癒しの時間 | NPO法人子どもグリーフサポートステーションのスタッフブログ

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大切な人を亡くした子どものサポート活動を行う、子どもグリーフサポートステーションのスタッフブログです。

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先週の土曜日は、福島グリーフプログラムの日でした。

私は保護者の会でファシリテーターを務めさせていただきました。


今回はクリスマス1ヶ月前ということで、保護者の会では特別に、クリスマスリースづくりを行いました。

以前もブログに書いたとおり、グリーフの状態にある人にとって、イベントシーズンは気持ちが揺らぎやすい時期なので、それに向けて心の準備をすることは大切です。

クリスマスに使える飾りを自分で作っていくことで、少しずつ自分の心も整えていくことができます。

そのため、今回はリーズづくりを行うことになりました。素敵な材料たちは、いつも福島グリーフプログラムにご協力くださっている方より提供していただきました。






こちらは私が作ったものです。
葉っぱやモチーフ、プリザーブドフラワーなどさまざまな材料から好きなものを選び、グルーガンでくっつけていきました。

リーズづくり初心者の私でも簡単に作ることができ、センスがなくてもそれなりに良い感じのリースができたかな?と思います。


今回保護者の会に参加した方々も、リースづくりは初心者でしたが、それぞれに素敵なリースを作っていらっしゃいました。



作業中は黙々とリースを作りながら、ときどきおしゃべりも交えて、和やかな雰囲気の時間でした。

作業に没頭する時間と、ふっと気楽におしゃべりをする時間を行ったり来たりしながら、リースを作り上げていきました。


以前に人から聞いた話だと、人間は普段の生活では、判断力や段取りを考えるための左脳ばかりを使っているけれど、たまには工作などを行い、感性や芸術をつかさどる右脳を使ってあげることで、左脳を休ませてあげることができるそう。

だから、アートや工作など、右脳を使う作業を行うとリラックス効果があるそうなんです。

(うろ覚えなので、右脳と左脳が逆だったりするかもしれませんが、だいたいこんな内容でした…。)


たしかに、今回の保護者の会では、「すごく夢中になっちゃった!」「普段はなかなか何かに没頭することがないから、楽しい」「こういう時間も良いね」なんていう感想が出てきていました。


忙しい毎日を送っていらっしゃる皆さんにとって、癒しの時間になっていたのなら嬉しいです。

できあがったリースは持って帰ってもらったので、おうちに飾って、クリスマスシーズンにむけて気持ちを整えるお手伝いにもなれていたらいいな、と思います。