暁の峰 -4ページ目

別れの日

Hさんと付き合うことになった週にYさんと会う約束をしていました。

前からの約束だったことで、断るのも気が引けてドライブに行ってきました。

ただ、そのままメールはさりげなくスルーして打ち切ってそのまま。

向こうからも特にないので、その程度だったんだろうと思います。


…同じ日、彼と飲む約束をしていました。

こちらこそ断れず…。

Hさんと同じ内容を彼にも愚痴ってみました。

どちらの反応が自分にとって有り難いのか知りたくて。

結果、私にはHさんの支え方が心地よかったのです。



最低だと思いました。

曲がりなりにも二年近く付き合ってきた人…

普通の関係でないとは言え、色んな人と接触を持ったこと。

そして。

こんな簡単に乗り換えられるものなのかと。


でも、その時の私には近くで支えてくれるHさんが本当に有り難かったのです。



人の尻拭いで、仕事がどん底でした。

ただでさえ忙しくなる時期に、それ以外の事なんか考えられませんでした。


彼からのメールには上手く返事が出来なくなっていきました。

そして、付き合い出してから初めて、私からのメールは朝の一通のみという日を迎えました。

翌朝の落ち込んだ風な彼からのメールに、意を決して…別れを告げました。


ビックリするほど素直に引き下がる彼に些か拍子抜けしました。

嫌いになった訳ではない、けど一緒にいることが苦しくなり始めていたため、解放されたような想いもありました。

Hさんに一途になろう、と改めて決意を固めたのもこの日でした。