火曜日も朝から曇り空の東京です。ちょっと蒸し暑いですね。最高気温も30℃超えの真夏日に。まあ、猛暑日でないだけマシですね。
ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「地元選手のチームと県外からも選手を集めたチーム、どっちがいいの?」です。
高校野球の決勝戦が行われます。まさかの、金足農業の決勝進出。大阪桐蔭のタレント軍団との対決が楽しみですね。この決勝戦も含めて、100回記念に相応しい試合が多いですね。
なのに、今年は甲子園に行けず残念!昨年まで2年連続甲子園に行っていたのに〜
昨年の甲子園
今回の金足農業は地元の選手ばかりの県立高校。一方、大阪桐蔭は全国の野球エリートが集まる私立高校。監督自らが有望な選手を見に行ってスカウトするとの話。選手の出身も対照的ですよね。どちらのチームにも縁のない人の多くは、心情的に、地元選手でチームを作っている金足農業を応援することでしょう。
いろいろ選手を集めている高校は、あそこは地元以外から集めていると批判されがち。以前は私もそんな風に思っていました。
ところが、自分の息子たちが、当事者になってくると、ちょっと考え方が変わってきます。勝手なんですが・・・
野球をやりたい、高校野球をやりたい、あわよくば甲子園でプレーしたい、そんな中学野球球児の夢を叶わせるためには、地元以外の高校に進学するというのも、ありだと思うのです。
もちろん地元に、自分にマッチした高校があり、そこで野球ができれば一番いいのですが、なかなか、条件的にお互い合わないことが多いのも実情。その条件は、野球の技術だけでなく、頭もそうですし、寮なのか通いなのかとか、グランドは近くなのか、遠いのかなどいろいろあります。
特に東京はたくさんの学校がありますが、土地の問題もあり、野球をできる環境としては、整っている学校は少ないです。学校は東京だけど、グランドは千葉や埼玉ってケースも多いですしね。そうなると何が地元かわからないです。
普通に進学するにしても千葉や埼玉など東京近県の人が東京の高校に行くのは普通だし、その逆もあります。
また、学校も経営ですから(私立は特に)、生徒を集める必要があります。この少子化の時代に学校経営も大変です。そんな中、高校野球で甲子園に出場するというのは、マーケティング効果絶大です。甲子園に出ないまでも、地方大会で上位に行くだけでも宣伝効果があります。やっぱり高校野球は伝統があるので、マスコミ的に注目されますからね。
なので学校側の事情としても、地元以外から選手を集めたいというものがあります。
もちろん、私立でも地元の選手しか取らない高校もあります。今回の出場校でも、花巻東とか前橋育英がそうですよね。
学校側にも生徒側にも、いろいろな考えや事情があり、どれが良くて、どれが悪いとは、言えないのが実情です。それは今回、生徒側の親になってみて、初めてわかったこと。
それにしても、今日の決勝戦が楽しみだな〜。生で見たいけど、仕事で見れません〜♪ 残念!
今日の教訓
一方の見方からの意見に流されない!
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