誰よりもあなたが… 46 | すずの創作物語

誰よりもあなたが… 46

壮介は静かに私をベッドに寝かす。


額、目、唇、耳、首、あちこちに唇をつける。


少しずつ脱がされていく服。




「壮介・・・待って・・・。シャワーさせて?」


「いいよ、そのままで。」


「だめだよ・・・お願い。」




私のお願いを聞いてくれて、お互い交代でシャワーを浴びた。


浴室から出ると、先にシャワーを浴びていた壮介は、ソファーで水を飲んでいた。


「はるか、おいで」


そう言われて、ソファーに座る壮介の足の間にちょこんと座る。


後ろから抱きしめる壮介。


着ていたバスローブの胸元から入ってくる手。


彼の手が体のあちこちに触れる。




私は壮介にしがみついた。


「どうした?」


「なんか・・・壮介とこういうことになるなんて、思いもしなかったから・・・なんか・・・恥ずかしいし、怖い。」


壮介は優しい顔で


「大丈夫。オレは、はるかとこうなれるなんて、幸せでしょうがないよ。」


そういうと、もう一度私を抱き上げてベッドへ運ぶ。




私はもう何も考えないでいようと思った。


夢中で壮介のキスに応えた。


壮介の手が体をなでるたびに、経験したことがないくらいに体が反応する。


「・・・んっ・・・。」


思わず声が漏れ、その声が恥ずかしくて、声を押し殺す。


「何も我慢しなくていいんだよ」


壮介が言う。下に下に降りて来る手。思わず固く目を閉じる。


「はるか・・・オレもう我慢できない。」


「いいよ・・・。壮介・・・」


壮介が私の上に覆いかぶさり・・・私たちは一つになった。


思わず涙がこぼれた。


その涙を壮介が唇をつけて吸い取る。


「なんで泣いてるの?」


「幸せで・・・。」


壮介は私を思い切り強く抱きしめ、そして壮介の動きが激しくなった。


私たちはふたり同時に絶頂までいってしまった。




壮介の腕のなかで眠る・・・こんなときがくるなんて・・・。




「はるか・・・ずっと一緒にいような。」


夢の中でも壮介の声が聞こえたような気がした。