加賀乃國へ | シノン城主のブログ

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ワインバー シャトーシノンのオーナーが綴るブログです

能登を満喫した翌日、加賀へ。

 

片山津での打ち合わせを終わらせ、山中へ向かいます。

 

 

菅原神社の境内にある栢野大杉を見に行きます。

 

 

 
 
この御神木は樹齢2300年とも言われ、幹の周囲11m、高さ54mもあります。
 
 
その大きさには圧巻です。
 
天にも通じるような大杉にパワーを貰いました。
 
その後、温泉街へ。
 
今回の目的は山中漆器を学ぶことで、まずはお勧めのショップ「我戸幹男商店」を訪れます。
 
素敵な器ばかりで目移りします。
でも、疑問が浮かびます。
 
山中漆器と言えども、様々な木材を使用し、漆塗りのものも有れば、そうでないものもあります。
 
 
そんな疑問を感じながら、『和酒BAR 縁がわ』へ。
 
店主の下木さんとは日本酒のイベントでご一緒させて頂くことが多いのですが、お店に訪れるは初めて。
 
 
古民家を改装した、いい雰囲気の外観です。
 
 
 
内装もあちこちに日本酒ゆかりの道具があったり、歴史を感じる装飾が施されたりと異空間で、日本酒を楽しみ事が出来ます。
 
 
早速、お任せ3種飲み比べを注文。
 
それぞれの酒を活かした酒器、温度で提供されます。
 
 
更に素材にこだわったおつまみと楽しむことができます。
 
 
杯台で提供される山中漆器の酒杯。
 
そこで先程感じた疑問を投げかけます。
 
 
下木さんの回答は、この地で出来たものは全て山中漆器となるそうで、材料や仕上げも自由。
 
例えプラスチックでも山中漆器となるそうです。
 
特徴は木目を見せること、ろくろで薄く削ることなど。
 
そんな話をしていくうちに様々な酒杯で酒を味わう事に。
 
こんなに酒器を出して貰いました。ここにある全ての器で日本酒を試してみました。
 
酒器と日本酒の関係は奥が深い!
とても勉強になりました。
 
 
片山津では今月は毎日花火が上がります。
花火も堪能して金沢に戻りました。