昨日の快晴の朝から打って変わって、冷たい雨の降る浅草橋。今日は寒いですし、雨もしっかり降っています。
日本でいちばんボタンの事を知る男(自称)。ボタン、ファスナー、生地など洋服の資材を扱う株式会社クロップオザキの2代目社長の尾崎博之(@cropozaki)です。
さて、今日のお話は、「クリーニング屋さんに付属屋ができること!?」です。
昨日、名古屋から当社へお立ち寄りいただいた方々がいらっしゃいます。
名古屋でクリーニング店やコインランドリーを経営している岸岡さんご夫妻。そして、ご一緒に来ていただいた東海機材の永田常務の3名様。わざわざありがとうございます!!
東京でセミナーがあり、その帰り道にお立ち寄りいただきました。
クリーニング関係の方々がなぜ?
それはクリーニング屋さんも洋服を扱う仕事ですし、クリーニング屋さんでもボタンやファスナーを修理用に使うからです。
私もアパレル業界以外に何かお役に立てないかと思っていて、クリーニング業界には興味がありました。
皆さんも割れ欠けていたボタンをクリーニングに出したら、ボタンを付け替えて返してくれたという経験ありますよね。そんなで、ボタンとファスナーに関する問い合わせを以前に岸岡さんから受けていて、今回、当社でできることをお見せしたという訳です。
当社の特徴は幅広い仕入先ネットワークがあるので、いろいろなボタンが手配できるのが強みです。なので、たくさんのボタンを一度に見ることができます。そんなで、まずはボタンのサンプル帳を広げてみました。
しかし、クリーニング屋さんで求めているものは、そうではないのです。シャツの定番のボタンや、お客様の洋服に付いているものと同じ、もしくは、同じようなボタンが欲しいのです。
しかも、ボタンはなるべく少ない個数がいい。サービス的に付け替えているので、一つだけ替える方がコストを抑えられます。
私たちは今までアパレルのお客様ばかりを見てきたので、いかにアパレルの人たちが求めるものを提案、提供できるかばかりを考えていました。なので、扱う資材の幅を広げ、ボタンだけでもたくさんの仕入先さんを持つようになりました。
しかし、クリーニング業界の求めるものは違います。その立場になればわかる事なんですが、想像力が足りませんでした。
また、もう一つ求めるものが違ったことがあります。それは、ボタンに求めるのは値段ではなく、早さ、すぐに欲しいということだったのです。クリーニング屋さんは仕上げの日(納期)が有る訳で、そこに間に合わせないといけない。だからすぐに欲しいのです。値段が高くても、納期遅れになるよりいいのです。
もう一度、当社がクリーニング屋さんにできることを考え直しです!
サンハローの岸岡さん、東海機材の永田さん、どうもありがとうございます!勉強になりました!!
今日の教訓
今日のボタン
ZETTのグラウンドコート。ボタンはドットボタンで、「ZETT BASEBALL GEAR」という刻印入り。それに緑色の塗装が施されています。ベトナム製の製品ですが、このドットボタンは日本製。ドットボタンは機械を使って打ち付けるので日本製だと安心です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。ファッション業界で頼りにされる会社になるべく奮闘中これからもいろいろ情報をアップしていきますので、よろしくお願いします~
◎クロップオザキのネットショップにていろいろな服飾資材を販売中
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