今から10年前 | クラシックギターの交差点

今から10年前

小野りさを初めて聴いた時、ボサノバのサウンドに一瞬にして惹かれた。

ヴォーカルは囁くように歌い、ギターのバッキングはボサノバ特有のリズム、そしてジャズのテンションコードでおしゃれ。

 

ボクは電話帳を開き、ギター教室に電話をかけまくった。

 

「あの~ボサノバをやりたいんですが・・・教えてもらえますか?」

 

「いやうちではやってないよ」

「あれ難しいでしょ、無理」

 

いくつかの教室にかけてみたのだが全て駄目。

 

習いに行くのをあきらめたのであった。

 

 

つづく