誰よりもあなたが… 2 | すずの創作物語

誰よりもあなたが… 2

それ以来、彼 本庄壮介のことが頭から離れなくなってしまった。

美咲と壮介が仲がいいみたいで、壮介が美咲のことを好きなのかも…と思ったのと、一回しか会ったことないのに好きっていうのもなぁ…と思ったりして、誰にも相談せずに1人で想っていた。

科が違う彼とは、学校ですれ違うこともめったになくて、もう顔が見れたときはすごくハッピーだった。

そんな片思いのまま、春休みに入ったある日、美咲の家に泊まりに行くことになった。
女の子同士、じっくり語り合うことといえば当然恋バナ。
美咲はその頃、バレー部の先輩が好きで、その話をずっと聞いてた。その先輩は陸上部の先輩の友達だったので、会えば話をしたりして、私も知ってる先輩だった。

「で、はるかはどうなのよ?」
「私…?」
「そう。告白されても全部断るし、好きな人とか本当にいないの?」
私は一年の間に何人かの人に告白されたけど、全部断っていた。頭は彼でいっぱいだった。

「私さ…実は…あのバレー部に遊びに行ったときから、本庄くんのことが好きで…。」
「え~!!!壮介?!なんでもっと早く言わないの!?あれって秋だよね。今春だよ?半年だよ?半年片思いしてたの?相談してよ~!!」