仏の顔も…何度あるのか… | 快適な平屋生活

快適な平屋生活

全国で唯一R-2000住宅の実績を持つ全棟C値0.2〔c㎡/床1㎡〕以下の実力工務店で施工
(2009年頃のお話です)
その中でもC値0.14〔c㎡/床1㎡〕という超高気密住宅で省エネ快適生活を実践中

仕事のことは殆ど書かないのだが、近年、余りにも粗悪業者が増え過ぎたため留めておく。


2年前に協議を実施し、必要書類が一部足りずに催促をしていたE社の話である。

今年7月に設備内容が変更になったからと設備の変更図面の差替を依頼してきた。

9月に入り、契約日が決まったとの連絡を受け協議内容の再確認を実施したとき…

設備変更の差替図面と別に協議済み図面の一部が書き換えられているのに気づく。

前回協議した値と異なりますがどうなっていますか?この値では対応できません。

対応不可の理由も説明して、協議をした元の値の設備に戻すようにお願いをした。

数日後、E社は変更した値についての正当性を主張→根本的に間違いがあり却下。

何故、変更しない限り対応できないのかを更に詳しく説明して再度お願いをする。


E社は設備の変更に掛かるコストと契約日の延期を恐れて、何とか認めさせたい。

こちらは、それは明らかに設備不良であり法的にも問題がある。見直して欲しい。

しかもE社の担当者は話をする限り、超ど素人。話の通じる人を出してくれない。

コイツ、何とか延期だけは阻止しろとしか言われてないんだろう…と想像できる。

三度どころか何回やり取りしたろうね…コイツには日本語(話)が全く通じない。

対話にならない。いつも感情は込めずにしれっと内容だけ話すのだが流石に無理…


御社が何を言われようと設備を元の値に戻さない限り、期日の延期は免れません。

御社は期日を優先する余り、コンプライアンス違反には黙認されるつもりなのか。

現状では公衆災害、人身災害にも繋がりかねない設備を容認しろと平気でいうか。

どちらの損害が大きいか想像できるのか。もう一度、よく上層部と話して出直せ。


そのようなことを言って電話を切った。


まぁ、裁判沙汰になろうが敗ける要素は微塵もないが、気分の良いモノではない。

最近はE社の様に法や規程を無視してでも自社の都合を通そうとする業者が多い。

それが一見悪質な業者に見えないのが更に質が悪い。無知は罪よく言ったモノだ。


これを見逃したら、後で沢山の方に迷惑が掛かる。それは妥協できないポイント。

ただ正しい、正しくないと言うばかりではなく、寄添う道は用意をしているのに…

しかし、そこまでに辿り着けないどうしようもない業者もある。E社もその一つ。

他社でも同じことを繰り返すくらいなら、良い薬だと思って痛い目を見ればイイ。

私は、これで地域の安全が守られたと、仕事に対して言い聞かせるしかないのだ。

善か悪かで割り切れていた頃は微塵にも感じなかったが、今は何だか虚しいなぁ。