誰よりもあなたが… 15 | すずの創作物語

誰よりもあなたが… 15

私はネックレスを見つめて、つぶやいた。
「オレからのプレゼント。」
「え…でも…誕生日もクリスマスもまだまだだよ?」
「いいんだよ。オレさ、今日はるかも自分の試合で忙しいのに、時間見つけて試合の応援に来てくれたのが、すごい嬉しかったんだ。大慌てで体育館出て行ったのも見てたし…」
「ゲッ…見てたの…夢中になって見てたら時間がやばくなって…」
「そんな慌ててるのも可愛くてさ。初めて試合見てくれた記念だよ。」
そう言うと、壮介はネックレスを箱から出して、着けてくれた。
私は感動で半泣き。
壮介の胸に顔をうずめながら、
「ありがとう…でも…いつ買ったの?」
「店出る直前にトイレ行くって行ったとき。」
「全然気付かなかったよ…」
壮介は私を抱きしめながら
「そりゃ、サプライズを狙ったんだから、当たり前だろ」
そう言って、いたずらっ子のように笑った。
私はネックレスを肌身離さず着けてるね!と壮介に約束した。
本当に嬉しかった。

次の日、目ざとく首にひかるものを見つけた美咲に追求されて、昨日のことを話したら
「壮介がそんなことするなんて、想像できない~すごすぎる~」
となぜか大興奮していた。