こんなツイートを見ました。
https://twitter.com/ibr4ii7ca/status/1085056122728267776?s=21
引用されている元ツイートはこちら。
https://twitter.com/821_kaorin/status/1084975885848010752
慢性疲労症候群と訪問看護
詳細がわからないので一概には言えないですよね。
こんにちは。
これ問題なんです。線維筋痛症だけでなく、起こっていることです。契約制度になったはずなのに、利用者の意思が反映されてなく、事業所優位な関係になっています。研究テーマに値するものです。他にもこのようなことになった方はお知られください。
介護分野でも人手不足で同じような状況になっているというリプライもついていましたが、
一旦中止していた訪問看護を
再開しようと、
訪問看護ステーションに連絡してみたうちはもうさせて貰えないと
断られた。違う訪問看護ステーションに
連絡、面会、主治医との話しをして貰ったがそこも断られた。訪問看護も受けれないの?
何を理由に断ってくるの?福祉課に言ってもだめかな?!
このあたりはどうなんだろう?と思います。
わたしが一番気がかりなのはこちら。訪問看護で受けられている点滴の内容です。
https://twitter.com/821_kaorin/status/1084987795007987712
理由がないのに断れるの
でしょうかね?
主治医が遠方で連携が取り
にくいからか、、、でも、今まで引き受けてくれていた訳で。
点滴の、内容が、プラセンタ、グルタチオン、ノイロトロピンだからかな?病気を知らない人からすると美容?とか思いますよね💦😱
この方の訪問看護の内容は他にもあるのかもしれません。
その内容によっては以下の話は全く的はずれになります。あくまでもTwitterだけを見ての私見ですのでご了承ください。
さて、「点滴の内容が気がかりだ」と書きました。
気がかりなのは、点滴は更年期障害の病名で保険適応になるとのことですが、返戻(へんれい)になっていないだろうか?ということです。
返戻というのは月末に締めたレセプトを提出しても審査にかかってしまって差し戻されることです。ざっくり言うと「この状態の人にこの治療は妥当だとは思えませんわ」からの「これは診療報酬として出せません」となり、保険者から医療機関へ診療報酬が支払われないことです(再審査請求はできますが)。
変わった病気だから、理解がないから…というだけでなく、他の疾患やケガで妥当な治療をしていても返戻が起こる場合は多々あります。
今までレセプトが通っていたのに何で?!というのは臨床ではわりとよくあることです。ならば希少疾患ではもっと起こりやすくても不思議ではありません。
慢性疲労症候群でも昔、保険適応で出ていたアスコルビン酸がある時点から出せなくなったということもありましたよね。
ここで考えるべきは、もし訪問看護ステーションで返戻が起こったら、途端に業務に支障をきたすだろうということです。
なぜなら、まず、返戻に対する再審査の手続き、書類作成等に相当なマンパワーが削がれます。再審査が通れば診療報酬は支払われますが時期が遅れます。ですが、総合病院なら多少の返戻による収入の遅れに耐える経営的体力があるものの、数人で運営されている訪問看護ステーションだったらどうでしょう。
保険適応で一回15,000円のお支払いということは患者側の支払いは月6万円、3割負担だとして訪問看護ステーションに支払われる予定の診療報酬は月14万円になります(合ってるかな?)。
これがまるまる入らない、あるいは数ヶ月も遅れるのは訪問看護ステーションにとって死活問題になりませんか。
それも一度返戻が起こると何ヶ月か続く、あるいはその後ずっと認められなくなることもあります。返戻による書類作成で残業は発生するわ、診療報酬の支払いが遅れて資金繰りが厳しくなるわ、大変です。
もしそういうことが起これば、
- 医師の指示書はある
- 必要性は理解できる
- しかし当ステーションで引き受けるマンパワーや経営的な体力はない
という理由で「受け入れ困難」という判断に至ることもあるのではないでしょうか。
訪問看護ステーションは何でも受け入れてくれるわけではなさそう
こういうことが起こるとどうしても慢性疲労症候群などの界隈では「よくわからない病気だからと断られた」「差別だ」という意見が多く出ます。
断る口実としてたしかにそう言われた方もいらっしゃるでしょう。でもそれは表面上の「理由」である場合もあると思います。
じゃあメジャーな病気であれば断られないか?というとそうでもありません。
わたしの母ががんになったとき、自宅療養させるために訪問看護ステーションを探したことがあります。
このご時世、昔に比べたらステーションは激増したから、まあ楽勝だろうとたかをくくっていたらとんでもなかった。
対象地域の一覧には30近くの訪問看護ステーションの名前がありましたが、それぞれの人員数やバックに総合病院がついているかどうか(受け入れ体制があるか)などで条件がかなり異なりました。
母の場合、必要な訪問看護を引き受けてくれそうなステーションはなんと1箇所のみ。
がんほどメジャーな疾患でもそんな状況です。
また、地域によっては訪問看護ステーションの数や、訪問看護ステーションにいる看護師さんの数が少ない場合も考えられます。そうなると、人工呼吸器をつけているなど、より高度な医学的管理が必要な方を優先するのは当然かなと思います。もしあなたのご家族が人工呼吸器をつけていたら…?と一度想像してみてください。
さらに高齢化の進んでいる地域はケアを必要とする人が多く、現時点ですでに需要に供給が間に合っていないことも予想されます。
じゃあどうしたらいいの?に対する答えは個々によって違うと思います。
もしわたしならどうするかな。
「あればいいな、やってもらえたらうれしいな」の内容はすべてやめる、「どうしても必要」と誰もが思う内容だけで訪問看護をお願いしてみるかもしれません。つまり生命維持に必要なケアに絞ります。
なぜかというと、そうすれば断られにくいですし、そうして細く薄くでも訪問看護ステーションとのつながりを残しておくと、いざ悪化したときの対処がスムーズになると考えるからです。
慢性疲労症候群は人によっては何十年にもわたる療養生活を強いられます。
こちらも揉めたいわけではないのですが、高齢化が進んでいく中では様々な制限が出てくるだろうと思います。
地域や医療機関とできるだけ気持ちよくやっていきたいですね。




