する支配層がいる限り戦争はなくならないと最近常々実感します。
そして、いつだってそれに巻き込まれるのは一般市民です。
悲しきかな、世界の摂理
ウサギの家族🐇🐰🐇🐰
うさぎの夫婦
額縁みたいな風景画みたいな
大久野島にはキャンプ場もあって、海水浴場もあって、レンタサイクルもできて、釣りもできて、海ホタルもとれて、夏来たら更に楽しい島だな!!!
広島編、まだまだ続きます!それでは