遺品の整理に悩む方へ | NPO法人子どもグリーフサポートステーションのスタッフブログ

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大切な人を亡くした子どものサポート活動を行う、子どもグリーフサポートステーションのスタッフブログです。

ホームページはこちら http://www.cgss.jp/

子どもグリーフサポートステーションでは、大切な人を亡くした子どものための「グリーフサポート」を行っています。

大切な人を亡くした子どもたちのグリーフサポートプログラムを定期的に行っており、同時に保護者の会も行っています。


保護者の会では様々な話題でお話がされていますが、よく保護者の方から聞くお悩みがあります。

そのひとつが、「亡くなった方の遺品が整理できない」ということ。


亡くなった方が着ていた服や使っていたものなど、いつかは整理しなくては、と思いつつも、遺品を触ると涙が出てきてしまう、とか、捨ててしまうのは辛い、とか、様々な感情が揺れ動いてしまい、結局整理できないでいる…ということがあるようです。

遺品は、もはやただのモノではなく、さまざまな思い出が詰まった大切なものなのだと思います。


それらを捨てるのではなく、形を変えてそばにいてもらうことはできないかな?と考え、ちょっと調べてみましたので、アイデアをいくつか紹介したいと思います。





Yシャツの袖口を使い、小物入れを作ることができます。
作り方は簡単。Yシャツの袖口を切って、側面を縫うだけ。
いつも持ち歩くことができるように、小銭入れや小物入れとして使ったり、
アクセサリーなど大切なものを保管するためのケースとしても。
出典・作り方:http://cfabbridesigns.com/craft-projects/trick-up-my-sleave-coin-purse/#.VjHYTlauPVR





スウェットやTシャツ、Yシャツでクッションカバーを作ることができます。
好きな大きさの四角形に切って、縫うだけです。
出典:http://iemo.jp/31419、
http://matome.naver.jp/odai/2142140893230654801
(こちらのサイトには、クッションのほか、ぬいぐるみなどのアイデアも掲載されています。)




Tシャツを細く裂いてひも状にし、三つ編みをすれば、ブレスレットになります。
いつも身につけておくことができます。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2134026405288826601




シュシュ
出典・作り方:https://handicraft.nanapi.jp/25770




丸く切り抜いた布を重ねてボンドで貼っていけば、お花のコサージュができます。
針や糸は必要ありません。
取り外したボタンをつけてもいいですね。
出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/385706/




キャンバスに貼付ければ、お部屋に飾ることもできます。
出典:http://iemo.jp/15736




ジーンズの裾を切り取り、ブレスレットに。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2140307977729137001




ガラス素材のクリスマスオーナメントの中に、切った布を詰めています。
クリスマス用だけでなく、好きなビンの中に、洋服の切れ端やボタンなどを入れて飾っておくというのもよさそうです。
出典:http://iemo.jp/11462




Tシャツを細く切ってひも状にし、編んでいくことでラグを作ることもできます。
フラフープを使って編んでいるので、お子様と一緒に作ってみるのもいいかもしれませんね。
出典:http://matome.naver.jp/odai/2140456910808633701/2140457205311432003




いかがでしたでしょうか。
ここでは、洋服に手を加えて、そばに置いておくことができるようにするためのアイデアを紹介しました。
遺品を捨てたり、しまっておくだけではなく、形を変えて、いつもそばにいられるようにすると、少し気持ちが違ってくるかもしれません。
もしよかったら、試してみてください。

もし他にアイデアがありましたら、教えていただけると嬉しいです。