ここ一ヶ月の間、毎週末に身近な人が骨折するのが続いた。自分自身の怪我では無いけれど、過去の自分や未来の自分を見ている様であり、注意深く見て行きたいと思っている現在進行中の現象です。

 

 

金曜日の出来事① 上司の骨折

右手の甲の骨2本が折れる

 

【上司の証言】

金曜日の夜、宅飲みをしていた時のこと、お酒が切れたので近所のコンビニに買い出しに出た。酔っ払って、記憶が朧げな状態だった。その帰り道、フラつきながら歩いていると何かに躓いて転倒した。反射的に右手(利き手)を突いて、骨が折れるのを感じた。体重90㎏前後(巨体の男性です)が一点にかかったのが悪かった。

 

救急で診てもらい、右手の人差し指と中指に連なる甲の骨2本が折れ、折れた骨が交差しているのが分かった。緊急手術で手の甲の皮膚を切り開き、皮膚をめくって交差した骨を正しい場所に戻してボルトで繋いだ。3日入院、1週間絶対安静、全治未定。最低でも3ヶ月は作業は出来ない。神経の横の骨を折っているので、どこまで元の状態に戻るか分からないと診断された。

 

当然、プライベートでの怪我に労災は効かない。しかも酔っ払った状態での怪我なので、完全な過失による自己責任。人事や上長と面談をして、「仕事が出来ない状態ではお給料は払えません。状況次第では、完治するまで自主的に休業してもらうしか無い。」と宣告された。

いつ治るか分からず、稼ぐ事も出来ず、養うべき妻と2人の子供も居る。この先一体どうなるのか…

 

 

酒好きの顛末は人事では無い。この出来事の2週間前の金曜日、私は急性アルコール中毒で救急車で運ばれたばかりで、講演会直後の出来事で、加藤さんに出会わなかった自分が体験したであろうもう一つの自分の未来の姿を見ている様で、痛々しくて堪らなかった。

 

 

自業自得。勿論そう…だが、名刺を使わせてもらう事にした。

 

◇  名刺効果  ◇

 

数々の奇跡的な治癒効果が報告されている名刺である事、加藤さんについて、悪魔祓い師について…上司に名刺の説明をすると、やって欲しいと快諾したので、幾つかその時思い浮かんだ加藤さんのエピソードを話しながらしばらく患部に名刺をあてた。「もの凄い熱さを感じる。」と言っていた。

 

3日後、上司は仕事に復帰した。そして術後3週間経った今、直ぐには難しいと思っていたミシン作業も出来る様になり、先週半ばには本人の口から「完全に復帰出来た。」と言う言葉が出た。毎週通う予定だったリハビリも「日常がリハビリになっている様だからもう来なくて良い。」と、1回行ったきりで終わったそうで、リハビリの先生も回復の早さに驚いていた様です。

 

金曜日の出来事② 職人Gさんの骨折

腰の骨が折れる。

 

最年長80代の職人(男性)Gさんは、病気知らずの元気な職人らしい職人。

作業中に、キャスター付の座椅子に腰をかけようとした所、椅子が滑り出し座り損ねて腰を床に突いた。腰の骨が折れ、今は入院中。仕事中の怪我なので労災は効くものの、いつ復帰できるのかは分からない。ショックだった。2週に続く2人の怪我を見て、こんな事で仕事が出来なくなるのか‥こんな事が致命傷になるのか‥何て脆いのか。Gさんは仕事好きだ。入院後どうなったのか、現在の状態は分からない。仕事好きの人から仕事を奪った時の気持ちを想像すると、私は怖い。

 

金曜日の出来事③ 姪(小6)の骨折

右足のくるぶしと足首の骨2本が折れる。

 

緊急手術で皮膚の一部を切り開き、骨を正しい場所に戻してワイヤーで固定した。3ヶ月は鉄板で足を固定して過ごす必要がある。神経に触れる骨折で、成長に関わる神経を痛めた可能性が有る。

 

怪我の直後、妹は私に連絡をしたが、何故か携帯が繋がらなかった。3日後に気付き、妹の家に訪れた時、姪も妹も落胆していた

 

【姪の証言】

金曜日の夕方の出来事だった。友達と家の前の公園で遊んでいた。ふざけて大きな滑り台から駆け降りようとした所、上手く着地出来ずに右足が変な方向に曲がったのでマズいと思った。足を見るとくるぶしから折れた骨が突き出している。痛いし、驚いて動けない。友達が慌ててママを呼びに行った。ママが駆けつけて救急車を呼んだが、なかなか来ない。怪我から一時間近く経ってやっと病院へ運ばれた。全身麻酔をかけられて手術して、目が覚めたら怪我の直後よりずっと痛くて、激痛で叫んで泣いた。身長がもう伸びないかもしれない。指先の感覚も微妙だ。

 

術後、3週間入院の予定だったが、3日後に退院した。2人部屋の同室のお婆さんが奇妙で、一緒に居るのが怖くなって退院した。

目のくり抜かれた大きな猫の人形に向かって、一日中ぶつぶつと喋り続けるお婆さん。誰とも喋らないのに、何故かママにだけに喋りかける。足が悪くて歩けない筈なのに、時々人格が変わって怖い雰囲気の時はスタスタと歩き、看護師さんに向かって怒鳴り散らしている。以前、憑依されたN(私の妹。姪にとっては叔母。)と過ごした日々を思い出した。

 

無理矢理退院したものだから、思っていた以上に家で過ごすのが大変だ。鉄の板で足を固定しているので重くて、介助が無いと1人では足が持ち上がらず寝返りも出来ない。神経に触らない角度を保つのも大変。お風呂も、トイレも、食事も大変。

 

いつ治るのか、どこまで元に戻るのか分からない。病院で出来る事はもう無い。

 

物理の限界、霊的方法の可能性

物理的に考えると、もう出来る事は無い。

だけど私は、職場の上司が奇跡的な回復を遂げたのを見たばかりで、ここから試すべきは別の方法だと思っていたので、先ず、上司の怪我の話をした。姪も妹も、過去に憑依現象を見ている。その時も、物理的な方法ではどうにも出来なくて、絶望した経験がある。それが、加藤さん召喚や名刺効果で解決されるのを見ている。霊的な方法が有効だったと知っている。物理的な限界を知って行き詰まった過去の経験は何のためににあったのか?姪も、妹も、私も、今一度、思い出す必要が有ったのだと思った。

 

UFO

怪我の直前、姪と妹は2人でUFOを見ていた。自宅の前の広場で、夜空に輝く1つの光を見た。気がつくと、1つだった光が沢山の光に増えている。2人で驚嘆して見上げていたが、都心のオフィス街で人も大勢居るはずなのに、他の誰にも見えていない様だったと言う。

 

姪も妹も、物理的には説明や解決が難しい現象を続けて体験するという事は、関連が有る現象として考えるべき点が有るのだと思った。

 

◇  名刺効果、二重魔法陣  ◇

名刺を使って、やってみたい事が有った。以前参加したLIVEで頂いた名刺を普段使わせて貰っている。その後、降霊会で名刺を頂き、これも使いたいと思っていた。アニメや漫画で見た魔法の設定で、二重魔法陣と言うものが有った。2つの魔法陣を同時に発動すると、爆発的なエネルギーが生まれる。甥(先日の講演会『共心』に参加して以来、名刺効果に関心が有る。)に手伝って貰って、イメージを伝えて、2人で姪の足に試して見た。

今現在、足の指先の感覚が戻っています。そして姪自身、治ったら柔道をやりたいと、落胆していた1週間前とは意識が変わっています。

 

つづく