いつもクライアントの事を考え、クライアントの競合は何でその競合に勝つ為にはどうしたらいいと考えるけれども、ふとそれを個人に目を向けてみたらどうなるんだろう。

社内を見渡して見ると、プレイヤーは100人以上の規模でおり、皆それぞれ優秀で日々努力を怠らない向上心の高い人ばかりである。
ではそんな人々の中から抜きん出てサバイブしようとすると、企業でいうイノベーションを起こしていかないといけない。
※ステイはなく、アップorアウト

イノベーションの種類を下記に挙げてみる。
1.差別化
2.中立化
3.効率化

サバイブして、かつ活躍する為には1.の差別化イノベーションだろう。

2.の中立化は、スキル•知識で負けている分野を負けではなく、引き分けまで持ってきてくるイノベーション。
だけれどもコアの部分なら中立化は必要だけれども、コア以外の部分なら無視しても良いと思う。

3.は作業時間の効率化をはかり、その空いたリソース分を他に配分するやり方。

※1.2.3どれにおいても、目標を達成できなかった場合は、イノベーションに費やした時間は消費になる。
成果として現れて初めてイノベーションと言える。


個人で当てはめた場合、目指すべきは1.のイノベーション。コアを定め、そのコアにイノベーションを図り、差別化していく。
NTTコミュニケーションが提供している050plusは、NTTdocomoのキャリア通話サービスとカニバらないのか?
なぜ同じグループ会社であるNTTコムが050アプリのサービスを開始したのか考えてみる。

まず考え方の切り口としてNTTコムのメリットを始めに挙げてみる。
1.アプリ通話料金の課金
2.月額300円の固定費課金
3.docomo以外のキャリアユーザーからの通話料金獲得

1.はNTTコムだけでみたら通話料金の獲得はメリットがあるけど、NTTグループ全体で見たら、docomoの収益を奪っている。グループ内でカニバリが発生していると思うんだけれども。

2.はグループ全体で見てもメリットがあるな。docomoの携帯固定費に、さらにNTTコムの固定費が収益として入るので、これはメリットになる。

3.もグループ全体で見るとメリットになるな。他キャリアの通話料金のパイをNTTコムが奪う形になるのでグループ全体ではプラスに働く。

以上から考えると、1.のデメリットを差し置いても、2.3.のメリットが大きいと判断して、NTTグループは050plusのサービス開始を決定したのかな。





広告代理店はビジネスモデル上、最終的な販売物はどの代理店でも同じになるのでその販売物にどう付加価値をつけるかが競合との差別化になる。
前職がメーカーだったので、販売物の機能優位性で売れた事もあったけど、現職の広告代理店はそれがない。
なので販売物にどう付加価値をつけるかでいつも腐心している。

付加価値の付け方としては下記の点になる。
1.プロモーション全体プランニング
2.クリエイティブ力
3.出稿後の検証サイクル•データ蓄積

1はプロモーション視点からではなく、どれだけもっと上位概念のマーケティング視点から見てプロモーションプランニングに落とし込めるかが肝となる。

2は1のプロモーションプランの方向性と合わせたコミュニケーションが取れるクリエイティブにできるかが肝だ。

3は出したら終わりではなく次につなげる為の仕組みを作る。
そうする事で、ナレッジが溜まっていき、回を追うごとに自社でやるメリットが蓄積されて行く。
※広告主が代理店を変えるリスクが回を追うごとに高くなってしまう。


この1.2.3を意識しすれば、小さな広告代理店や、入社3年目位までの他店営業担当なら排除する事ができるかな。