私は蒼井ブルーさんの言葉が好きだ。
蒼井ブルーさんはフォトグラファー兼作家さんで、知ったきっかけはインスタでの言葉の投稿だった。
私は言葉をすごく大切にしていることもあり、その素敵な言い回しに惹かれて見るようになった。
この本は、そんな蒼井ブルーさんの1冊目の著書だ。
さいきん読書を日課にする中で、久しぶりに読み返したいと思って読んでいたらやっぱり素敵だったので記録しておく。
この本は、小説ではなく言葉を集めたものだ。基本的に100〜200字程度の日々感じた事や思ったことをさまざまな角度から呟いた言葉たちが集まっている。
なのでサクサク読むことができるし、お気に入りの言葉の部分を何回も読み返すことができるところもお気に入りだ。
最初に読んだのは高校生のときだったが、その時色々なことで悩んで暗い気持ちになっていた時にこの本を読み、自然に涙がこぼれて心が暖かくなったことを覚えている。それくらい私にとっては思い出深い1冊である。
せっかくなので、お気に入りの言葉を1つ紹介する。
「勝負に負けるのはいやだしそれに慣れてしまうのはもっといやだけど、負けて悲しんでいる人に『負けてもいいんだよ』と言えたので、負けたことがある自分で良かったと思った」
当時は受験生だったこともありついつい負けたくない、下手したくない、上手くいかせたいという気持ちでいっぱいいっぱいになってしまっていたしそれは今もそうだ。けど、負けたことがある、上手くいかなかったことがあるからこそそういう状況の人に寄り添えたり声をかけられたり、共感したりできる。そういった幅の広い人になれるのなら勝ちにこだわりすぎなくてもいいのかな、と少し思えて心が軽くなった言葉だ。
今も思い詰めた時に読んで温かい気持ちになっている。
その後に出た本も集めているので、また記録したいと思う。
