父の現在地。別人だった父。 | 長女Aは、夢を見る。

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長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

 

ハァーーーーージム行けなかったゲロー

ちょっと体調的にも無理だった

 

 

自分の婦人科系の通院

後回しにしちゃってるけど

 

 

ちゃんと行っとかないとアセアセ

 

 

 

 

 

 

認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(77)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

 

徘徊とか

不穏とか

執着とか

 

 

年末までの派手な事件が今は落ち着いている父。

 

 

このまま病院でいう『様子見』が

続いてくれるのを願っているけど

 

 

日々起こる小さな出来事が

ワタシを不安にさせる。

父がまた別人に変わってしまうのか。

 

 

父本人は

どれくらい

辛いと感じているだろうか。

それとも細かい出来事は忘れているだろうか。

 

 

 

100%自分のせいなんだけど、

なかなか過去の経過ブログが進まなくてムズムズする

 

 

 

 

 

 

昨日は

母が眠るお寺の春のお彼岸法要で

久しぶりに父と弟①、

隣県からの母の弟である叔父と

4人で出かけてきた。

 

 

会話がかみ合わなかったり

小刻みに歩く摺り足が顕著になっていたり

お彼岸の約束さえ忘れていたり

 

 

お正月ぶりに父に会う叔父は

思うところはたくさんあっただろうけど

ワタシたちは「いつものこと」と

笑って流し

 

 

毎度賑やかなお寺のお彼岸行事は楽しく終わった。

 

 

お昼ごはんを父のリクエストでうどん食べ

家に帰ったら

庭の畑で一緒に種まきしようという流れ。

 

 

 

父の畑は

 

なんと言ったらいいか

 

荒れている?

 

 

 

 青々とはしているが

一見して普通の畑ではない。

説明長々したいけど省くね←


 

 

父は悪気がないどころか

家庭菜園初心者の

カラー図解の本をいつも読んでいるし

毎回ワタシにも

「教えてくれおねがいと言って

純粋な瞳でやり方を聞いてくるのだが

 

 

その通りにはならないため

 

 

ワタシはすでに放置している。

一緒に片付けとかはするんだけどね。

 

 

父の畑だ。

好きなように楽しんでくれればいい、

と思うのだけど

 

 

何かをする、というときに

順序ややり方が組み立てられないのだな、

と思う。

 

 

父も

小さくても美味しいけど

なぜ大根が大きく育たないのか

聞いたときは「なるほど口笛と言うけど

行動は変わらない。

 

 

デイサービスが休みの日は

一日中

部屋と畑を行ったり来たりしているので

(ソワソワ)

そのたびに

「何かやらなくては」と畑に手を加えるのだろう。

 

 

毎週末顔を出す弟①は父には温厚だが

声がデカいのが大きな特徴。

ついさっき言ったことと反対のことをする父に

思わず「親父!違うガーン!」となることもある。

 

 

 

昨日もそんなこんなで

雨が降り出したので

昼過ぎに解散となったのだが

 

 

 

ずっと1日中ニコニコ話を聞いて

機嫌よく話をしていた、かのように見えた父が

 

 

弟①と叔父を玄関で見送って

ドアが閉まった瞬間

大きな声で言った。

 

 

「あぁぁぁぁぁぁ!

俺の友達

もうカイト(愛犬)しか

おらーんえーんびっくりマーク

 






ワケのわかっていない愛犬を

ムギュっと抱きしめながら。

 

 

どうやら

優しい弟①も

つい大声で注意してしまったため

「味方ではない」認定されてしまったようだ。

(ワタシはとっくに怒る人認定済)

 

 

そして、

1階と2階でしばらくそれぞれ休んでいたら

階段を昇る音。

 

 

もう何か月も(不穏だった時期から)

ワタシたちのエリアの2階には

上がってこなかった父

 

 

気づいたワタシがすぐに

「何!? 用事あんぐり!?」

と大きな声でドア越しに聞くと

 

 

「わぁぁぁぁぁ!

迷っただけ!

迷っちゃったの!

ごめんなさーーいえーんびっくりマーク

 

 

急いで1階の自分の部屋へ(逃げた)。

狭い家の中で迷ったらしい。

一日の疲れがそうさせた?

 

 




こういうところだけ見たら

言葉のチョイスや

ニコニコおっとりした口調など

とてもカワイイ爺だと思うんだけど。


 

(っていうか、ワタシの怖い娘っぷりが

よくわかる反応でしょ?)

 

 

でもね、不穏な時期は

ほんとにまったく別人だった。

 

 

「朝から誰も降りてこないムキー

とつぶやきながら

2階のワタシの部屋を開ける父が

心底怖かったし

嫌悪感でいっぱいだった。

 →怖いとか言って

腕をつかんで階段を引っ張って降ろしたワタシ。

 


その嫌悪感を丸出しにしたワタシの対応に

「なんでだ!?なんで上に来ちゃいかんのだ!?」

と怒る父が嫌いになった。



誰も降りてこんからだムカムカ!!



それでも

時間が経って落ち着くと

そのことを謝ってきた父。



ワタシはたったこんなことで

父を冷たい目で見つめるようになったのだ。

今思い出そうとしても

これ以上に嫌だったことは

ないかもしれない。



深夜の徘徊で

警察と探し回った時も

お金に纏わることで

執着が異常だったときも

全然冷静に対応できたのに




相当甘ったれたことをいって

ごめんなさい。

でも、昨日何ヶ月ぶりに

階段を上がる音が父だとわかったとき

血の気が引いた。



パーキンソンの症状を含め

少しずつ

レビー小体型認知症が進行していると思うと

またあの別人の父が

近づいてきているようで

…………



自分が酷い人間すぎて

嫌になってきたので


今日はこのあたりでやめとこにっこり



ま、

今も別の意味で

ポヤポヤしすぎて別人なんだけどね。