建築施工 要点チェック問題 その5 | メモ帳2

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3)建具・ガラス工事編(教科書p159162

・建具とは、(木製あるいは鋼・アルミニウム合金製のサッシ、シャッター、扉、および木製の引き違い戸(窓)、開き戸(窓)、障子、襖(ふすま))の総称である。

 

・ドアの種類を4つ挙げよ。

木製(WD

アルミニウム(AD

スチール(鋼) (STD

ステンレス (SD

 

・窓の種類を4つ挙げよ。

木製 (略称はない

アルミニウム (AW

ステンレス (STW

スチール (SW

 

・襖(ふすま)と障子(しょうじ)の違いについての説明。

襖:部屋と部屋との間を仕切る。

障子:部屋と縁側を仕切る。

 

・木製建具には、フラッシュ戸、板戸、(ガラス戸)、(襖(ふすま))、(障子(しょうじ))などがあり、このうちフラッシュ戸は(中骨にベニヤ板を貼り付けた戸)で(軽い)、

板戸は(中骨が多く、ベニヤ板を貼り付けた戸)で(重い)。

 

 

 

・金属製建具には、主に(アルミニウム)製と(鋼(スチール))製がある。

アルミニウム)製は一般に(アルミサッシ)と呼ばれ、(加工が容易)で、(色々な形に対応可能)である。(錆止め)の目的で、(色を着色する)事で表面処理を行う。

アルミニウム)製の建具工事での製品検査項目には、(耐風圧性)、(気密性)、(水密性)、(遮音性)、(断熱性)の5つがある。

一方、(鋼(スチール))製は、(ドア)や(シャッター)に用いられ、(ドア)には(フラッシュ)戸と(かまち)戸がある。

また、(シャッター)には(スラット)式と(パイプ)式がある。

また、リミッターとは、(物に触れると、自動シャッターが停止する)装置である。

 

・建具の取り付け方法について説明せよ。

手順1)水平・垂直の墨出しをする。

手順2)墨より所定の位置に「くさび」仮止めをする。

手順3)窓のアンカーサッシの金物溶接で固定。

手順4)「くさび」を撤去する。

手順5)サッシ周囲の穴に防水モルタルを注入する。

 

SD(ステンレス製ドア)を取り付ける際、最初に行う事は、(くつずりの中にモルタルを詰める)事である。

 

・以下に名前を挙げる各種ガラスについて、特徴を書け。

1)フロート板ガラス

透明で採光性に優れる、厚み3mm5mmが標準。

強度はあまりなく、物が当たると割れる。

 

2)型板ガラス

表面に型模様がある。

 

3)網入りガラス

網をガラスで挟んでいる構造。

防火を主目的とし、割れた時の飛散防止効果もある。

排煙垂れ壁にも使用される。

 

※排煙垂れ壁…建築基準法で定めた防煙区画を構成する防煙壁のこと。火災のときに煙の流動を妨げるように天井から50㎝以上下げた壁。視覚的意味で網入り透明ガラスを使用したものが多く、常時は天井内に収納され、火災時に下りてくる可動式もある。

 

4)熱線吸収板ガラス

可視光線、太陽の輻射熱を吸収する。冷房負荷の軽減に役立つ。

 

5)熱反射板ガラス

可視光線、太陽の輻射熱を反射する。

 

6)倍強度ガラス

板ガラスを加工し、2倍以上の強度をもつ。

 

7)強化ガラス

35倍の強度を持つ。

割れにくいが、破壊された時でもガラスが細粒状になり、危険が少ない。

 

8)合わせガラス

2枚のガラス板の中にフィルムを挟んでいる。

 

9)複層ガラス

2枚のガラス板の中に空気層を設けて、断熱性能を高めている。

空気層は35mm厚とする。

結露防止に一番役立つ。