イスラム教では、
”貧しい人や教育を受けていない人に対して
どういった見方をしているのか”
というのが、私の大きな関心事のひとつだ。
その問いに関係するかもしれないと思われるイスラムの教えを
書き出してみる。
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イスラム教には「五行」というイスラム教徒の義務とされる
5つの行為がある。
その中の1つにに「喜捨」という
”困窮者に対する施しをすること”がある。
そしてその施しを受ける対象者は
「貧しい人」「生活保護者」「債務者」「金が不足した旅行者」
だという。
社会的弱者を救済する、イスラムの相互扶助の教えとされている。
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また、全世界が滅びる審判の日は予め神によって定められているという。
その日は神のみが知っているが、その日が近づいたことを知らせる7つの印があるという。
1.罪が沢山犯されたとき。
2.両親に不服従で暴力的な態度がはびこったとき。
3.歌や踊りやどんちゃん騒ぎが多くなったとき。
4.若い世代が自分たちの先祖をののしるようになったとき。
5.無教育あるいは悪い教育を受けた者が指導者になるとき。
6.羊飼いや貧民層の人間が高い建物を建てるようになったとき。
7.無能な人間が高等な役職に就くようになったとき。
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貧しい人、教育を受けていない人をキーワードに
その答えを探してみたが、上記の教えが
何を意味するのか、どう解釈していよいのか、
今のところよくわからない。
GALLUPという世論調査会社が発表している興味深い調査結果がある。
国ごとに「日常生活において宗教が重要な位置をしめている」
と考える人の割合と、一人当たりのGDPの関係を調べたものだ。
両者は相反する関係、
すなわち、「宗教が重要な国ほど貧困」
という結果が出ている。
この結果が偶然なのか、必然なのかもよくわからない。
