★【わた婚】とうとう最終回 | 【茶々いろは綴】

【茶々いろは綴】

漆黒エイリアン"べび様"と"わたし"の日常

 

【わたしの幸せな結婚】

12話 最終回

 

異形の呪いをもらい

眠り続ける清霞

 

美世は新のサポートのもと

魂だけになって清霞の中に

入り、目覚めてこない清霞の魂を

探しに行くことに

 

美世が目覚めると

辿りついたのは薄暗い世界

今はなき斎森家

 

少女に「こっち」と呼ばれ

座敷まで…

 

その頃、清霞は次々襲い来る

異形と戦い、髪紐も切られてしまう

 

美世にもう一度会って謝らなければ

こんなところで倒れるわけには

いかないと、必死で戦う

 

その頃、美世は蔵で

"過去の美世"と対峙

 

あなたは旦那様のそばに

いるべきではないと

悪魔の囁きをされる美世

 

飛び掛かってくる茨のツル

その茨の棘が切り付けてきても

その棘をつかみ、突き進む

「私はもう逃げない。

私は旦那様を信じる。そして

旦那様が信じてくださった

私自身のことも!」

茨が消え去り

巫女の姿になる美世

 

"過去の美世"に

「旦那様を迎えに行ってくる。

これから旦那様と一緒に

幸せになるために」と、

"過去の美世"を抱きしめてやる

「…なれるといいな」と

消えていく"過去の美世"

 

 

手の中に現れた旦那様の髪紐

その髪紐に導かれ

清霞のもとに降り立つ美世は

すさまじいパワーで異形たちを

はねのけてしまう

 

帝自ら、力を尽くし

異形を終結

デカい塊に変化!

 

清霞の手を握り

「帰りましょう、旦那様」

 

帝は「去(い)ね、久堂清霞

斉森美世!!」

 

デカい異形は襲い掛かるが

美世のバリアには入れず

帝の顔の異形が突っ込んでくるが

美世の「消えて」の一言で

ぶっ飛んでしまう

 

次々、見ていた怪しい木々も

消え去り、大きな桜の木が1本

 

 

組紐に導かれたことを伝え

髪を結んでやる美世

 

次々皆が呼ぶ声がして

2人で天高く昇っていき

ベッドで目を覚ます清霞と美世

 

安堵し泣く

葉月、ゆり江、五道

見守っていた新、一志

 

「薄刃には一緒に帰れない」と

謝る美世に

「俺たちは家族ですから」という新

 

大海渡に堯人さまが

「帝は既に天啓を失っておる。

未来が見えぬ恐怖が

帝を支配したのだ。

オクツキを暴き、多くの民の

命を危険にさらした。

その罪はいつか必ず

償ってもらおう」

 

久しぶりに清霞と美世で

自宅に帰ってくる

 

悪夢も見ず、うなされることもなく

穏やかな日常が戻ってくる

 

――エンドロール――

 

数日後、特訓成果を示す

9月10日

パーティーの日

 

 

薄い水色と白のドレスに

まとめ髪の美世

 

「きれいだ」という清霞

 

腕を組む前

「美世、夢の中だけではなく

もう一度確かめておきたいんだが

こんな面倒な男と

結婚してもらえるだろうか」

「そんな面倒だなんて!

旦那様こそ、後悔しませんか?」

「するはずがない。

私がお前を選んだのだから」

「ふつつか者ですが

よろしくお願いいたします」と

腕を組む美世

「ああ、こちらこそよろしく」

と、ほほえみ

2人で階段をあがる

 

 

 

――第二期 決定——

 

ようやく2人がスタート地点に

立って、歩き出したという感じ

 

ほんま心強い嫁さんもらえるね

旦那様(-´∀`-)