誰よりもあなたが… 37 | すずの創作物語

誰よりもあなたが… 37

4年制大学に行きたいという希望が叶わなかった私は、就職するとき、4年制大学に行った周りの友達にひけをとらないところに就職したかった。変な意地だけど…。
とにかく頑張って就活していたけど、弘人はなるようになると楽観的。
将来がかかってるのに、そんな適当でいいの?
と少し呆れていた。
結局、弘人は電機量販店に就職を決めた。
私は、念願の上場企業に内定をもらうことができた。どれだけ受けたことか…。

季節はもう夏。冬からは就活に明け暮れて、一緒にいる時間も減ったけど、気付けば付き合い始めて一年以上が経っていた。
私は友達と卒業旅行に行く軍資金を貯めるためにバイト掛け持ちしてフル稼働。
弘人は遊園地のバイトをずっと続けていた。

冬になって、私は成人式を迎えた。
弘人は記念に大きい花束をプレゼントしてくれた。
成人式では、昔付き合ってた中学の同級生と再会したり、久しぶりに会う友達もいて、大はしゃぎだった。

卒業旅行にヨーロッパに行ったり、残りの学生生活を満喫していった。

卒業論文も無事に通り、私たちはそれぞれの大学を卒業した。